中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

不要不急の花見@柏尾川

2020年04月11日 | 食道楽紀行(日本国内編)

 3月26日のことだが、作治さんから花見に行こうというお誘いがあった。この時はまだ緊急事態宣言が出ていなかったのだが、世間的には不要不急の外出は控えた方がいいという雰囲気だった。しかし、広い空間で人がまばらなら大丈夫だろうと思い、戸塚駅で待ち合わせて花見を挙行することにした。

 私は時間どおり改札口に到着した。しかし、作治さんは相変わらず集合時間には来ない。電話をすると「今、横浜駅を出たところ」だと言うではないか。こりゃあ、まだまだ時間がかかるな、あと20分は待たないとダメかもしれない、そう考えたら持参している飲み物が気になりだした。

 「う~~、もうやっちゃうか…」

 ということで、駅構内の物陰で缶ビールをプシュッと開けてしまった♪
 通路を歩く人たちは皆さん、マスクを着けている。そんな光景を見ながら花見ならぬ“マスク見”で一杯やっているうちに作治さんが現れた。

 さて、戸塚駅から柏尾川へ向かう途中、路肩にこんなお社があった。(冒頭の写真)


 石碑には「旭弁財尊天」と彫られている。この近くには旭町通商店会というのがある。昔はもっと広いエリアだったと思うのだが、再開発で現在のような状態になり、もしかしたらそこにあった弁天様がここに移動させられたのかな、なんて思いながら先を行く作治さんを追いかける。


 柏尾川の桜は七分咲きくらいだった。


 風もなく絶好の花見日和だったが、さすがに人出は少ない。


 絶壁のような護岸ではなく、人々は草の生えた土のある川辺に降りることができる。やっぱりこういう川はいいよね♪


 まずはインドの青鬼で乾杯!
 このあとはサッポロビールや宝焼酎を呑みまくる。つまみはコンビニで購入したものだったが、それなりに宴会メニューとしては充分であった。

 呑みながら昔の思い出などを語り合うと、話題はどうしても、ここで偶然出会ったKさんのことになる。彼は数十年前、われわれがバイカル湖キャンプに参加したときの団長だった。帰国後はしばしば会ってはいたのだが、20年ほど前から音信不通になっていた。そんな彼とここ柏尾川でバッタリ再会したのは2010年、季節は今と同じ桜が満開のころだった。

 結局、その時はたいして話もせず別れてしまったのだが、とりあえず年賀状の交換は再開することができるようになった。
 しかし、あれから一回も会うことなく、数年前、奥方から喪中ハガキが届いたのだった。

 合掌


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2 コメント

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Unknown (ミドリムシ)
2020-05-14 15:39:14
川面に映えるインドの青鬼。。。すいかさんのお写真を拝見すると疲れも吹っ飛んでしまいます。
返信する
Unknown (管理人)
2020-05-15 12:43:09
>ミドリムシさん
この日は疲れました……
しかも転んだりして……
返信する

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