先月書いた、大叔母の訃報に関して新たな情報が入ってきた。
記事中では4月1日と書いているが(当時はそう聞いていた)、実際は4月10日頃だったらしい。
少なくとも、東京等に緊急事態宣言が出されて、全国には出されていない時期。
それで、訃報を伝えれば「東京からやってくる人がいる」というのが、葬儀会社に難色を示されたそうだ。
「東京から来るなんて、勘弁してよ!」ってところだったんだろうな。
参列を拒まれたのは大叔母の実子。
ついでに人を集めることも拒まれたとのこと。
折悪しく、その斎場近辺で患者さんが出ていたらしく、ピリピリモードになっていたそうだ。
仕方がないので、同居の息子夫婦だけで見送った、というのが詳細だったようだ。
いくらなんでも実子に「来るな」とは言えないので、黙って葬儀まで終わらせることにしたとのこと。
このあたりのことには、色々考えさせられた。
葬儀が「不要不急」かと言われたら、断じて「否」。
だが、実子でも葬儀に参列させて貰えないのも、状況を考えれば「仕方ない」と思えてしまう。
ただ、こんな状況がずっと続くのであれば、葬儀のあり方なども考えていかねばならないだろうなと思う。
実親を見送れないというのはさすがに辛いものがあるだろう。
「オンライン葬儀」というのを始めたお寺もあると聞くが、そういうのが主流になっていくのかな?
今後、どのようになっていくのか、注目していたい。