元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

膝痛のお勉強 1   

2008-01-17 22:38:20 | 健康
「今年は 膝を頑張ります!」と宣言すると、膝専門医U先生は 次々と患者さんをスポーツ医学センターに送ってくれます。
本当に次々と・・・ふぅ~。。。
そのデーター整理に忙しいついでに、“膝痛のお勉強”というカテゴリーを作る事にしました。

膝の患者さんへの問診で、「腰は 痛くないですか?」とお聞きします。
90%ぐらいの人が 「あ~腰も調子が悪いです。」と、お答えになります。
膝の症状が重症なほど、「腰も痛いです。」と答えられます。

問診が終わると、全身の姿勢チェックを行います。
写真撮影となると、みなさん、お顔も姿勢も「ハイ! チ~ズ」となります。
 
膝痛1-1
え~そんなに良い姿勢になれるんじゃん!?!?
「キレイに撮りたいんですけどね~ゴメンナサイ、、いつもの姿勢でお願いします。」


膝痛1-2

背骨が曲がれば、骨盤も倒れ、骨盤から出ている大腿骨の向きも変わり、下腿の骨の向きも変わり、足の裏の面の向きも変わります。

背骨や骨盤の歪みのキーワードは “腹筋力の低下”
正確には 背筋も含めた体幹の筋肉全体ですが、もともと背筋の方が背骨を支えるのに6割の力を発していますので、腹筋の方が弱りやすいです。

変形性膝関節症の方は O脚になって行きます。
膝を内側に閉じようとすると、自然と腹筋にも力が入ります。
反対に言うと、腹筋力が低下すると、脚筋力も低下し、膝が外側に開いていきます。
そのメカニズムは 脚の筋肉の付き方にも謎が隠されています。
その謎とは・・・!?!?
この“謎”については 次回、お話します。


膝痛予防エクササイズ:その1
*姿勢改善&O脚予防*
座って、又は 仰向けに寝て、両方の膝の内側を閉めて10秒数えましょう。
(クッションやタオルを挟んでもGOOD☆)
1日に何度か行ってください。
プヨプヨのお腹も引き締まりますよ。
膝痛1-3


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