広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

【新規クライアント獲得】中小広告代理店に氷河期到来

2010-11-16 07:02:13 | 営業
ここ10年の間に、

新規獲得のハードルが思いきり上がったと思う。



営業の電話をしても

「予算がフィックスしてるので」

「お会いしても見込はないので」

とほとんど門前払いのケースが飛躍的に多くなった。



10年前までは

少なくとも会うところまでは結構な確率でいけたのに・・・。

以前は

われわれ中小広告代理店の営業にとって冬の時代だな、と思ったけど

今は

遂に氷河期に突入したのかもしれない(笑)。




ここまでハードルが高くなった

一番大きな理由は、

クライアント側に余裕がなくなったことだろう。



・宣伝予算の削減。

・宣伝部門の人員が削減。

・予算管理の厳格化。

・コストパフォーマンスの追求。

・不要な扱い代理店の整理

 ・
 ・
 ・

クライアント担当者からすれば、

既存広告会社の数と扱いを圧縮し、

且つ

コストパフォーマンスを上げることに

頭を悩ましているのに、

新規の広告代理店からの電話を受けている場合ではないのである。







だからと言って、

われわれ中小の広告代理店は、

新規獲得から目をそむけて、

今あるクライアントにリソースを集中させてよいのか?



いやいや

そんなことしてたら

逆にどんどん扱いが目減りしていき

全体の売り上げが落ちていくのは間違いない。

だいたい

頼っていたクライアントが倒産したら

どうするの?




それに

広告代理店にとって一番重要な

新しいノウハウやネットワークの吸収・蓄積、

新しい人材・才能の成長がストップする。

そうなると

広告代理店としての活力、企画力は徐々に失われ、

行く末は

単なるメディアの取り扱い屋・・・。

それこそ

広告代理店にとって死だ。





つまり、

新規クライアント獲得は

今、中小の広告代理店が生き残るために

絶対クリアしなくてはならないハードルなのだ。





ではこの厳しい環境で

どうやったら新規クライアント獲得ができるのか?




続く。





----------------------------------------------------------------------
※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« iPadの最大特徴 | トップ | 最近気になる窓上広告 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

営業」カテゴリの最新記事