港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『6月24日』

2019-06-23 12:30:59 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆クロード・シャブロル Claude Chabrol (1930.6.24~2010.9.12)



ヌーヴェルヴァーグ・カイエ派の旗頭として活躍したフランスの映画批評家・映画監督です。
薬剤師の家庭にクルーズ県サルダンで生まれました。中等教育を終えてパリの薬科大学に通っていましたが、卒業の1953年に
ヌーヴェルヴァーグ・カイエ派の母体となったアンドレ・バザンの『カイエ・デュ・シネマ』誌の編集部に入って映画評を
書き始め、そこでジャン・リュック・ゴダール、ジャック・リヴェット、フランソワ・トリュフォーらと出会いました。
1956年に妻の伯母の遺産三千万フランが入ったのを元手にアジム・プロを設立して1957年に『美しきセルジュ』の制作を
手がけ、これまでにない新鮮な手法によりヌーヴェルヴァーグの旗手的存在として注目を集め、1959年の『いとこ同志』で
瑞々しい映像による青春の哀歌を綴りあげましたが、1960年の『二重の鍵』では早くも商業的作家へと急傾斜しはじめて
以後の作品にヌーヴェルヴァーグらしさも見えなくなってしまいました。

【主要監督作品】
1958年『美しきセルジュ』 Le Beau Serge

1959年『いとこ同志』  Les Cousins 

1960年『二重の鍵』 À double tour 

1962年『新・七つの大罪』Les sept péchés capitaux
1963年『青髭』 Landru
1964年『世界詐欺物語』 Les Plus belles escroqueries du monde
1964年『虎は新鮮な肉を好む』 Le Tigre aime la chair fraîche
1965年『ジャガーの眼』  Marie-Chantal contre le docteur Kha

1968年『女鹿』 Les Biches


【ご命日】

★カルロス・ガルデル Carlos Gardel (1890.12.11~1935.6.24)



今なおアルゼンチンの国民的英雄としてあがめられている伝説のタンゴ歌手。
主な歌唱曲として『マノ・ア・マノ』『交わす盃』『アディオス・ムチャーチョス』『今宵われ酔いしれて』などがある。