SONYのCDラジカセ 02年製
安かったんで、ゲットしました。
CDもラヂオもカセットも問題なし
だけど、右のスピーカーに問題あり。
復活させることが出来ると、根拠のない自信で買ってしまいました。
アウトドアーで使うために用意しました。
といっても、D.I.Yなんかするときに、いままではトランジスタラジオで、FMラジオ放送を楽しみながら作業をしていたのです。
それだと作業中の機械操作時は、音がかき消されてしまいます。
スピーカーの口径が小さいのと、エンクロージャーがない構造なので、音の帯域が狭く、音質や音量はそれなりです。
そこで、もっとご機嫌な音で楽しめるように、CDラジカセを前にゲットしたはいいが、屋外で使うにはもったいなくなり、部屋専用にしてしまいました。
そう、DodecaHONE CD のCDラジカセだ。
無骨なかっこよさがあり、昔のモノって、部品がいいものを使っていて値段も高かったが、大きくって、音もよく、一回、外に出して使いましたが、汚してしまうのは忍びなくて・・・
今回ゲットしたCDラジカセは、実際に音を出して確認してみると、右側のスピーカーがビビリ音を出していて聞くに耐えないのです。
問題ありなのを承知で買ったわけだが、ビビリがこんなにひどいとは思っていなかったんです。
ボリュームを相当大きくしなければ、気にならないレベルだろうと、ふんでました。
オイラがふまれてしまったぞい。
それで、分解修理のためロングなプラスドライバーを準備しました。
グリップから先が300mmなのだ。
前回に用意したものは150mmのドライバー。
それでDodecaHONE CD のCDラジカセ分解しました。
今回のCDラジカセは、もっと長くないと届かないところにビスがあるのだ。
200mmもあれば十分なのだがちょうど在庫が切れていて、300mmを買ってしまったが、最初に長いのが必要なときに買っておけばよかったと、今思うのでした。
さっそく分解!!
余裕で、奥底のビスに到達。
フロントパネルを外すことが出来ました。
中はぜんぜん汚れがありません。
使われていた環境がとても良かったようです。
タバコを吸われる方の部屋で使われていたのならば、えらいことになっていますから・・・
女性が好むようなデザインや色ではないので、学生さんが使っていたのかな!?
スピーカーのエッジが破れている最悪な状態かと・・・
ではなかったです。
当初の予想通り、スピーカーのコイルがマグネットと接触している音でした。
過大入力で壊れると出る現象ですね。
このCDラジカセは、
DoDeCaHORN(ドデカホーン)ではないのです。
そのかわり、MEGABASE(メガベース)という、低音増強機能があります。
DoDeCaHORNほどの低音は出ませんが、やんわりと低音が効いてるという感じです。
ボタンがあり、MEGABASE機能をON・OFFするだけでレベルをリニアに変えることは出来ません。
おそらく、MWGABASEを効かせて、大きな音を出し、スピーカーが破損となったのかな。
勝手に推測しましたが・・・
このスピーカーは、補修部品で入手可能なのだとは思う。
だとしても、お金をかけて修理したんでは、安く手に入れた意味がなくなります。
私流の強引な修繕方法です。
ティッシュを詰めて、コイルの位置を修正するのだ。
そうすることによって、マグネットとコイルの接触をしないような位置関係にします。
たまたま、うまくイッタんですけどね。
ボリュームを上げてもビビリが出なくなりました。
高音域がほんの少し弱まったかな!?ってな感じ。
音量は左側と聞き比べても判らないほど、すばらしい調整が出来ました。
言わなければ、絶対判らないレベルです。
キャッホ~イ。
これは、02年製の割には、あまり古さを感じないデザインだが、ティッシュを詰めたスピーカーで復活したCDラジオカセットコーダーですから、外で使うのも気になりません。
いや、ちょっともったいないかも・・・
=へばなぁ~=