広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

遅まきながら「起業家」を読みました

2013-07-16 06:10:29 | モチベーション
土曜日、一気に読みました。



この本は
藤田社長が
自分が立ち上げたサイバーエージェントのビジネス基盤を
広告代理店事業から
メディア事業へと
移すことを目指し、悪戦苦闘する様を描いたものです。

「メディア事業を目指す」とは収益逓増型のビジネスモデルを目指すということ。



今でこそ、サイバーエージェントは
誰もが認めるアメーバブログ、ピグ等という自社メディアを所有していますが
それらは全てここ5、6年で構築されたもの。

それも、目指した段階では、事業のアイデアも当てもなく、
あったのは「メディア事業を目指す」という思いだけだったとのこと。

この本でその舞台裏を知り、改めて驚きました。



藤田社長の目指した「収益逓増モデル」は
広告代理店ならどこも考えている共通のテーマだと思います。

私の会社でもそれこそ5~6年前からずっと、
広告会社は今のビジネスモデルでは生き残ってはいけない。
だから、新しい事業基盤を作らなくてはいけない。
と考えています。

しかし、私の会社の事業基盤は、何も変わっていません。



この差は、圧倒的に大きいです。





この本を読んで思ったことは3つ。


1)私(の会社)でも、本気で目指せば、「収益逓増型の事業基盤が作れる」ということ。

※何しろ、藤田社長は「0」からそれを、ここ数年で作ったのですから。


2)但し、それを成し遂げるには、今の仕事の進め方ではダメだ、ということ。

※何しろ、ここ数年で私(の会社)は何も変わっていないのですから。
今のままの質量の「努力」では永遠に変わらないと思います。


3)そして、(1)(2)が、果たしてサラリーマンにできるのか、ということ。
(やる意味があるのか、とも言えます)

※この本では「自分が起業家だからできた」という自負をビンビンと感じます。




素晴らしい本でした。

感謝。





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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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