
新港ふ頭がまだ港湾施設として機能していた頃、昼休みになると私はよく埠頭を散歩していた。場内にある古くて美しい建物は何回見ても見飽きることがなかった。![]() 25年前に撮影した「横濱新港倉庫」。あちこちの窓ガラスが割れていたので、このころには既に使われなくなっていたようだ。 ![]() 横浜市港湾局新港ふ頭受電所。1階と2階を通す縦のラインがいくつも並ぶデザインから見て、この建物は昭和初期の建築と思われる。。 ![]() なんとも言えぬ可愛い建物♪ ![]() 左側の軒下にこんな薄れた文字が書かれていた。 PIER SUPERINTENDENT OFFICE ふ頭管理事務所だったのかな。それにしちゃあ、小さすぎるよね。監督官の事務室かなぁ… ![]() スクラッチタイルが貼られていた。ということは、これも昭和初期の建築物のようだ。 ![]() 1981年ころの新港ふ頭。 ![]() 2007年のハンマーヘッドクレーン。 むかしはフィルム代や現像代を考えると、日常の何気ない風景なんて撮影できなかったから、写真をあまり撮っていなかったのが今になって悔やまれる。 しっかり記憶に留めたと思っていたのに、最近は頭もモウロクしてきたせいか、だんだん心の中の画像が消えかかってきている……。 ![]() |
2人組のやんちゃな刑事が主人公のドラマを撮影していたころの横浜が、被写体としては面白かったような気がします。赤レンガ倉庫の辺りとか、入れるようになったことは良いんですが、観光地化が進み過ぎてしまって、ファインダーを覗いてもイメージが湧かないんです。
1993年の撮影だから、今から26年前です。
インターコンチネンタル以外は、ものすごい変り様です。
新港埠頭に入る前の万国橋際にあった万国橋ビル。
よくテレビドラマの撮影に使われていました。
警察署の設定だった。
赤レンガ倉庫に白いペンキの落書きがたくさんあった頃が懐かしいです。
ちょっと怪しくで危ない感じが良かった。。。
貨物線の線路も、レトロな公衆便所も、船員の生協も、倉庫も・・・みんな消えてしまいましたね。
中華街も「濱マイクシリーズ」ではヤバイ町になっていましたが、たしかにあの頃はそんな感じが残っていました。
昔の新港ふ頭、懐かしいです。
私は船が好きで、高校生の頃(昭和50年代の初め)カメラをぶら下げてたびたび新港ふ頭に船の写真を撮りに行っていました。土曜日なんかは、荷役の車両が走り回っていたのを思い出します。
新港ふ頭の中の写真をもっとたくさん撮っておけばよかったと、悔やんでします。
いい被写体があったのに。
同じように山下ふ頭も。