知花ときわ会

知花地域の活動と各地の情報を広く紹介し、情報共有することで地域活性化に繋げようと、このブログを開設しました。

サマーキャンプ&星空観察会を開催

2006年07月31日 | ★子ども会活動

7月29日(土)・30日(日)知花子ども会では恒例のサマーキャンプ&星空観察会を沖縄県民の森(恩納村在)で23名参加のもと開催した。知花公民館を出発した一行は現地へ到着後、各自でテント設営に入り、その後、グラントゴルフで楽しんだ。

続いて、同行事では欠かせない子ども会スタッフの宇良さんがバナナクレープづくりを子供たちやお母さん方と一緒になって作り皆でおいしく食べた。
 又、昔ながらの石臼を用いて豆腐づくりを実演し、初めて体験する参加者が多く、完成品の木綿豆腐にスクガラスをのせ、夜のつまみ一品ができあがった。

夜はバーベキューを行い、その後、楽しいビンゴゲームや知花子ども会備品?の星空観測器を用いて、夏の夜空に輝くいろんな星座について観察会を行った。
翌朝は、眠い目を擦りながら6時30分にラジオ体操を行い、朝食の後、9時で解散した。今回初めて参加する家族もあり、「このような楽しい機会を与えてもらい本当に感謝します」との声があった。



 ▲クレープづくりを指導する宇良さん

 ▲クレープづくりに挑戦する子供たち

 ▲石臼で豆腐づくりに挑戦する子供たち

 ▲酒のつまみ完成(手作り豆腐スクガラス)

 ▲楽しみのビンゴーゲーム風景

 ▲朝日を浴びながらのラジオ体操

 ▲参加者記念撮影
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第4回地域子供教室(カブトムシ・クワガタの飼育)開催

2006年07月30日 | ★子ども会活動

7月30日(日)知花子ども会では第4回地域子供教室を東南植物楽園で開催し27名が参加した。今回のテーマは「カブトムシ、クワガタの飼育」で、比嘉学芸員から資料に基づき解説が行われた。子供たちからの素朴な質問等に答えながら和やかな雰囲気のもと行われた。

その後、昆虫館でいろんなカブトシムシやクワガタムシを見物し、実際に手に触れながら世界から集まったカブトムシやクワガタムシについて勉強会を行った。

ポイント
①カブトムシは部屋の涼しい所で飼い、虫かごはオスス、メス別々に飼う。
②虫かごにはおが屑や腐葉土、朽ち木を2、3本入れる。
③お店で買う場合は体に毛が多く生えている(若い)ものから選んで買う。
④山でクワガタを捕まえる一番の方法はミカンのネットやストッキングにパイン、 バナナを入れ、泡盛を混ぜ発酵させて、好みの木にかける。
⑤クワガタは夜行性のため、日没後、夜明けにえさを設置し捕獲する。


 ▲カブトムシの飼育方法を説明する比嘉学芸員

 ▲昆虫館風景

 ▲昆虫館で子供より大人が真剣に聞き入る風景

カブトムシの飼い方
成虫

 1.飼育ケース:1雄1雌であれば横が30cmくらいの大きさで十分です。ふたはしっ  かりしているのがよく、ゆるいと持ち上げて逃げます。

 2.腐葉土:ケースに入れる腐葉土は完熟したのが良い。おがくずを入れる場合に  は防腐剤の入っていることがあるので注意する。ひどいとカブトムシが死んで  しまう。

 3.朽ち木:成虫がしがみつく大きさであればよい。腐葉土だけだと、落ち着きが  なく歩き回り、足がおれてしまうときもある。朽ち木をくり抜いて昆虫ゼリー  を容器ごと入れても良い。

 4.飼育ケースの置き場:暑い時期に羽化するカブトムシは涼しい場所が好き。
  直射日光の入る部屋の窓ベは、ケースの中が異常に暑くなるので注意する。

 5.腐葉土の湿気:蒸れると弱い割に腐葉土は湿っている方がよい。霧吹きで湿ら  せておく。

えさ

1. 昆虫ゼリー:市販されている昆虫ゼリーは様々な種類がある。カブトムシ、ク ワガタムシ用に分けられているときもある。虫の大きさでゼリーの大さが決まっ ている。

2. 果物:バナナ、パイナップルは良いえさ。放置し過ぎるとショウジョウバエが でてくる。

幼虫
 雄と雌とを一緒に飼育していると交尾し、雌は腐葉土に潜り込んで産卵する。
産卵した1〜2ヶ月後には飼育ケースの中に小さな幼虫がいるので、分けて飼育する。同じ容器に入れておくと共食いしてしまう。
飼育容器:水槽、衣装ケースなどがよい。
 飼育の腐葉土:園芸品店で販売されている腐葉土を使う。なるべく完熟しているのがよく枯葉の多いのはさける。幼虫は大きくなるとよく食べるので、腐葉土は半分ずつ交換する。
 幼虫が大きくなり蛹になる前に、蛹の部屋作りのために容器の下に土を強いておくと良い。

