
上海路に新しくオープンした「廣翔記」。5月1日から営業を開始していました。
店名の前に“フカヒレ専門店”なんて書いてあるので、ランチなんかないんだろうなと思っていたのですが、先日、たまたま通りかかったらランチメニューの黒板が出ていました。
■その日のランチメニュー
①八宝菜
②牛肉の細切りと玉ネギの炒め
③鶏の唐揚げ
④麻婆豆腐
⑤麻婆豆腐丼
以上600円
■スペシャルランチ
①フカヒレあんかけ麺
②フカヒレあんかけ飯
以上1280円
さすがにスペシャルランチはフカヒレ専門店らしいメニューになっていますが、600円のランチはありふれたラインナップですね。あまり特徴が感じられません。
で、本日はこの中から「牛肉の細切りと玉ネギの炒め」を注文。味は悪くはないのですが、少し塩が強いかもしれません。高血圧の方には要注意でしょう。逆に、肉体労働者にとっては、ちょうど良い塩加減かも。
ご飯はもちろん、玉子スープもお代わり自由です。腹一杯食べたい方は、オカズがなくなっても、ご飯に玉子スープをかけてもう一杯食べられます。
店内は床、壁ともに木材を多用し、全体的にウッディな感じを出しています。その室内に置かれたテーブルは、ほとんどが2人がけ。おそらくアベック客を想定しているのでしょう。もちろん一人でも、数人でも対応できますが。
この「廣翔記」がある上海路に、もう一軒新しくオープンした店が「大中華」です。5月14日の記事に書きましたが、そこで食べたランチがやはり「玉ネギと牛肉の炒め」。
↓これが「大中華」のランチです。

玉ネギが先か、牛肉が先かの違いはあるものの、メニューとしては同一です。オープンした日も4月28日対5月1日と、ほとんど同じ。
両方のランチを続けて食べに行くことができたので、同じ種類を注文してみたわけです。
牛肉と玉ネギの炒め対決! 「廣翔記」 VS 「大中華」 となりました。
塩分の問題はあるにしても、料理の味的には僅差で廣翔記でしょう。ただしボリュームが少ないので、これを考えたら判定では引き分けか。
スープに関しては大中華の勝ちです。廣翔記の方はお代わりができるといっても、玉子スープですからちょっとね。
お値段は30円差で廣翔記の勝ち。
店の雰囲気はどうでしょうか。大中華の方は庶民的な感じがしますが、廣翔記の方は少しグレードが高いような雰囲気です。
接遇、サービスは廣翔記の判定勝ち。「スープお代わりしますか?」とか、お茶がなくなれば「どうぞ」とポットを持ってきてくれます。
取り皿に関しては大中華のKO勝ち。廣翔記は取り皿が付いてこないので、お店の人に頼まなければいけません。それに対し大中華は、最初からテーブルに4枚も置いてあります。さらに料理とセットの大型スプーン。これも廣翔記のには付いていません。だから複数で行った場合、お互いに取り分けて食べることが難しい。
忘れていましたが、杏仁豆腐は廣翔記のKO勝ちです。トロトロタイプで美味しい


■屋号 廣翔記
■住所 中区山下町188-1
■電話 045-212-1658
あったようです。
大中華はセットメニューの方に、廣翔記は
通常メニューに店の名前を関した名前で
出てました。
こちらの対決も面白いかもしれません。
まだ詳しくデータを収集していないのでなんともいえませんが、どこか似ているのです。
この4,5月にオープンした3店に共通したものがあるような気がします。