中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

ノース・ドックの揚陸艇部隊

2023年05月02日 | レトロ探偵団

 横浜ノース・ドックというのは、米軍が軍事物資の輸送拠点として使用しているノース・ピア(瑞穂ふ頭)にある。ここは、いまだに接収されたままなのね。ちなみに戦後の接収時代には、大さん橋はサウス・ピア、新港ふ頭はセンター・ピアと呼ばれていた。
 さて、冒頭の記事(2023年1月13日)は「ノース・ドックにおける米軍の小型揚陸艇部隊の新編」を伝えているのだが、これに対して横浜市長はこんな風にコメントを出した。
 『瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックの早期返還を求めている横浜市としては、遺憾と言わざるを得ません』と。


 1月15日の記事。横浜市のホームページに掲載された市長のコメントが、ここでも紹介されていた。


 4月15日の記事。部隊は280人編成で、配備済みの13隻の船舶を使うという。


 瑞穂ふ頭(ノース・ピア)に停泊する得体のしれない船舶。


 なんだろう、この船は。


 これが小型揚陸艇だね。
 横浜市のホームページによると、
 南西諸島を含む所要の場所に迅速に部隊・物資を展開
 ヘリや輸送機と比較して大量の物資の輸送可能
 港湾がない場所や港湾が破壊された場所でも接岸可能

 
 さらに、南海トラフ地震等ではこんなことが想定されている。
 小型揚陸艇により被災地に大量の支援物資を輸送
 小型揚陸艇により東京(江東区)に所在する多数の帰宅困難者を横浜に輸送


 なんで江東区だけなんだろう? 大地震の時は津波が押し寄せてくるのに、こんな船舶で人間を輸送して大丈夫なのか?
 なんだか、取ってつけたような使用例だね。本来の任務は、上段に書かれている「南西諸島を含む所要の場所」有事に備えることなのだろうね。

 と、ここまで書いてきて、昔の村雨橋での出来事を思い出した。


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