小説や記事の
文章コンテンツについて、
先日来、つらつら、
考えているのですが
私の個人的な感想だと
現時点では
内容が頭に入ってきやすいのは
紙媒体→携帯→WEB(PCなど)の順の気がしてます。
○紙の媒体は、
「読むぞ」という覚悟がまず必要。
で、
媒体そのものを
自分の手で持って開き、
自分の手と目を移動させて
視点のフォーカスを活字に載せていく
という作業が強いられる。
それが読み手に
「読む」という行為を「体験」させ、
コンテンツにも否応なく集中させる。
結果、読み手に強い印象や深い理解・感銘を与える。
以前書いた通りです。
○一方、携帯(電子書籍)はどうか?
プラスαの体験で得られる「体験価値」は薄いが、
その分、
コンテンツそのものがダイレクトに脳に送り込まれる気がする。
(映画「JM」のようですね)
つまり余計な手間や儀式を飛ばして
ストレートに「コンテンツの世界」に入り込めるメリットがある
という気がしてます。
特に携帯は小さな画面に
ただのテキストで表示されるのがいい。
目線を集中しやすい。
ケータイ小説は、
だから「あり」なのかな、と思い始めてます。
(因みに私はモバゲーの「小説」の愛読者です)
活字媒体とは
別の方向で文字作品を進化させそうな気がします。
※尚、
携帯というプラットフォームには
文字量、余白量に制限がないので、
小画面固定で中にテキストをスクロールするのが操作上の制約なので、
余白を使って「間」というギミックを使えるのが大きい。
この
「読むときの間」を書き手サイドが設定できる
ということが、
携帯での文章と、紙媒体での文章との最大の違いかもしれません。
同じ「小説」という括りで語られてますが
「ケータイ小説」は
「紙媒体の小説」とこの点で根本的に別物かもしれない。
全く違う進化を遂げる可能性があると思う所以です。
○問題は、
PCなど携帯以外の端末の場合です。
(ここでは仮にWEBと言いますね)
なまじ
グラフィック処理が施せるということ、
画面のサイズがでかいということ、
これが逆に
文章を読ませる、頭に入れさせるという点においては
デメリットになっている気がします。
固定されたでかい画面の中を覗き込むという形式も
読み手の集中力や視点を著しくぼかす。
操作性、デザインの自由度の点では
WEBは紙媒体には絶対叶わない。
よって、
紙と同じコンテンツを
ネットで公開するという形式に頼る限り、
WEBは
文字のコンテンツを深く読み込ませるには
基本的には不適だと思います。
※但し、
LEO3さんがおっしゃったように
ネットならではの「つなげる力」を生かした
新しい形式を開発すれば話は別です。
紙が太刀打ちできない
素晴らしい文字コンテンツができる可能性があると思います。
・・・と、
現状、こんな風に思ったのですが、いかがでしょう???
★付記:
以上はあくまで、
文字コンテンツについて感じていることで
画像系映像系コンテンツは全く話が別です。
また、
ケータイ小説について加えて言うと
ネットは発表が容易なため、
有象無象のコンテンツが
同条件で公開されているという環境に問題がある。
ケータイ小説にトライして思うのは
ろくでもないコンテンツに当たる確率が非常に高いということ。
紙の媒体のように
ネットの世界から珠を発見して
読み手にマッチングさせる機関が必要だと思います。
携帯が
別形式の文字コンテンツ(文化)を
生み出す可能性があることを考えると
この機関は
出版社に任せておいてよい話ではない。
ネット企業がトライし、
経験値を積み上げていくべきことのような気がします。
(「魔法のiらんど」のように)
文章コンテンツについて、
先日来、つらつら、
考えているのですが
私の個人的な感想だと
現時点では
内容が頭に入ってきやすいのは
紙媒体→携帯→WEB(PCなど)の順の気がしてます。
○紙の媒体は、
「読むぞ」という覚悟がまず必要。
で、
媒体そのものを
自分の手で持って開き、
自分の手と目を移動させて
視点のフォーカスを活字に載せていく
という作業が強いられる。
それが読み手に
「読む」という行為を「体験」させ、
コンテンツにも否応なく集中させる。
結果、読み手に強い印象や深い理解・感銘を与える。
以前書いた通りです。
○一方、携帯(電子書籍)はどうか?
