Chiakiの徒然日記

「忘れたんじゃなくて、持ってこなかったんだろ!」

前回に続いて、印象に残っている先生の言葉その2。
今度は中学校時代の社会科の先生の言葉。

2年に進級した直後、最初の社会の時間にそれは起こった。
社会の教科書や資料集などと一緒に、色鉛筆を持ってくるようにとあらかじめ指示が出ていたのだが、
クラスの3分の1ぐらいの人が色鉛筆を持ってくるのを忘れていた。
あまりの多さに、普段はとても温厚な先生が思わず声を荒げて、叱責が始まった。
忘れ物をした人たちの半分くらいは1年次にも担当していたみたいだが、残りの人たちは今度が始めての人たち。
だから、「一概に言うのもなんだけど」という前置きつきだったのが印象に残っている。
そして、1人の女子生徒を指して、「彼女は1年の時には殆ど忘れたことはなかった。
忘れた、と言っていいのは彼女みたいな人だけだ。」と。
さらに複数の男子生徒を指して、「お前も、お前も、お前も、しょっちゅう忘れてたよな?
それは忘れたんじゃない、持ってこなかったんだ。
だったら、忘れました、じゃなくて、持ってきませんでしたと言えよ!」

このとき、私はこの先生を怒らせると怖いということを学習しました…。
いや、ホント、怖かった…。学年中で一番恐れられていた先生より怖かった…。

この言葉は今でも私の中で生きている。言葉を変えればどういう場面にも使える。
遅刻常習者に対しては、「時間通りに来る気がないんだろ」と言い切ったこともある。

忘れ物や遅刻をすることで、自分だけが困るんじゃなくて周りに迷惑を掛けることにもなる、
ということに気づくのは、やっぱり社会に出てから…なのかなぁ。

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