初めて英語のstart overという言葉と出会ったとき、なぜだか分からないけどちょっとした感銘を受けたことを覚えている。
Start over - やり直す、という意味の英単語が、日本語の同じ意味の言葉よりもなぜある種の感傷を伴って私の心に響いたのかはよく分からない。でもその言葉にはなぜだか日本語の言葉よりも、甘く切ない感じがこもっているとそのとき私は勝手にそう思った。そして、なんてステキな言葉なのかしら、と思ったのだ。その後何回もその言葉を聞くたびにその言葉は同じ感傷を私の中に呼び起こした。
最近私の頭の中には、そのstart overという言葉が何度も浮かんでくる。
それは私の今の状況が正にstarting overだからだと思うけれど。
Start over - もう一度始めから。
今まで積み重ねて来たものを手放して、もう一度新しく始める。
今まで大切に積み上げてきたものに対する愛着と、それをあきらめなければいけない悔しさと切なさと、新しいものに対する期待と不安が、ごちゃまぜになって私の心の中に存在する。
今まで積み重ねてきたことは決して無駄ではなかったと頭では分かっていても、正直に言えばやっぱりちょっぴり寂しい気持ちになる。
以前テレビで、バブルが崩壊してリストラに遭い、脱サラをしてボサノバのギタリストになった中年男性を取材した番組があった。その人が言ってたんだったかな。「今まで長く積み上げてきたものを捨てて新しく別なことを始めようとするヤツはバカなんですよ。」と。
その人は決して自分を卑下してそう言ったのではなくて、その言葉の下にはなんとなく静かな自信を感じた。
そう、やっぱり長く積み重ねてきたものを捨てるのはバカなことなのかも知れないけど。でもそれは勇気でもあるよね。
Starting over - もう一度始めから。
そのうちにきっと、どうしてそうしなければいけなかったのか、分かるときが来るよね。
追記
これを書いた後でマヤ暦のカレンダーを見てたら、なんと今週は"Fresh Start"の週なんだって。なんとタイムリー
Start over - やり直す、という意味の英単語が、日本語の同じ意味の言葉よりもなぜある種の感傷を伴って私の心に響いたのかはよく分からない。でもその言葉にはなぜだか日本語の言葉よりも、甘く切ない感じがこもっているとそのとき私は勝手にそう思った。そして、なんてステキな言葉なのかしら、と思ったのだ。その後何回もその言葉を聞くたびにその言葉は同じ感傷を私の中に呼び起こした。
最近私の頭の中には、そのstart overという言葉が何度も浮かんでくる。
それは私の今の状況が正にstarting overだからだと思うけれど。
Start over - もう一度始めから。
今まで積み重ねて来たものを手放して、もう一度新しく始める。
今まで大切に積み上げてきたものに対する愛着と、それをあきらめなければいけない悔しさと切なさと、新しいものに対する期待と不安が、ごちゃまぜになって私の心の中に存在する。
今まで積み重ねてきたことは決して無駄ではなかったと頭では分かっていても、正直に言えばやっぱりちょっぴり寂しい気持ちになる。
以前テレビで、バブルが崩壊してリストラに遭い、脱サラをしてボサノバのギタリストになった中年男性を取材した番組があった。その人が言ってたんだったかな。「今まで長く積み上げてきたものを捨てて新しく別なことを始めようとするヤツはバカなんですよ。」と。
その人は決して自分を卑下してそう言ったのではなくて、その言葉の下にはなんとなく静かな自信を感じた。
そう、やっぱり長く積み重ねてきたものを捨てるのはバカなことなのかも知れないけど。でもそれは勇気でもあるよね。
Starting over - もう一度始めから。
そのうちにきっと、どうしてそうしなければいけなかったのか、分かるときが来るよね。
追記
これを書いた後でマヤ暦のカレンダーを見てたら、なんと今週は"Fresh Start"の週なんだって。なんとタイムリー