プラスαの体験で得られる「体験価値」は薄いが、
その分、
コンテンツそのものがダイレクトに脳に送り込まれる気がする。
(映画「JM」のようですね)
つまり余計な手間や儀式を飛ばして
ストレートに「コンテンツの世界」に入り込めるメリットがある
という気がしてます。
特に携帯は小さな画面に
ただのテキストで表示されるのがいい。
目線を集中しやすい。
ケータイ小説は、
だから「あり」なのかな、と思い始めてます。
(因みに私はモバゲーの「小説」の愛読者です)
活字媒体とは
別の方向で文字作品を進化させそうな気がします。
※尚、
携帯というプラットフォームには
文字量、余白量に制限がないので、
小画面固定で中にテキストをスクロールするのが操作上の制約なので、
余白を使って「間」というギミックを使えるのが大きい。
この
「読むときの間」を書き手サイドが設定できる
ということが、
携帯での文章と、紙媒体での文章との最大の違いかもしれません。
同じ「小説」という括りで語られてますが
「ケータイ小説」は
「紙媒体の小説」とこの点で根本的に別物かもしれない。
全く違う進化を遂げる可能性があると思う所以です。
○問題は、
PCなど携帯以外の端末の場合です。
(ここでは仮にWEBと言いますね)
なまじ
グラフィック処理が施せるということ、
画面のサイズがでかいということ、
これが逆に
文章を読ませる、頭に入れさせるという点においては
デメリットになっている気がします。
固定されたでかい画面の中を覗き込むという形式も
読み手の集中力や視点を著しくぼかす。
操作性、デザインの自由度の点では
WEBは紙媒体には絶対叶わない。
よって、
紙と同じコンテンツを
ネットで公開するという形式に頼る限り、
WEBは
文字のコンテンツを深く読み込ませるには
基本的には不適だと思います。
※但し、
LEO3さんがおっしゃったように
ネットならではの「つなげる力」を生かした
新しい形式を開発すれば話は別です。
紙が太刀打ちできない
素晴らしい文字コンテンツができる可能性があると思います。
・・・と、
現状、こんな風に思ったのですが、いかがでしょう???
★付記:
以上はあくまで、
文字コンテンツについて感じていることで
画像系映像系コンテンツは全く話が別です。
また、
ケータイ小説について加えて言うと
ネットは発表が容易なため、
有象無象のコンテンツが
同条件で公開されているという環境に問題がある。
ケータイ小説にトライして思うのは
ろくでもないコンテンツに当たる確率が非常に高いということ。
紙の媒体のように
ネットの世界から珠を発見して
読み手にマッチングさせる機関が必要だと思います。
携帯が
別形式の文字コンテンツ(文化)を
生み出す可能性があることを考えると
この機関は
出版社に任せておいてよい話ではない。
ネット企業がトライし、
経験値を積み上げていくべきことのような気がします。
(「魔法のiらんど」のように)
紙⇒ケータイ⇒PC
だと思います。
さて、紙を打ち負かすかどうかは別にして、つなげる力では、リンクやCGM以外の方法ってまだ発見されてないですよね。「これは便利!」を追求していくと案外、簡単に「素晴らしい文字コンテンツ」に到達できるかもしれませんよ。
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つなげる力では、リンクやCGM以外の方法ってまだ発見されてないですよね。「これは便利!」を追求していくと案外、簡単に「素晴らしい文字コンテンツ」に到達できるかもしれませんよ。
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おっしゃる通りで、
考えてみたら面白いかもしれませんね。
研究してみます。
ありがとうございました。