千羽鶴のちょっと気になったこと

時事問題や法律・阪神について気になったことを書いていきます

NHK女性記者と千葉県警警部の不倫

2011-02-08 22:16:10 | 法律
「NHK女性記者と不倫」千葉県警が警部を戒告処分(朝日新聞) - goo ニュース

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あ~これって女性記者の方から誘ったのか、警部の方から誘ったのか分からないけど、
警部は妻帯者だから、純粋な恋愛関係とは言いにくい。
いえ、本人達は純粋だったかもしれないけど、所属先は信じないよね。
捜査情報の優先提供という約束があったと疑われるよ。

ずっと前(昭和53年)の最高裁判決に外務省情報漏洩事件というのがあります。
憲法21条の表現の自由の部分で勉強する重要判例で、法科生なら誰でも知っているものです。
これは新聞記者が特ダネを得るために外務省の女性職員と性的関係を持ったというものです。
当然、女性職員は国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分されたものですが、
重要な点は新聞記者側の取材方法が女性の人権を蹂躙したものということでした。
性的関係を持った理由が秘密情報種とのためということで、この取材方法は違法性を有すると判断されました。

今回の場合は、国家秘密というより千葉県限定の情報が問題となるでしょう。
県警の警部がどれほどの情報を持っているか…。
捜査2課ということはいわゆる知能犯を担当する部署でしょ?
ローカル情報とはいえ女性記者としては有利な情報源にはなったでしょ。
ただ、千葉県警の警部…う~ん…40代の警部ねぇ。
キャリアじゃないのは確実だけど、現場の主任捜査官クラスかな。
このクラスは現場の最も新鮮な生の情報を持ってるし、ここからの情報は速報性が高いよね。

まぁ前記の判例の場合とは異なり大騒ぎにはならないでしょうけど、
この警部はこれで終わりかもね。
県警もNHKも個人的なこととして処理するからコメントはしないでしょ。
でも、女性記者は業界で有名人になることは間違いないねぇ。
こうなると取材対象も当然警戒するから、取材活動は難しくなる。
クビにはならないでしょうけど、記者は無理ね。
NHKなら転勤すればいいと思うけど、こういう情報は拡散するからねぇ。


履歴書に書いても良い資格

2011-02-08 03:12:37 | 法律
履歴書に書いてもよい資格はどこから?(R25) - goo ニュース

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資格と言ってもいろいろですね。
記事にも書かれているように語学系の資格は人気がありますね。
商社などでは社内検定などを設けているところもあるようです。
資格にも国家資格から公的資格、さらには民間資格のようなものまで…。
財団法人が資格を認定するのが多いのかな?
漢字検定とかは財団法人よね?

わたしは司法書士資格を目指して勉強中なんですが、
この種の資格は特定の職業に就くためには絶対に必要なもの。
職業と直結する資格は弁護士資格や会計士資格のように国家資格になってる場合が多く、
受験生は専門予備校に通ったり、専門書で数年間勉強をしなければならないほど。
履歴書に書く資格というより持っていることが前提となるものです。

記事にあるのは通常の履歴書に記載することで有利になる資格。
相手が納得できる理由があればなんでもいいということですが、阪神タイガース資格が使えるとは…。
京都資格のような場所的なものもあれば、歴史関係の資格のような時系列的なものがあるなど、
職業とは関係ない趣味性の高い資格も使えるということか…。
ただ極端に限定的な資格はどうなんでしょ。
資格の知名度も問題になるでしょう。
少なくとも財団法人認定の資格なら疑われても証明できるよね。
趣味講座のようなものでも無駄にはならないから持っているに越したことはない。
でも時間的な余裕があるかどうかよね。
一番いいのは、以前から興味があってある程度知識がある場合で、
認定試験を受験したら間違いなく合格できるだけの余裕がある場合ね。
これなら自分の持つマニアックな知識が公的に認められるという満足感に浸れるでしょう。
さらに認定書一発で周囲の人たちに認知させることもできるよねぇ。

必要な資格、あったら有利な資格、自己満足に浸れる資格…いろいろです。
ただ気をつけなければならないのは、資格詐欺というものもあるということです。
いわゆる資格商法というものです。
これは将来有望な資格として受験を進め、
そのための教材や講座を高額で提供するものです。
特に気をつけなければならないのは純粋な民間資格にもかかわらず、
公的資格を装っている場合です。
資格試験講座を申し込んだらそのデータがいろんなところへ廻されて利用されてしまったということもあります。
執拗な勧誘の原因になってしまったり、勝手に教材を送りつけられたり。

単に履歴書に書くだけの資格取得は気軽に取ろうとする場合が多いので、
十分気をつけなければならないでしょう。