千羽鶴のちょっと気になったこと

時事問題や法律・阪神について気になったことを書いていきます

中国高速鉄道再開

2011-07-25 21:05:42 | 日記

中国高速鉄道が再開 事故から1日半(朝日新聞) - goo ニュース

まぁ他所のお国のお話しですから…。

事故を起こした事実は真摯に認めて、原因究明を徹底的にして再発を防止すればいい。

もちろん被害者には相当の損害賠償はしなければなりませんが、それは別問題。

 

人工物には故障や事故の可能性は必ず存在します。

いくら試運転やチェックをしても発生するものです。

日本国内でも北海道の方でトンネル内車両火災事故がありましたね。

その後、国道交通省の運輸安全委員会が調査を始めました。

 

報道によれば車両関係に関しては外国の技術を導入してるけど、

制御関係は中国独自開発らしい…。

事故の様子も本来前走してるはずの車両が追突したということです。

つまりダイヤが混乱してる状態。

この時点で車両運行管理が拙いのがはっきりするよね。

どこでこんな状態になったのか分からないけど、途中の駅で追い越したということなの?

 

ところで中国には私鉄はないんでしょうねぇ。

国有鉄道だから事故車両を埋めるという行為に出たんでしょう。

調査は完了しているということだけど、調査内容は発表しないでしょう。

落雷原因というのはどうなんでしょ。

ただ、車両技術を提供した外国に対して責任転嫁していないのは妥当です。

さすがにそんなことはできないよねぇ。

 

ニュースではもう乗車しないという意見が多かったけど、実際はそうでもないと思う。

鉄道省は落雷が原因と決まったのだから、車両は関係ない。

落雷の危険がなければ事故の心配はないというなんでしょう。

だから事故発生から短時間で運転を再開したわけね。

この見解を疑う人は多いけど、一定期間無事故で運行されれば、落雷原因ということを信じちゃうよね。

 

外国メディアは評論家が自国では考えられない事故だと言ってるけど、

証拠物件である車両が埋められてしまった以上、真の原因特定は不可能です。

 

ところで、スカパー!には航空機事故調査の番組があるのよ。

メーデーって番組だったかな?

とにかくどんな小さな事故でも徹底的に原因究明するのよ。

何ヶ月かかっても、とにかく原因を特定して当局に調査報告して改善策を提示する。

まぁ航空機関系の事故なら中国でも徹底調査するのかもしれないけど、

日本の場合は運輸安全委員会が鉄道事故も航空事故と同様に調査する。

この運輸安全委員会は運輸省時代の審議会だった航空・鉄道事故調査委員会を

独立行政委員会として編成し直したものです。

権限が強化されたわけなんですが、中国ではこのような組織はないのかしら?

鉄道に関しては鉄道省の管轄として警察さえ介入できないらしい。

 

 

さぁ…中国の見解では車両には問題なしということだから、車両輸出の動きは止まらないでしょう。

これで車両を輸入する国があるでしょうか?

輸出したいなら原因究明して情報を公開した上で

改善したことを示して、外国の信用を得ることが必要なんだけどね。

安全性よりも値段で勝負するつもりなの?