港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

1955年に流行った洋楽といえば

2020-05-11 03:01:23 | ポップス

前回に1955年『ユア・ヒット・パレード』年間順位を紹介しましたが、1955年には次のような楽曲が
流行していました。(殆どが映画音楽関連ですね)

『シンシアのワルツ』 パーシー・フェイス楽団

『レッツ・ダンス』 ベニー・グッドマン楽団 視聴
『あなたの想い出』 ベニー・グッドマン楽団 視聴
『マドモアゼル・ド・パリ』 ジャクリーヌ・フランソワ

『嘘は罪』 サムシン・スミス&ザ・レッドヘッズ、パティ・ペイジなど 視聴
『枯葉』 ロジャー・ウィリアムスのピアノ

『セレソ・ローサ』 ペレス・プラード楽団 視聴
『ホワイト・クリスマス』 ビング・クロスビー 視聴
『裏町のお転婆娘』 エームス・ブラザース


  *****

時代の背景としては
1952年に『S盤アワー』やラジオ関西の『電話リクエストがスタート、1954年には『L盤アワー』なども
始まってラジオの洋楽番組が人気を集め出したころでしたが、この時期は依然として古き良き時代の
大人のポップスが主流でした。ところが『ロック・アラウンド・ザ・クロック』によってロックンロールが登場、
翌年にはエルヴィス・プレスリーが『ハートブレイク・ホテル』を引っ提げてロカビリー・ブームを起こして
若者のパワーがポピュラー音楽界を席巻する革命期を迎えます。
1955年はそんな時代の流れの過渡期だったと言えるかもしれません。

ちなみに
ロックンロールの草分け的存在であり、この5月9日に他界されたリトル・リチャードが実質的デビュー曲
『トゥッティ・フルッティ』で全米21位のヒットを飛ばしたのが1955年でした。
↓はリトル・リチャードの『トゥッティ・フルッティ』 【TOUTUBEより】

故人のご冥福をお祈りいたします。