直6BEAT主義MarkⅡ

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五所川原林道(味噌ヶ沢支線) その②

2013-09-23 12:54:31 | 津軽森林鉄道

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飯詰貯木場付近。

五所川原林道と、味噌ヶ沢支線との境目ともいえる場所だ。

味噌ヶ沢へと行く現・林道は、右に曲がってすぐに左に曲がって入っていく。

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軌道跡と思われるところは、真っ直ぐ進んでいる。

しかし、その先はこのように切れている。

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その先を確認してみた。

台形の道床がハッキリと解る。

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道床がここで終わっているのは、 ここには大淵川が流れており、

ここを渡って進むための、大き目の橋が掛かっていたようだ。

しかし、川は改修されており、橋脚跡などの遺構は見当たらない。

木橋だったのか!?

プレートガーター製だったのか!?

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進んでいた先と思われる川の向こう側は、草木が邪魔で良く見えなかったが、

奥のほうに笹薮があり、何か道筋のように見える。

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周辺を観察してみると、道筋があった裏手に行けそうなラインがあった。

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かなりぐるりと迂回して歩き進むと、大淵川の右岸に出た。

途中の場所から、橋が架かっていたと思われる場所の横を写真に収める。

川が改修されて川幅が小さくなっている。

当時は、道床が終わっているところまでの、

かなりの川幅があったことが理解できる構図だ。

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裏手に回る事が出来た。

先ほどの道床が、川を挟んで向こう側に見える。

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向こうから真っ直ぐのラインを結ぶと、左側の道なのだが、

かなりの勾配があり、その先で左に90度に曲がり斜面を上っている。

これは軌道跡ではない。

右の笹藪に見えている部分を良く観察したら、自分の背を越えるほどの台形状の盛り土なのだ。

こちらが道床で、軌道跡ですね。

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少し進んで、振り返ってのバックショット。

左の笹薮に見えた盛り土が道床だと、この前にある大淵川を越えて、先ほどの田んぼの中にある道床との高さが一致する。

ここから見ると、橋は川に対して斜めに架けられていたことになる。

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道床が続くその先の、左横の道を進んでいくと高さが逆転する。

軌道跡と思われるところは、掘割になって大淵川の右岸を進んでいた。

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100mくらい進んでから、振り返ってのバックショット。

軌道跡と思われる掘割の中は、湿度が高い雰囲気だったので、歩いて進むことを懸念した。

長靴も履いていたが、ぬかるみを進むよりは掘割の高い部分を伝って進んでみた。

すると、右手の方から人の声が聞こえてくる。

畑が見えた。

畑に侵入しているわけではないが・・・

変なところを歩いているわけだから、通報されてもイケナイ。(´▽`*)アハハ

相手に気が付かれない内に、撤退しました。

この先は、また大淵川を渡って、現・林道に合流するポイントがあるはずと予想していたが、それを確認できないのが残念だ。

次の機会があれば実地踏査してみたい。

現・林道に戻り、合流ポイントと思われる場所に行ってみたが、ハッキリとここだと思われるところは発見できなかった。

このような近隣に住宅のある場所で、橋が架かって進む軌道跡と思われる場所が確認できただけでも、十分な収穫と思ってよいだろうか!?

Photo

赤の点線が、今回確認した付近です。

=へばまんだのぉ~=


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