その点、熊本の判断は早かった。
熊本を縦断する可能性が高まった(その後、上陸・横断予想に変化)27日の段階で、29日30日の市立学校の休校を決定(県立については不明)。
それに追随するかのように、路線バス・市電の全線運休も決定。
大きな商業施設も休業。
結果的には、「休校する必要あった?」レベルだったのだが、こういう備えが功を奏したのだと思っている。
万全に備えたおかげで、あの程度で済んだのだと思えば安いものだと思う。
それでも周知がイマイチだったのは否めない。
30日に、電停で市電を待つおばあちゃんをNHKの記者が取材中に発見。
一日運休であることを伝えたところ、おばあちゃんは知らなかったと言う。
電停にも全線で運休するという旨のお知らせを掲示する必要があるかもしれない。
30日にホテルをチェックアウトして家に帰ったけど、電車もバスも動いていないからか、車はいつもの半分以下という印象だった。
豪雨の中を学校に行ったのにすぐ休校というのは、私も高校1年のときに経験した。
このときは台風ではなかったので、予測が立てづらかったというのもあるだろうが、やはりガックリきた。
あんな思いを小学生がしたのかと思うと心が痛む。
せめて前日までに判断出来れば良かったのにね。