松本元大臣…
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もはや皆様ご承知の松本元震災復興担当大臣です。
大半の意見は、とんでもない人間だとか傲慢な発言、民主党の体質が現れているとかね。
そこでちょっと違った意見を書いてみましょうか。
まず無任所大臣とはいえ国務大臣ですから、高飛車な態度もあるでしょう。
無任所大臣とは省庁のトップではない大臣のことです。
例えば財務大臣は財務省、経済産業大臣は経済産業省という官庁のトップです。
直轄の部下が存在するわけです。
これに対して無任所大臣というのは主として横断的な政策を実施するための大臣で、
必要に応じて設置されることが多いですね。
発言内容としては、知恵を出さない場合は助けないというものがありましたが、
この発言の相手は被災者ではなく被災自治体ですよね。
自治体に対してもっとしっかりしろという意図だったのではないでしょうか?
九州人だから東北の市町村のことは知らないというのも全部調べているわけじゃないから突っ込まれる前の防御のつもりだったのかもね。
県知事が遅れて入ってきたことに対するクレームは…あれは単にイライラしただけでしょ。
まぁあえて好意的に解釈すれば、被災自治体に対して以前からなにか不信感を有していたのかもしれないね。
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さてさて、まず松本元大臣は基本的に地方自治体を一段低く見ているのは確実。
さらに知事との会談の最後にマスコミに対してのオフレコ宣言。
「書いたらその社は終わり」…これって決め台詞のつもりだったんでしょうけど、華麗にスルーされ全て放送されてしまいました。
自分にはマスコミを抑える力がないことを痛感したことでしょう。
ただ主要閣僚や民主党役員の経験がないんだから、本来そんな力なんてないよね。
ってことは、やはりバックに強力な人物が付いていたということかも。
その人物が抑えなかったということか…むしろ松本氏にとってはこちらの方がショックだったかも。
もはや政治的影響力がなくなったことがはっきりしたわけね。
まぁお金持ちらしいから、大臣というポストにはそれほど執着していないでしょ。