私の日記帳

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◆◇読了した本の備忘録◇◆

『名短篇、ここにあり』 ちくま文庫

2012-11-09 | 読書日記
少し前の時代の、12人の作家の短編を集めた作品集です。
こうした作品集は、今まで読んだことのない作家の作品を読んで、
新しい発見をする良い機会になります。

吉村昭さんの「少女架刑」は、薄幸の少女の死からお話が始まります。
とても印象的で、切なくて、そして怖いお話でした。

黒井千次さんの「冷たい仕事」は、
真面目に書かれているのに、その内容があまりに馬鹿馬鹿しくて、
思わず笑ってしまいました。



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