本日は晴天なり

誰しも人生「毎日が晴天なり」とは行かないものです。「本日は晴天なり。明日はわからないけどね」という気持ちを込めました。

昨日の江ノ島

2008年02月24日 13時29分59秒 | まちの風景
昨日の昼間は、お天気が良くてこの季節にしてはすごく暖かかったので、ふと思い立って江ノ島に行ってきました。

かなり風の強い日でしたが、やっぱり海は良かった。
巻き上がる砂や風、海の空気や匂いが、私の周りのほこりを振り払ってくれるかのようでした。
学生時代、イヤなことや辛いことがあると、一人でよく江ノ島に行って海を眺めていたことを思い出しました。

昨日はサーフィンにはいい風だったからか、水辺にはサーファーの人たちがたくさんいました。

きらきらと輝く太陽の下、自然の力に挑んでいくサーファーの人たちの姿が、毅然としていて、とても美しいと思いました。

厳しい自然の中では、人間の存在なんてチッポケで、あれこれ悩んでいることなんて必要なくなって、自然に優先順位や目標が定まってくる感じがします。
サーファーの人たちにとっては、泳ぐこと、ボードをうまく操ること、いい波を見定めてそれに乗ること、といった感じでしょうか。荒波にもまれているときに、夕飯のおかずのことを考えていたら、波になんて乗れませんもんね。

昨日の江ノ島の海を、ご相伴下さい。









今日の葛西臨海公園

2007年10月15日 23時08分29秒 | まちの風景


今日の夕方、ふと時間ができたので、ぶらっと一人で葛西臨海公園に行ってきました。
今日の臨海公園は、人もまばらで静かでした。
オレンジのコスモスがたくさん咲いていて、風にそよいでいるのが美しかった。

日も暮れかけて肌寒くなってきた中、海沿いをゆっくりゆっくり歩きました。
途中でベンチに座って海を眺めていたら、寂しいような、切ないような気持ちが込み上げて来て。
でもその気持ちがなんだか愛しいような気がして、今日はそれをじっくりかみ締めていました。



後ろの芝生のスペースの方から美しい音色が聴こえてきて、なんだろうと思ったら、若い男性があまり見たことのない楽器を弾いていました。広いスペースに、その音色が風に乗って甘く美しく響いて、心の中の寂しさを穏やかに埋めてもらったような気がしました。このままず~っと聴いていたい、と思ったくらい。

閉園時間です、というアナウンスがあって、その男性が楽器をしまい始めたので、ソロソロと近寄って話しかけてみました。
その楽器は、ハンマードダルシマーといって、ピアノの祖先に当たる打弦楽器なんだそうです。「ステキな音ですね~」というと、「そんなこと言われると照れます。」。話しを聞くと、昨日ライブがあって、その反省会を一人でやっていたんです、ということ。吉祥寺に住んでいるんですけど、今日はたまたまこっちの方に来る用事があって、ここにはふと寄ってみたんです、ということでした。
穏やかそうな、とても感じのいい青年でした。

寂しかった気持ちも、彼との会話でなんだか少しほっくりと暖かくなり、帰途についたのでした。

ちょっとブレイク

2006年07月04日 12時02分07秒 | まちの風景
ここのところ不思議関係の話が続いてしまっているので今日はちょっとブレイク。

一昨日の日曜日はちょうど雨も降らず気持ちの良い日だったので、急に思い立ってパートナー殿と鎌倉へ行きました。

情緒溢れる町並みとあじさい、緑の深さを堪能しました。かなり強風だったため顔が潮でザラザラになってしまったけど、ウィンドサーファーたちが海にたくさん出ていて、彼らには絶好の風なんだろうなあ、と思いました。
以下は立ち寄った場所の風景です。










花-2

2006年04月02日 08時40分54秒 | まちの風景
昨日は夕方自宅を出て、いつもの川沿いの散歩コースへ。
この日の目的は、折り返し地点にあたる東京都との境のところに数本あるはずの桜を見ることであります。
目黒川ほど豪勢ではないけれど、やはり桜の美しさはどこも一緒です。
桜のゲートのようになっている道を歩きながら、素面であるのに雲の中を歩いているような浮き立った気分になってきて、体まで軽くなる気が致しました。
行き交う人は、目黒川よりも家族連れや年配の人が多いでしょうか。
一人で歩いている年配の方も多く目にしましたが、人生の風雪が刻まれた顔も、このときばかりは柔和な表情になっているように見えました。
子供の頃は、毎年咲くものなのに、なんでみんなそんなに騒ぐのかなあ、くらいに思っていたのに、最近では年々桜の美しさが心に沁み入るように感じます。
そう言えば、前の職場の先輩だった女性で、桜の季節になると毎日ウキウキして子供みたいにはしゃいでいたのがキュートだったなあ。