クワガタムシの飼い方
成虫

1. 飼育ケース:1雄1雌であれば横が20cmくらいの大きさで十分。ふたはしっかり しているのがよく、ゆるいと持ち上げて逃げる。特にヒラタクワガタは力が強  いので油断しないようにする。
 
2.腐葉土:ケースに入れる腐葉土は完熟したのが良い。おがくずを入れる場合には 防腐剤の入っていることがあるので注意する。隠れる枯葉や枯れ木などでもよ  い。

3.朽ち木:成虫がしがみつく大きさであればよい。腐葉土だけだと、落ち着きがな く歩き回り、足がおれてしまうときもある。ヒラタクワガタを長生きさせるため には足を折らないことで、足がおれると長生きしないことが多い。朽ち木をくり 抜いて昆虫ゼリーを容器ごと入れても良い。
 
4.飼育ケースの置き場:暑い時期に羽化するクワガタムシは涼しい場所が好き。直 射日光の入る部屋の窓ベは、ケースの中が異常に暑くなるので注意する。
 
5.腐葉土の湿気:蒸れると弱い割に腐葉土は湿っている方がよい。霧吹きで湿らせ ておく。

えさ
1. 昆虫ゼリー:市販されている昆虫ゼリーは様々な種類がある。カブトムシ、ク ワガタムシ用に分けられているときもある。虫の大きさでゼリーの大さが決まっ ている。

2. 果物:バナナ、パイナップルは良いえさ。放置し過ぎるとショウジョウバエが でてくる。







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第3回 地域子ども教室 チョウの飼育編

2006年07月27日 | ★子ども会活動

7月23日(日)知花子ども会では第3回目の地域子ども教室を東南植物楽園において開催し14名が参加した。第3回目はチョウの飼育について学んだ。学芸員の比嘉さんがチョウにまつわる裏話などとても興味深い説明がありました。一例をあげると昆虫の数え方は1っぴきと数えるがちょうは1頭と数えるなど。また、チョウの幼虫を飼育するためにチョウが好んで食べる植物(3種)を貰い各家庭で栽培を行い幼虫を観察することで、この機会にチョウに対する関心を促した。


 ▲幼虫飼育場で説明を行う比嘉学芸員

 ▲派手な模様のオオゴマダラの幼虫

 ▲さなぎが黄金色で珍しく全国で飼育例が多い

 ▲オオゴマダラの成虫(羽が大きくゆったりと飛ぶのが特徴)

 ▲沖縄で多く見られるカバマダラの成虫

 ▲オオゴマダラは寿命が約6カ月と長い




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中学知花支部結成&講演会開催

2006年07月23日 | ★子ども会活動

7月20日美里中学校知花支部では「生徒会支部結成」と講演会を開催した。支部結成は地域の中学生が奉仕活動や諸活動に参加することで、地域の一員としての意識を高め地域の伝統、文化の継承、発展に貢献できる生徒の育成を目的として行われています。

知花支部では、支部結成の前に講演会を開催し「命の大切さ~思春期における性について~」と題し、中頭病院看護師長 宮城章子さんが講演を行った。宮城氏は助産師としての立場から母親の胎内での子どもの成長から生まれるまでの過程を手づくりの模型や小道具を活用し分かりやすく解説した。又、精神的にも肉体的にも成長過程にある思春期は異性や性に関する興味も高まり、特にセックスへの関心が高まる時期でもある。同氏は「自ら行った行動には必ず結果を伴い、その結果に対して自ら責任の持てる行動をしてほしい。その選択肢は自分自身にあります。」と語った。

又、セックスをすることによって起こる性感染症や、正しい避妊の知識とその対処法についても説明を行った。

講演会終了後、生徒会支部結成が行われ、3年生を中心とする各学年のリーダーが選出された。今年の活動としては、11月に行われる沖縄市クリーンデーに参加し地域の美化活動に参加することで話し合った。



