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ヤスミン監督とインド映画亜流

2017-07-25 10:41:40 | 電影Movie/音楽Music/芸術Art
一部訂正します、不確かな情報を書きお詫びします。(7/26)

7月25日、ヤスミン監督の命日だ。#タレンタイム

マレーシア映画を大好きになるきっかけをくれた故ヤスミン監督、2009年最後に遺した主人公はインド系青年だった。マレーシア人口比率では5%のインド系、マレー系(イスラム教)65%に対し、発言力も存在感も圧倒的に少ない。私には年に2回訪れるLittle India地域にて、インド飯と民族衣装とスパイス購入程度の知識しかなかった。

近年、歌って踊れる楽しいボリウッド映画は大人気だが、本流ヒンドゥー語圏以外の亜流タミル語映画も気になる。
マレーシアのタミル語映画「Jagat:世界の残酷」はインド移民の貧困と教育の現実を、スーパースター★ラジニカーント主演の「Kabali:カバーリ」はマレーシアKL首都でのインド系マフィア抗争を描いていた。マレーシアのインド系ってけっこうキツイ毎日を生きてるのね。
どちらも習作だったし、そのあと見た「ライオン・25年目のただいま」では、ひと口にインドといっても広大な土地だから言語も文化も様々と知る。迷子になっても隣州では言葉が通じないのだ。
まだインド大陸は未体験のウチ、55歳までに・体力ある間にインドを旅してみたい、の想いは強くなっているだが、まだ実現していないのだ。

さて、話は戻り... ヤスミン監督は長編映画でマレー系と中華系のふれあいを描いてきたのだが、実は妹さんより「次はインド系を撮ってみたら」の一言が「タレンタイム」製作のきっかけだったそうだ。この写真にうつる様々な民族とバックボーンを持つキャスト。なかでもムルー家の三姉妹は長女:Euro×華人、次女:マレー系、三女:インド系、とミックスカルチャーの子供達という。日本では考えられないが、マレーシアの多民族&多文化のなかではあるある、の世界観。故ヤスミン監督らしい選択だったといえる。
©sekila-wordpress.com

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