本日は晴天なり

誰しも人生「毎日が晴天なり」とは行かないものです。「本日は晴天なり。明日はわからないけどね」という気持ちを込めました。

癒しの期間にて

2006年09月27日 01時12分59秒 | 心についてのあれこれ
ここ最近目標にしてきた初ライブが終わり、その後の友人へのお礼のメール書きや友人との約束などもひと段落して、少しのんびりとしております。

すっかり涼しくなって、夜も夏用の掛け布団では寒くなってきました。
外出すると、ふっとどこからか金木犀の香りが漂ってきます。
もう秋なんですね。

以前にも少し書きましたが、現在わたくし癒しの作業中なのであります。
子供の頃の心の傷を癒すべく、鋭意努力中です。
グループでのヒーリングワークショップにも月一度通っております。
しかし、今週日曜日のワークショップでは、思いがけず抵抗する自分を発見。

「だって、もうすぐ不惑にもなるのによ、いつまでも子供時代の頃の思い出に戻ってて悲しんでいるのってどうなの?毎回子供の頃の辛い思い出を思い起こしてもう一度それを体験して辛くなって、本当にそれが今後の私の人生の役に立つのかしら?もう過去のことよりも、今の自分を一生懸命生きればいいんじゃない?」

という気持ちがどこからか吹き出して、カウンセラーの人に思わず抵抗を試みておりました。

実は、過去の悲しい体験を思い出すたびに、そのときの辛い感情や体の苦しさや痛みも一緒に甦って来るので消耗するし、うんざりしていたのであります。
「早くカタをつけて楽になりたい。」と思ってしまったのですが、どうもコトはそう簡単には行かないようであります。「まだあなたはそれを他の人に語ったりして、意識化する必要があると思いますね。あまり辛いようであれば、もっと長いスパンで考えて、楽なペースでやったらどうですか。あなたは何ヶ月か前に始めたばかりで、5年、10年かかるのは普通ですよ。」ええ~?5年、10年....

そのうちに、思い出しても感情や体の苦しさを伴わないでいられるようになるのかしら。

子供時代の辛かったことを思い出していると、ついつい両親が悪者だったような考えに陥りがちになります。昨日は実家を訪問する日でした。
昨日の朝はどうにも気が重く、実家に行きたくありませんでした。
どっちにしろ行かなきゃいけないから、と気力を振りしぼり、実家へ。

私の子供時代には元気だった両親も、今はすっかり年老いてしまっています。
昔は怒ってばかりいた母も、シンのところは変わってはいないのでしょうが、以前に比べればだいぶ穏やかな顔になりました。
認知症の父も私の帰宅を喜び、「お父さんはお前をすごく可愛がったんだ、大事にしたんだよ」と何度も言い、機嫌よく歌を歌ってくれました。

この人たちは、私が必要とするようなやり方ではなかったけど、この人たちなりに私を一生懸命愛してくれたんだ、ということを思い出しました。

そしてまた、辛かった過去に拘る必要があるのか分からなくなってしまったのでありました。


初ライブ-2

2006年09月19日 23時49分25秒 | 歌手活動(?)記録
ライブ当日は朝からカンカン照りのいいお天気。
ライブには、私の友人や元の職場の人たちなどを中心に、ほぼ50人ほどのお客さんが来てくれました。

ライブ本番はやはりさすがに緊張致しました。



大勢の人の前で自分がメインでずっと歌うのも初めてですが、MCも初挑戦です。
1曲終わってホッとしたのもつかの間、
「え?そうか、しゃべらなきゃいけないから休めないんだ~」とキビシイ現実をかみしめつつ、汗をかきながらなんとか間をつなぎました。
バンドのメンバーに随所随所で横から助け船を出してもらい、お客さんには慣れないMCも暖か~い目で見守っていただきました。
MCの途中でつっかえたときにも、すかさず、「ガンバレ~」「チエキータ~」「アニモー」(スペイン語で「ガンバレ」の意。)という声が飛んで来て、ありがたいな~と思いました。
歌が始まって、「あれ?歌のほうがリラックスできるな~。なんだか本末転倒だな~」と考えて一人心の中で苦笑い。

私の体力を考えて、4曲ずつくらいを休憩をはさんで3回に分けて歌う、という全く歌手本位のライブ構成だったのですが、それでも衣装チェンジなどで、お客さまには楽しんでいただけたようで良かった。(^^;)

3部あたりではだいぶリラックスできて、最後はダンサブルな曲で盛り上がりました♪








見に来てくれていたミュージシャンの人たちも飛び入りで参加してくれて。客席も大いに湧いてくれました。特に嬉しかったのは、私たちの正面に座っていた60才台くらいのご夫婦(うちのパートナー殿の両親のお友達でした)が立ち上がって楽しそうに踊ってくれたこと。普段はサルサなど踊っていらっしゃらない方たちのようでしたので、なおさら嬉しく感じました。

そんな感じでライブは無事終了。



その後の、打ち上げでのシャンパンは格別でした~♪

初ライブ-1

2006年09月17日 00時20分02秒 | 歌手活動(?)記録





御無沙汰しております。
実は、9月10日に私の初ライブがありまして、その準備やら、その後の整理やらで、ブログを書くのをまたまたサボっておりました。
結果から言いますと、初ライブは大成功!でした!
歌としては、経験不足で足りないところもたくさんありましたが、自分としては、どうにか現時点での合格ラインには行ったかな、というカンジであります。
お客さんも楽しんでくれたようで良かった!

実は、今回初ライブをやることにしたのにはきっかけがあります。
以前から、歌を習ってはいるけれど、今後はどうして行こうか、と考えておりました。親しくしているミュージシャンの人のライブでたまに歌わせてはもらうけれど、1曲だけでは緊張したまま終わってしまうので、何曲か歌える必要があるなあと感じていたのです。でも自分でライブをする決意もなかなかできなくて...

そんなときに約3ヶ月前、例の透視者の人からアドバイスをいただいたのでした。
「歌はすごくいいのだけれど、プロにならなきゃとか、お金を稼げないととか思っていると(思っていました(^^;))せっかく楽しいことも楽しめなくなってしまうから、まずは親しいお友達を呼んで、パーティみたいな形で始めたりすると、その次が広がっていくんですよ」

そうか、そうなのか、わかった、じゃ、それをやろう!と単純に思うのが、まあ、私の長所の一つではないでしょうか。
そこからライブをやることに決め、そうしたらあれよあれよという間に、友人を中心にメンバーが集まり、ギター2人、ベース、パーカッション、コンガ、ボンゴと総勢7人のバンドができました。

チラシはこれまた親しい友人のイラストレーターの人が「任せなさい」と言ってくれて、ステキなチラシを作ってくれました。

ライブまでの間には、体調を崩して練習が出来なかった期間もかなりありました。その間焦らなかったと言えば嘘になりますが、でも、どこかで、「神様は私に悪いことはなさらない。今回の風邪は私に必要なことなんだ。」と信じて割と楽観的にしておりました。

バンドのメンバーが全員参加しての初めてのリハでは、まだのどの調子が完全ではなかったのですが、その楽しかったこと!「音楽をやっている人は、いつもこんなに楽しいことをしてるのかあ~、知らなかったなあ」というのが感想でありました。以前、ラテンとは関係のないミュージシャンの人たちの演奏で歌ったときには、こんなに楽しい感じはありませんでしたから、もちろん、気心の知れた人たちとのリハだったからリラックスできた、というのも大きな理由であったのかも知れません。

そんな風に、今回のライブは、初めから周りの人に支えられてのライブとなったのであります。

写真は、今回のライブのチラシと当日のリハ風景です。(続く)