11月25日、しでんほーる連続講座が開催されました。今回のテーマは「堀割川の今と昔~市電の走る堀割川の風景~」。 堀割川というのは市電保存館のすぐ近くを流れている運河です。 講師は埋め立ての専門家である田中氏。 今回の講座で『横濱堀割埋立由来』という史料があることを初めて知りました。帰宅してから調べてみると…… ありました、国立国会図書館に。デジタルコレクションの中に入っていました。 でも、読むのが大変そう…… もっと読みやすいのがないかと思い、横浜市中央図書館の蔵書を検索したら、こんなのがヒットしました。 よこれき双書 『新輯横浜地名案内』(石井光太郎/編) その内容が少しだけ載っていました。 横浜地名案内 森田友昇著(明治8年刊の複製) 横浜新誌 初編 川井景一著. 横浜堀割埋立由来 大原邦三郎編. 解題 こっちの方が良さそうですね。そのうち、借りてこようと思います。 伊佐衛門橋。初めて聞く橋名ですが、やはりコチラの方のHPにも少しだけ出ていました。 さて、講座終了後は、たまたまホールに居合わせた仲間と一緒に磯子の下町探検に出かけました。 そこで発見した「水洗検査済証」! 汲み取り式から水洗式に転換した時のものでしょうかね。昭和40年代にはシールでしたが、これはスチール製。もしかしたら昭和30年代のものかもしれません。 ここには昭和30年代風の長屋が建っていたのですが、それらはすべて解体されていました。 長屋があった頃の風景。 その向かい側にあるレトロな「大塚理容店」。 いい感じだなぁ。いつか入ってみたいと思っているのですが、なかなか入れない…… ということで下町散策のあとは浜マーケットにてお買い物。北海道産の百合根がお買い得でした。 さて、この日の講座が開催された市電保存館の先には、昔、根岸監獄という刑務所がありました。田中さんの説明の中でも少し触れていましたが、関東大震災のことに関してはあまりお話がありませんでしたので、参考におもしろいサイトをリンクしておきます。 だれが小学生の作文を改ざんしたのか:検閲、震災、虐殺、発禁本 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
迷いながらだと大変ですね、距離が長くなって。
それはともかく、歩いていて楽しくなる町です。
昨日も歩き回ってきました。