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『バラ色の人生』 エディット・ピアフ

2016-06-02 09:14:49 | 名曲セレクション

”La Vie en Rose” Edith Piaf



1944年、エディット・ピアフ作詞、ピエール・ルイギイ作曲によるシャンソンの代表的傑作で、『愛の讃歌』と共に
ピアフ自身の代表曲でもあります。作曲はピエール・ルイギイとなってはいますが、名前を借りただけのようで
実質はエディット・ピアフによる作詞・作曲だと言われています。
この曲は女王ピアフが新人のイヴ・モンタンとの熱烈な愛を綴るかのように作られた恋唄なのですが、当初は
スローなバラードでさらに歌詞が甘すぎたため、レコード会社が見向きしもなかったそうです。
1945年にキャバレー歌手だったマリアンヌ・ミッシェルのレコードがリリースされたことでこの曲が改めて見直され、
1946年にピアフも追っかけるように録音してやっと日の目を見ることになりました。

Des yeux qui font baisser les miens
Un rire qui se perd sur sa bouche
Voilà le portrait sans retouche
De l'homme auquel j'appartiens
Quand il me prend dans ses bras,
Q’il me parle tout bas 
Je vois la vie en rose,
Il me dit des mots d'amour
Des mots de tous les jours, 
Et ça me fait quelque chose

↓はエディット・ピアフの『バラ色の人生』 YOUTUBEより



このブログの映画音楽史(35)『麗しのサブリナ』(1954年公開)でも紹介しましたが、オードリー・ヘップバーンが劇中で
この曲を軽く口ずさんでいましたね。