とことこ、歩いていると轟音がしています。
音が近づいて、ここだってところから近づいてみた。
砂防ダムがあって、かなりの水量が放出されていました。
この沢は昔、かなり暴れたのでしょう。
立派な砂防ダムのおかげで、その後は、河川の被害、下流の田畑や人家などへの被害を防いでくれているようだ。
ここまで来るのに、砂防ダムが出来る前の川の増水で流されてきた古い大木などが、河川の周辺に、あちこちにある。
水の力はすごい。
と思いつつ、自分はテフテフ歩いて、どんどん高度を上げていく。
ひざが悪いので、ゆっくりとね。
森の香りがいい、かなりのリラクゼーション。
なんか沢の方とは、かなり高度差がある。
とある貯木場で見た、チューリップの標識の部分だけが少しだけ見えていたので起こして見たら・・・
こんなになっていた。
安全作業を促す、看板だったんですね。
チューリップの花と葉と上手く作ってあります。
謎だったチューリップの標識のことが、ここで判明するとはね。
標識ではなく、看板でしたが・・・
それにしても、状態が良すぎる。
あとで、見つけたときと同じ状態に戻しておきました。
青森営林局とあるし、文字の書体が古いし・・・
文字の書体から年代が割り出せないかな!?
「今日も・・・」の「今」、「安全・・・」の「安」の文字に特徴があるよね。
昭和初期っぽいんだけど。
所轄の営林署の名前が入っていないので、
青森営林局、直の事業と言えば・・・
これって津軽森林鉄道に関係有るのかな!?
他にも看板らしきものがあったが、傷みが酷かったので触れていない。
状態がよければ何かしらの情報が得られたかもです。
紅葉が綺麗だ。
道は、山林を管理する人が、たまに入っているくらいじゃないだろうか!?
わだちは水が流れていて落ち葉が流されている。
なので、車両の出入りで、タイヤ跡に落ち葉が無いのとは違います。
ちょっと、奥に来過ぎたかな!?
このよう小さな清水が集まって、大きな沢になっていく。
来る途中、いくつもありました。
綺麗に削られた岩肌が露出している。
削り方が2段になっていて色も違う。
元の林道時代のものから林道整備でさらに削ったものとの違いか!?
周辺が、ほぼ同じ高さに見える。
この林道の最高部あたりに来ているようだ。
しかし、何もないなぁ~
しかし、注意深く見てみると、治山治水は、あちこちしているようだ。
途中、大きな滝のような音がしていたが、最初に見た砂防ダムより大きかったのかもです。
近づけなかったので、確認できませんでした。
写真中央に白く見えるのも、砂防ダムだと思います。
ここは、何号ダムかな!?
山肌が露出している白い部分も、落石防護ネットが張られているようです。
写真では解りにくいです。
しかし、いたるところに工事箇所があるが、どういうルートで入っていくのかわかりませんが、
こういう険しい現場での作業は大変だと思います。
こういう工事をしていかないと、地形がどんどん崩れて、最終的には地球温暖化を促進してしまう結果になるので、森林を維持していくのは大事です。
道が下っていく感じだ。
もっと先に行きたいのだが、時間的に無理ですね。
今日は、このへんで終わりにします。
帰り道の途中です。
来るとき見落としていた支柱が2本。
普通の鉄柵の支柱かと思っていたが良く見ると・・・
サイズからして、トロッコ用の廃レールのようだ。
この下は、とんでもないガケになっていて、この直下の沢まで何もないという、
とんでもない場所でした。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
景色が良いからと近づいてはいけないポイントだね。
これ、岩盤がくりぬかれているトンネルのように見えるのですけど・・・
津軽森林鉄道とは関係があるのだろうか!?
今日は林道散歩で軽装だ。
山菜採りや、津軽森林鉄道の遺構探とかの目的ではないので装備はしてない。
重装備していたとしても、行く気になれません。
近いようで遠いし、歩行ルートが見えない。
これは、冒険家の隊長「W君」の知恵と技術が必要かも・・・
だけど、冒険・探検・ミステリーハンター ネタ には、弱いかな!?
今シーズンは、ぼちぼち山歩きを終了しようと思う。
しかし、下草が枯れて、木々の葉っぱが散って視界が開けるので、
調査にはもってこいの条件が整う貴重な短い期間、これから雪が降るまでの間、
津軽森林鉄道遺構探しの黄金タイムなのだが・・・
これからは、冬支度に色々と時間をとられちゃうんでね。
情報をまとめたり、装備も充実させて、来シーズンも活動したいと思う。
=へばまんだのぉ~=
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます