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中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「景珍楼新館」にて初ランチ

2015年10月13日 | 中華街(大通り)

 昨年11月、「廣新楼」跡に「景珍楼新館」がオープンした。

 本店は西門通りにある。この本店ができたのは10年ちょっと前くらいだったろうか。
 
 その後、新杉田や茅ヶ崎にも支店を出し、今回の「新館 大通り店」が5店舗目となるようだ。
 すごいスピードで拡大しているんだね。

 さて、その新館ができてから一度も足を踏み入れていなかったのだが、この夏、初めてランチを食べに行ってみた。


 選んだのは「揚げ豆腐の家庭風辛子煮」。家常豆腐のことなのかな。
 16時までランチタイムというのがうれしい♪


 料理はお盆に載せられて、ご飯・スープ・漬物・杏仁豆腐まで一挙に運ばれてきた。
 やっぱりデザートは食後に出してほしいのだがね…


 料理の拡大。
 揚げ豆腐より肉や野菜の方が多いみたい。

 でも、なんだか記憶に残らないなぁ。やっぱり、自分は揚げ豆腐の多いタイプが好きだからかな。


 メニューを見ていたら、こんな焼きそばが出ていた。
 溶き卵で焼きそばを覆って、具や麺を見えなくしているアノ焼きそばと違い、こちらは玉子が麺の下に敷かれており、隠しごと無し、全てを見せている

 ここからはオマケ情報ね。
 先日、押入れを整理していたら、こんな本が出てきた。


 神奈川新聞の記者だった白神義夫氏が書いた『横浜の味』(昭和51年発行)。
 40年近く前の情報が満載の本である。
 中に掲載されている写真が興味深い。その当時の中華街を自分は見ていたはずなのに、全く記憶にない店が載っているのだ。


 人物が描かれた一番左の店は「聘珍楼」。
 その隣が「留仙閣」。今は南門通りにあるけど、当時はここにあったんだね。その「留仙閣」が出ていったあとに入ったのが「天壇」だった。そして最近は「双喜餅家」というのが入っていたけど、現在は空き地に。

 そしてその右が「海源楼」。今は食べ放題の「龍江飯店」だ。
 その隣は「揚州飯店」。今は食べ放題の「萬金楼」。
 その隣が焼豚の名店「有昌」。今は「龍翔」。なんだか発音が似てるよなぁ…


 これがまったく記憶にない「華勝楼本店」。
 なにかの間違いじゃないかと思うでしょうけど、「謝甜記」の並びにあったんですね。
 今ここには「華正楼」が入っているからややこしい。どちらも「かしょうろう」と読めちゃうからね。
 

 確認のために当時の地図を広げてみた。


 確かに「華勝楼本店」とある。


 皆さんがよく知っている「華勝楼」はずっとここだ。「萬珍楼」の隣。


 「重慶飯店別館」。今も同じ場所にある。
 食べ放題・呑み放題で2000円だったのね。

 なかなか面白い本だった。
 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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面白いですね (tttttakashi)
2015-10-14 01:27:51
北京飯店は善隣門の近くにあったのですか?
場所が変わって続いているお店を見ると
頑張って経営されているんだなあとちょっと感動します。
食べ放題ブームが過ぎ去ったら
多くのお店がまた入れ替わるのでしょうね。
返信する
昔は (酔華)
2015-10-14 05:55:01
>tttttakashiさん
大通りにもいろいろな店があったんですね。
同發新館の向かい側には八百屋・肉屋が並んでいました。

長いスパンで街を見ていくと、
必ず変化しているのが分かります。
食べ放題もいつか消えて、他の何かに変るのでしょうね。
返信する

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