「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」

西行の詠歌は日本人みんなの共通した気持ちであるやも知れません。

2006年03月31日 11時21分33秒 | まちの風景
今や桜はほぼ満開であります。
昨日の午後、ちょっと風が強く肌寒かったのですが、目黒川に花見に行ってきました。
目黒川沿いにずーっと植えられた桜は、それはそれは見事であります。
空いっぱいに広がった薄紅色の花を楽しみながら、川沿いの小道を小一時間ほど散歩しました。
桜を見ていると、嫌なことなんか全部吹き飛んでしまって、幸せでうっとりした気持ちになってしまうのが不思議であります。
どうして桜ってこんなに人の心を浮き立たせるのでしょうか。

うちのパートナー殿にそう言うと、「桜の樹の下には屍体が埋まっているからだよ。」(梶井基次郎でしたっけ?)と文学青年を気取った言葉を吐きますが、あまり似合っていないということは本人には言っておりません。

昼間の桜は清楚で可憐でありますが、ライトアップされた夜桜はまた趣が違って妖艶であります。
夜桜を見ながらであれば、梶井基次郎の言葉もグッと胸に迫って来るやも知れません。
夜桜の下に気になっている男性といて、耳元で謎めいた様子で「桜の樹の下には屍体が埋まっているんだよ」なんて言われたら、ちょっとクラッとしてしまうやも知れません。
ま、キザ過ぎてそんな事を言う人はいないでしょうから私の妄想でしょうけど。(私はそんな人を知っている、という人がいたら是非お知らせ下さい。)

命芽吹く春の始まりですね。

春を探して

2006年02月21日 00時40分47秒 | まちの風景
長く冬に閉じ込められて飽き飽きしてしまっている私は、先週の日曜日春を探しにひとり皇居の東御苑に行ってきました。

噂は聞いていて、前から行ってみたいと思っていた皇居の中にあるお庭です。冬は閉まる時間が早くて、残念ながら30分しかいられませんでした。
それでも冬の冷たい空気の中、ちょっとした異次元を感じさせるほどの広々とした空間と、手入れの行き届いた木々の間を歩くのはなかなか清清しい気分になるものであります。ところどころに歴史のありそうな建物あり。

梅と椿があちこちに咲いていて、でもやっぱり市井で咲いているものとはちょっと趣が違うような.... 豪華な梅、椿に見えたのは気のせいではないと思うのですが。

もう少しすると梅が満開になってさぞかし見事なことでしょう。
お天気の良い日にまたもう一度行くつもりであります。
機会があったら是非行ってみて下さいませ。

今週はずっと天気が悪いようです。仕方ない、しばらくはこの写真でガマンしようっと。


冬景色

2006年01月29日 17時17分57秒 | まちの風景
今日はお天気も良く、少し寒さも和らいだので、家から歩いて30分くらいの土手まで散歩をしました。
うちのパートナー殿はジョギング、私はウォーキング。
周りの景色は、裸になった木や枯れ草色となった芝生ばかり。
新芽の芽吹く気配もなく、澄み渡った青空以外にはほとんど色のない世界です。
まだまだ春は遠いようです。
それでも少しだけ景色を切り取ってみました。






にわか信心

2006年01月15日 22時53分34秒 | まちの風景
きのう午後からずっと降り続いた雨の後、今日は朝から晴れて暖かかったので、最近やけに神妙な気持ちになっていたついでに氏神様にお参りに行こうと思いつきました。

自宅からゆっくり歩いて40分ほど。お正月で重くなった体にはいい散歩です。

思ったよりもこじんまりとしていましたが清潔な感じのするいい神社であります。
163X年(早くも忘れた)に建立と書いてあったので、江戸時代の初め頃に建った神社のようです。
神社に特有の太くて大きないい木が何本もあります。

神社に行ったりすることが普段はないもので、どうするんだっけ?と境内に入ってまず辺りをキョロキョロ。あ、ここで手をゆすぐのか、と水場でギクシャク手をゆすぎ、
それで次は?あ、あそこで拝むのね。お賽銭?まあ、こんなモノは気持ちだからね、はい、入れた、次は?あ?これを揺らして、かしわ手?

ご挨拶が遅れましたがワタクシかくかくしかじかと申します。
まあ、神様はもう何もかもお見通しでしょうけど欠点の多い人間ですが、どうぞよろしくお願い致します....