カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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防カビ剤

2009年01月30日 | NAET
 昨年末、フランスで中国製のひじ掛けいすやソファ購入者数百人に湿疹や抜け毛、やけどなどが起きました。

 原因は生産地の湿度が高いので、材料に多量の防カビ剤を使っていたためとされています。

 雨季に対応して、いすの内側にカビ除け剤数パックを入れていたそう。

 防カビ剤は主としてチアベンダゾール(TBZ)が基剤。

 有機ヨウ素系化合物を使用しているものもあります。

 「カビが生えない」ではなくて「カビも生えない」と考えると身体に悪いのではと容易に想像できます。

 「農薬で虫がつかない」ではなくて「農薬で虫もつかない」のと似ている気がします。

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 雨季があるのは日本も同じ。

 家具を購入する時、私たちが重視するのは主にデザイン。

 でも材質も十分確認しなければいけませんね。

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 この時期でも窓の結露やお風呂にはカビが生えます。

 一番の予防策は換気。

 お風呂は気温を下げるのに、お水などを流すのも効果があるようです。

 またカビは蛍光灯も含め、光を嫌うようですから、影になる場所をつくらないことも必要です。

 もし、生えてしまったら…。

 胞子を飛ばさないようにアルコールで二度拭きして乾燥させます。

 お風呂ではクエン酸や重曹を使うとよいでしょう。

 胞子を吸い込むと体調を崩される方もいらっしゃいますから、マスクや手袋の着用をおすすめします。

 気密性が高いとカビは生えやすいようです。

 私は寒いのは苦手ですが、やはり日本では通気を重視した建物が一番かも知れません。