 ▲手づくり模型を活用して説明を行う講師の宮城氏









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第2回 地域子ども教室 昆虫編

2006年07月17日 | ★子ども会活動


第2回地域子ども教室が東南植物楽園で7月16日行われた。昆虫編の2回目は、「せみの観察会」に参加した。定員オーバーの25人が参加し、普段の観光コースからはずれた木々の中を進み、せみの大合唱の中、講師の楽しい質問に元気よく答える子どもたちの姿やクワガタのコーナーでは、昆虫好きなお父さんの真剣なまなざしが印象的でした。

参考資料
沖縄県で見られるせみの種類
①クロイワニイニイゼミ ②クロイワツクツクゼミ ③オオシマゼミ ④クマゼミ ⑤リュウキュウアブラゼミ


 ▲熱心に説明を行う講師の比嘉学芸員

 ▲木々の中でせみの観察を行う

 ▲オオクワガタのヘラクレスに感激する子ども達

 ▲ヘラクレスオオカブトムシ(8種類)

 ▲コウカサスオオカブトムシ(1種)





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地域子ども教室(第1回)開催

2006年07月04日 | ★子ども会活動

知花子ども会では、7月より東南植物楽園の協力で「地域子ども教室」を開催している。第1回目の7月2日(日)「蓮まつりツアー」には総勢20名が参加し、見学の際には同園の比嘉正一学芸員から蓮の種類と特徴及びスイレンとの違いなどについて説明が行われた。

又、同園の植物群を散策しながら、専門的な説明に参加者一同感激し、新たな発見が多く参加してよかったと大好評であった。次回参加する際は是非、メモ帳を持参し情報収集して下さい。

ちなみに、学芸員の説明の中で、同園には1本しかなく50cmほどのまだ小さな木があった。その葉の形には特徴があり「幸運を呼ぶ木」と言われているという。その木の名前は「菩提樹(ぼだいじゅ)」である。この木が登川の団地内に植えられているとのことですので近くの方は探して見て下さい。又、なんとこの菩提樹の木が私たちのすぐ近くにもありました。知花第一公園にある大きな木がそうです。

インド菩提樹(ぼだいじゅ)


 ▲見学前の説明会風景

 ▲第1回地域子ども教室参加者記念撮影

 ▲中華料理で使うレンゲはこの花びらの形から生まれたとの事

1.睡蓮と蓮の違い
 スイレンはスイレン科スイレン属の浮葉性植物。ハスはハス科ハス属の挺水性植物。スイレンは浮葉、ハスは水面から立ち上がる立ち葉になる。スイレンの葉には撥水性がなく、ハスにはある。地下茎を比較すると、スイレンで中味が詰まっているのに対し、ハスは穴の空いたレンコンなどの違いがある。

2.蓮と睡蓮の特徴
 ハスの主な生育地は池・沼・水田。花期は通常7月〜8月、花托が9月〜11月頃と言われている。草丈1〜1.5m、花の直径は10〜20cm、花の色は淡紅色、白色、一重、八重咲きがある。開花は夜明け前後。朝日が昇とともに開き、多少差はあるが午後3時ころには閉じ、4日目には散ってしまうのが通常のパターン。午前中、特に直射日光があたらない蓮(ハス)は清々しい色合いを見せてくれる。
 スイレンは温帯種、熱帯種と大きく分けられる。温帯種は耐寒性スイレンとも呼ばれ、一般的に日本で親しまれ、屋外で越冬し管理が楽。これに対し熱帯種は熱帯性スイレンとも呼ばれ、花の色が鮮やかで水面から高く立ち上がる。越冬管理が必要になる。
 温帯種のスイレンは赤、黄、ピンク、白の品種があり、紫、青がない。全て日中に開く、昼咲き。日が昇ってから開き始め、夕方になり閉じる。花は4日ほど開閉を繰り返す。
 最低水温が20℃を超えると生育が盛んになり、生育を初めて約1ヶ月後には開花する。花は昼咲きと夜咲き種がある。昼咲きの花色は青、紫、黄、ピンク、白の品種がある。夜咲き種の花色は赤、ピンク、白の品種がある。温帯種に比べると甘い香りのするのが多い。



3.歴史的かかわり

ハス
 ハスはインドで国花であり最も神聖な花とされる。仏陀の生誕を告げて花が開き、仏陀は蓮(ハス)の花にたち「天上天下唯我独尊」と第一声を上げたと言われている。
 中国では俗人に染まらない君子の花。極楽世界は蓮(ハス)の池であると信じられている。大輪の蓮(ハス)が咲き誇る様子は荘厳にして極楽浄土の象徴となり仏教と切り離せない花となった。
 
