「さしより生ば!」を言いたくて…県人あるある満載熊本弁検定コメント集
昨日の朝刊に載っていて、分からないものも半分くらいあったが、分かるものについては朝から大笑いさせてもらった。
いくつか抜粋。
・「ずんだれてる」「ぞろびいてる」は最近まで標準語だと思い込んでいた(宇城市・20代女性)
うん、これは同感。
「ずんだれてる」は、だらしない、という感じかな。
「ぞろびいている」は、 ズボン等の裾が床や地面にくっついているというような感じ。
裾を引きずるようなイメージを持って貰えればいいんじゃないかな、と思う。
・東京で広用紙も押しピンも通じなかった(熊本市・30代女性)
広用紙は、模造紙。押しピンは、画鋲。
・近所のスーパーで迷子風のハーフの幼児を発見。声を掛けようとしたら、「ママー、どけおっとー」と大声で叫んだ。駆け付けたママは外国人で、ママの英語とバリバリの熊本弁の会話がかわいかった(氷川町・60代女性)
おお、これは凄い。幼児が「どけおっとー」ですか。
氷川町と聞いて納得はしたが、将来が楽しみなお子さん。
ちなみに、「どこにいるの」という意味。
・こけこけんはえとっけんこけんごつしてこけこんね(宇城市・40代女性)
一瞬、ニワトリか!とも思ったが、何度か音読しているうちに、どこでどう切るかが分かった。
「ここにコケが生えているから、転ばないようにしてここに来なさい」かな。
・20歳になった時、炭酸が苦手だったが、「さしより生ば!」をどうしても言いたくてビールの炭酸を克服(県外・20代女性)
素晴らしい!「とりあえず生を!」と言いたかったということですね。
で、県外在住の様子だが、このお嬢さんは「さしより生ば!」って言っているのかな?
熊本弁の定番ネタみたい(「さしよりビール!」)に扱われているけど、私は実際に聞いたことも使ったこともない。
「さしより○○しておこう」みたいな文脈は使わないけど、聞くことはあるのだが…。
・相手がいないとしゃべれない(県外・50代女性)
私も、相手がいないとしゃべれない。
敬語で話すとなると、イントネーションは別にして標準語になっちゃうんだよね~。
一部の単語を除いて、どうしても標準語で会話になっちゃうので、熊本弁を使わないと見られているみたい。
そんなわけないじゃないですか~~(笑)
これが敬語の必要のない相手だと、途端に熊本弁バリバリですよ~。ただし、相手も熊本弁の人に限るけど。