中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「北京飯店」にてランチ そしてカレーライス

2006年02月21日 | 中華街(大通り)

 朝陽門(東門)の真横にある。中華街の中で、いちばん山下公園に近いお店だ。前身は東京の大雅楼で、昭和30年頃、中華街に進出してきたという。
 北京飯店といえば北京ダック、小籠湯包が有名で、ちょっとお高い店というイメージがある。当然ランチなんかないものと、勝手に思い込んでいたのだが、今日、ここでもランチをやっていることを発見した。


 入り口近くのガラス窓に、写真のような「ランチタイムサービス」の表示が出ていたのだ。結構、高い位置に貼られているので、今まで気がつかなかったのだろう。
 だが、料理のメニューはおろか、値段も書いてない。もしかしたら、アワビとかフカヒレなんかを使っていて、2000円、3000円くらいするのではないだろうか、といった思いもする。そうは言っても、中華街ランチ探偵団としては入らないわけにはいかない。意を決してドアを開けた。

 着席すると、女店員がメニューを持ってきた。ランチは1000円と1500円ということで、少しホッとする。1000円と1500円の違いは、食材のようである。後者は牛肉やエビ、貝柱といったものを使っているのだ。迷ったあげく、1000円ランチの中から酢豚を注文した。
 緑茶を飲みながら周囲を観察する。1階フロアは40人くらい入れそうだ。テーブルやイスには、それほどの中華色がない。大通りに面した大きな窓ガラス越しに、朝陽門下を往来する人々がよく見えるのが、いちばん中華街らしさを感じさせるところだろうか。


 まず、漬物が出てきた。野菜の甘酢漬けとザーサイがセットになっている。甘酢漬けは定番の人参、キュウリのほかに白菜があった。普通、これは大根なのだが、ここで特色を出しているのだろうか。
 やがて、その他のものが一気に出てきた。スープは少量だが、コーンの味がしっかりしている。特製ドレッシングのかかったサラダ(蒸し鶏・チャーシュー・レタス・キュウリ)も美味しい。メインの酢豚は少量に見えるが、肉片を数えてみたら14切れもあった。野菜はオーソドックスな玉ネギ・人参・ピーマンだ。甘酢の味はしっかりしているものの、ピーマンが炒め過ぎというのは減点。
 ほかに副菜として南瓜の煮物が付いていた。これは和風の味付けで美味しかった。


 食後にはコーヒーがつく。


 別な日にカレーライスを食べに行った。


 牛ヒレカレーライス♪ 牛肉と玉ねぎという最強のコンビだ、まずいわけがない。
 サラダでも付けばもっと嬉しいのだが…。


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