 果実の入った花托の形が、昆虫のハチの巣に似ているところから、ハチス(蜂巣)の”チ”がぬけ、略されてハスになったという。
 ハスの栽培は日本、中国でも古くから行われてきた。品種間で簡単に交雑するため、品種も多い。古い時代の化石も発見されていることから、日本に野生していたことは事実。有名にしたのは大賀一郎博士による「大賀蓮」の発見である。1951年、千葉県検見川総合運動場の地中より見つかった3粒の種が発芽し開花したのは、時の話題になった。後の鑑定により2000年前の種であることが分かった。
 
 日本、中国、アメリカで交配による品種の作出が行われている。インターネットの普及、既存の品種や新品種の紹介があり、栽培愛好家が増加している。



スイレン
 スイレンは園芸植物として飛躍的な発展を遂げている。温帯種は温帯に広く分布し、世界中で10数品種が確認されているという。日本にはヒツジグサが野生しているが、現在栽培されているのは明治の終わりころの海外からの導入品種である。交配による品種作出も行われていて、愛好家も多い。
 
 熱帯性スイレンは耐寒性がないことから、植物園の温室で見るイメージが強かったが越冬が簡単に出来ることが分かり、今では手軽さも手伝ってか一般で栽培が広がっている。最近では、ヨーロッパ、タイ、アメリカで交配が盛んに行われ新しい品種が作出されている。
 
 熱帯種のスイレンはアクアリウムで古くから「ニンファ」と呼ばれ、水草として親しまれてきた。花を観賞するのでなく、葉の芸を楽しむ目的があり、今でも水草として販売されている。



4.蓮と睡蓮の楽しみ方、育て方

ハス
 ハスは一般的にレンコンで植え付ける。園芸店で求めたポットはそのまま育ててよしとするものと、もう一回り大きなポットに植えないと咲かない品種がある。苗を求めた園芸店で確かめると良い。
 
 青々とした葉を楽しむのもよいし、出来れば美しい花を咲かせたい。植え付ける前に固形の油粕などの置肥、育てている最中に追肥を行う。冬になると葉は枯れて、地中にレンコンが残る。ハスの分根は翌年の春に掘り取る。傷つけないように掘ったレンコンは、太くしっかりしたのを選び、最低2節つけて切り取る。育ちがいいと、いくつもの新しい植えるレンコンが出来るので、愛好家同士で交換し合うのもいいし、隣近所にあげてもいい。植える用土は粘土質がよい。土壌が軽いとレンコンが浮いてくる。
 
 栽培になれてくると十数鉢ぐらいになるので、品種の区別が難しくなることから品種ラベルは必ず付けておく。

スイレン
 温帯性スイレンは地下茎をもっていて、成長点から葉・花茎をだす。根も地下茎からでる。地下茎は肥大する、根が伸びる、中間のタイプがある。栽培するときにはこうしたタイプを考慮して植え付ける容器を選ぶ。スイレンの葉は全て浮き葉なので、容器は葉が浮いて広がるスペースが必要になる。一度鉢に植えて、水を貯めたスイレン鉢に沈める。このとき、スイレンを植えた鉢と水を貯めた鉢とのバランスを考える。
 
 用土は粘土質がよい。肥料は緩効性(溶け出すのに時間がかかる)がよく、植え付ける時に少し施し、成長するに従って追肥を行う。油粕と骨粉を混ぜた専用の肥料やこれに準ずる肥料が市販されている。化成肥料も効果的なので、使い方を考えて施す。ただ、多すぎると枯れるときや、成長が悪くなる場合もあるので注意する。
 陽当たり良好を好むので、日照時間が最低6時間を超える場所を選ぶ。ただ、真夏には水がお湯のようになり、開花しなくなる。気温の落ちてくる晩夏には再び開花を始める。
 越冬中は水を切らさないようにする。地下茎が凍らなければ屋外の越冬は問題ない。用土ごと凍る場所では屋内などへ避難する。

熱帯性スイレン
 栽培の仕方は温帯性に準ずる。熱帯性は大型になる品種が多いが、狭い場所ではそれなりの大きさで開花する。もともと花付きがいいので、追肥、陽当たりの良い場所さえ間違わなければ、充分な開花が楽しめる。葉が茂りすぎると花つきが悪くなるので、込み合ってきたら取り除く。根元には光が十分当たるのがよい。
 温帯性に比べて冬の寒さには弱いので、冬越しは屋内で行う。


5.蓮と睡蓮の品種と数
 ハスの品種数168  スイレン品種数17


 ▲熱心に説明を行う学芸員さんの胸にぼだいじゅの葉が・・・

 ▲東南アジアのでん粉源となるパンの実

パンの実参考資料1
パンの実参考資料2





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