「北京」にて排骨飯

先週の水曜日は久々に「北京」へ。前回のランチからずいぶんと間が空いてしまったが、元気なお母さんと、優しいお父さんがにこやかに迎えてくれた。 　この日はなんだか丼物が食べたかったので、こちらでは初めてとなる排骨飯を注文。 　私が座った座席のすぐ後ろが厨房で、扉もないから内部はよく見える。これもオープンキッチンというのかな。 　食材を包丁でトントンと切る音、油で揚げる音、鍋を振る音、それらが背中からシャワーのように降り注ぐ。 　しばらくして運ばれてきたのが、このセット（冒頭の写真）。 　小皿は麻婆豆腐。 　そして、いつもの味噌汁＆ツボ漬け♪　いかにも和食のイメージだよね。これがご飯に合うんだ 　排骨＆青菜はドンブリではなく、深皿に盛られてきた。 　私はこういう容器が好きだね。ドンブリだとご飯の全体量がイマイチ見えずらい。だからご飯と具のバランスがよく分からないまま食べ進めることになり、ヘタすると最後にご飯だけ余ってしまう…なんてことになりかねない。 　でも、こちらのような深皿なら全貌が完全に見えているので安心して食べることができるんだ。 　排骨の断面。 　適度に脂身部分も混じっていて、なかなか美味しい 　青菜の火加減も充分だし、これらをご飯と一緒にかき混ぜたくなるところだが、そこはちょっと待て！ 　 　白いご飯部分は脇に寄せておき、これはこれでツボ漬け＆味噌汁で食べるっていうわけだ。　 　こうすることによって、排骨飯の一部が和食となり、一度に２食分の雰囲気を味わえるのよね。 　ところで、山下町公園（山下公園じゃないよ、関帝廟通りにある小公園）に面して小さな洋風駄菓子屋みたいなのがあるのをご存じだろうか。 　「ハッピークローバー」という店だ。 　先日、何かを調べるためネット検索していたら、なんとこんなＨＰに行き当たった。 　そうだったのね。 　駄菓子屋といえば思い出されるのが水道局営業所の裏にあった「あおき」だ。 　 　お婆さんが亡くなったため、一旦は店を閉めてしまったのだが、その後、建て直しを経て再開したものの、最近はまたずっと閉まったままだ。 　子どもの数が減ってきているし、いたとしても塾などで忙しくて、駄菓子屋に集合！なんていうわけにはいかなくなってきているのだろうね。 　建て直す前の「あおき」 　再開した頃の「あおき」 　ということで… ＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ 　ここからは最近の街の情報です。 　南門通りの街路樹。シルクロード原産の姫リンゴだ。 　真っ赤に熟している。一部は腐り始めたようだ。 　大通りの某店の前で売っていた缶ビール。３００円。 　占い師を募集しているぞ。若いころ、手相占いを勉強していたこともあるから応募してみるかな。 　こんな暗くなってもまだランチにありつける店。 　 　「吉兆」ではこんなインスタレーションな案内も。 　先日から「金福楼」の解体工事が始まったが… 　数日後には、こんな姿に。 　日本酒の銘柄の入った看板♪ 　こういう店にはいい所が多かったなぁ… 　一方、こちらは廣東道に面した「武田屋畜産」。その建物が一つが解体された。 　なんだろう…建て替えかな。 　左側は「隆蓮」、右側は「武田屋畜産」本体。 　その間にあった建物が取り壊されたことによって、奥のビルが見えてきた。 　これは、かつての「均昌閣」だ。現在は京華楼のグループの「桂宮」が入っている。 　 　その「桂宮」がオープンに向けて工事している頃、従業員の募集案内が養生幕に張られていたのだが、その連絡先が金昌商事だった。 　「武田屋畜産」の建物が解体される前の姿は、こちら。 　今回取り壊された建物と「隆蓮」の間に超極細の路地があって、そこを少し入ると「一五一亭」という和食店があった。 　 　嗚呼… 　街がどんどん変化していく… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね