魚を発酵させたパラーを使ったイサーン料理、ソムタムパラーは、好き嫌いが別れます。
パラーは臭いもあるし、独特のクセもあるけど、ソムタムタイの様に甘くないし
酒飲みにはいい酒の肴にもなる。
ソムタムパラーを知ったらソムタムタイに戻れないよ(笑)
このソムタムパラー、臭い(私にはいい香りw)はあるけど美味しいし、
こんなものなのかぁと、バンコクや日本で食べてました。
ところが、ノンカーイに住む友人が
「バンコクのソムタムパラーは臭い。
ノンカーイのソムタムパラーは臭わないし、かつお出汁の味がする」
と言うんです!
え?パラーって普通、臭うよね?
もうノンカーイのソムタムパラーに興味津々!!
で、友人が連れて行ってくれた、セーブサドゥート แซ่บสะเดิด at หนองคาย
お店の名前は、美味しくってほっぺたが落ちるというような、イサーン語のフレーズらしいです。
私のパラーの概念を覆す美味しさだったので、紹介したいと思います。
ソムタムパラーの概念が変わった。
自家製パラーは臭わないまろやかな味。
この写真がその店のソムタムパラーなんですが、一口食べてビックリ!!
いつも食べてるソムタムパラーじゃない・・・
まず臭みがないし、本当に魚のだしの様な風味がして、まろやかな味なんです。
パラーは自家製だそうです。
パラーが苦手だって人にも食べてもらいたい。これなら食べれるんじゃないかな?
盛り付けもセンスが良くて、ソムタムの上に乗せたかぼちゃの種?もいい感じです。
(追記:かぼちゃの種でなく豆だそうです。)
ソムタムパラー
その他にソムタムカオポート(ともろこしのソムタム)カイケム(塩卵)入りもオーダー。
知らなかったんですが、カイケムは細かく潰して、とうもろこしと混ぜ合わせて食べるそうです。
そうする事によってカイケムの塩気ととうもろこしの甘みが混ざって、バランスのとれた味になります。
今迄、塩卵は別に取って食べてたよ・・・
ソムタムカオポート
センスが光るひと手間かけたメニューの数々。
付け合せの野菜にもアンチャンの花があるだけで、グッと華やかで美しくなります。
氷入れのシルバーの器が素敵だと言うと、コップも同じものに換えてくれました。
同じ食事をするのでも、器や盛り付けがいいと女性はテンションが上がります。
外観・店内
また店内の雰囲気もいいんです。
コーナー左に水道場があるんだけど、洗面ボールもいい感じです。
テレビの取材も来たそうです。
メニュー
家から近かったら、通いつめちゃうのになぁ。
ノンカーイへ行った際は是非、食べてみて下さいね。