澁谷から電話が来たよ。
ガソリンや日用品の配布が終わったって。
「お前は救世主だ!」
と、大層喜ばれたそうだ。
良かったね、澁。
そして、
「今回、初めて君の事がすごいな、と思ったよ。ボランティアやめようかと思ったもんね。」
と言われた。
善意なのに怒られる時がある。
「なんで灯油がないの?使えない!」
とオバチャンに言われたそうだ。(笑)
分かるよ。
俺は初日にキャットフードがない!とキレられたからね。
今日も、
「は?これだけ?」
と言われた。
「十分な量じゃなくてスミマセン。頑張ってもらえますか?俺達も頑張りますから。」
それが精一杯だった。
本音は、
「ざけんな!なめんな!ババァ!」
というのが事実。
でもさ、気持ちも分かるんだよね。
自分の命が助かった!という奇跡を忘れて、次は様々なものを失って、希望すら危うく、暗い団体生活を送っていれば、誰でも心は荒むと思う。
奪ってでも家族に食べ物を…というギリギリの心境も理解出来ない訳ではない。
手段を問わず家族に食べ物を。
ただ、それは自ら未来を切り捨てる事と同じだ。
災害は悲しむべきだ。
だから尚更、犯罪はいかん。
強姦とかはマジでダメだし、他県からの火事場泥棒なんざ話の他。
少しでも落ち着いたらそんなことしない。
被災者は貧乏人でも弱者でもない。
その時に、その場所にいただけ。
ボランティアの人達の中には、それこそ弱者や貧乏人を助けてやってんだ、俺は偉い。
みたいな人がいる。
なんとか党のあいつらみたいにね。
しかし、それは違う。
もしかしたら、大親友になるかもしれない奴も、奥さんや旦那さんになるかもしれない人もいるかもしれないのだ。
たまたまそこにいただけなんだ。
だから災害は悲しい。
俺は、両親にどんな憎まれ口を叩いても愛してもらった。
自分の子どもに対しても、俺はその心算。
俺は企画屋だが、その前に淋しがり屋。
すごく人が好きなんだと思った。
愛するっていうのは覚悟もいる。
何があっても愛するっていう覚悟。
ボランティア精神とは、そういうものなのかもしれない。
親子のようには当然いくまい。
ただ可能性や仮定なら出来る。
自分の家族に対してだったら苦もなくしてあげられる事をする。
やるなら最後まで。
半端な覚悟じゃ、ちょっとしたことで投げ出したくなる。
俺はどうせ、今は仕事なんてない。
徹底的にやってみようと覚悟したんだ。
天国のゆきえさんが呆れる位に。
子ども達に夢や希望を語る時。
大人が夢や希望を失っちまったら語れない。
子ども達には、
「ヒーローはいる!」
って思ってて欲しい。
消防士や警察官、自衛隊員…
そこに並べるハズはないし、邪魔になるなら俺は別な事をする。
今。
これだけ、誰かが誰かの為に日本中が動いている時ってあるだろうか?
「ああいうお兄ちゃんに僕もなりたい。」
(あくまでもお兄ちゃん。)
そんな人が、世に溢れれば日本は良くなる。
皆が必死で雪山を越えてかき集めてきたガソリンをパクったり、スタンドで長時間並んでイライラしてケンカしたりする人で溢れてはいけない。
ドックウッドで全く知らん女性が、
「あれが平って奴だよ。」
と我妻に言われて、
「ブログを読んでます。うちは両親も読んでます。」
と言われた。
「男とはこうあるべき。」
とも言われ、照れ隠しでふざけた。
違うんだ。
周りがスゲーかっこいいからさ、負けたくないの。
怒るのも、泣くのも、もう少し我慢する。
いちいちそれでは、カッコ悪い。
皆で思い切り悲しんで、皆で思い切り怒る。
それは、少しだけ先延ばしにする。
今は、いつかまた皆でワイワイやるために、やれることを本気で徹底的にやる。
手伝ってくれねぇかな。
敵なんて初めからいないんだ。
だから無敵。
俺は無敵。
だから大丈夫。
頑張る。
写真は日中に保護したデケープードル。
スタンダードプードルのタケチンです。
ナポリ…名取で保護した。
餌は貝を与えておけばよい。
ガソリンや日用品の配布が終わったって。
「お前は救世主だ!」
と、大層喜ばれたそうだ。
良かったね、澁。
そして、
「今回、初めて君の事がすごいな、と思ったよ。ボランティアやめようかと思ったもんね。」
と言われた。
善意なのに怒られる時がある。
「なんで灯油がないの?使えない!」
とオバチャンに言われたそうだ。(笑)
分かるよ。
俺は初日にキャットフードがない!とキレられたからね。
今日も、
「は?これだけ?」
と言われた。
「十分な量じゃなくてスミマセン。頑張ってもらえますか?俺達も頑張りますから。」
それが精一杯だった。
本音は、
「ざけんな!なめんな!ババァ!」
というのが事実。
でもさ、気持ちも分かるんだよね。
自分の命が助かった!という奇跡を忘れて、次は様々なものを失って、希望すら危うく、暗い団体生活を送っていれば、誰でも心は荒むと思う。
奪ってでも家族に食べ物を…というギリギリの心境も理解出来ない訳ではない。
手段を問わず家族に食べ物を。
ただ、それは自ら未来を切り捨てる事と同じだ。
災害は悲しむべきだ。
だから尚更、犯罪はいかん。
強姦とかはマジでダメだし、他県からの火事場泥棒なんざ話の他。
少しでも落ち着いたらそんなことしない。
被災者は貧乏人でも弱者でもない。
その時に、その場所にいただけ。
ボランティアの人達の中には、それこそ弱者や貧乏人を助けてやってんだ、俺は偉い。
みたいな人がいる。
なんとか党のあいつらみたいにね。
しかし、それは違う。
もしかしたら、大親友になるかもしれない奴も、奥さんや旦那さんになるかもしれない人もいるかもしれないのだ。
たまたまそこにいただけなんだ。
だから災害は悲しい。
俺は、両親にどんな憎まれ口を叩いても愛してもらった。
自分の子どもに対しても、俺はその心算。
俺は企画屋だが、その前に淋しがり屋。
すごく人が好きなんだと思った。
愛するっていうのは覚悟もいる。
何があっても愛するっていう覚悟。
ボランティア精神とは、そういうものなのかもしれない。
親子のようには当然いくまい。
ただ可能性や仮定なら出来る。
自分の家族に対してだったら苦もなくしてあげられる事をする。
やるなら最後まで。
半端な覚悟じゃ、ちょっとしたことで投げ出したくなる。
俺はどうせ、今は仕事なんてない。
徹底的にやってみようと覚悟したんだ。
天国のゆきえさんが呆れる位に。
子ども達に夢や希望を語る時。
大人が夢や希望を失っちまったら語れない。
子ども達には、
「ヒーローはいる!」
って思ってて欲しい。
消防士や警察官、自衛隊員…
そこに並べるハズはないし、邪魔になるなら俺は別な事をする。
今。
これだけ、誰かが誰かの為に日本中が動いている時ってあるだろうか?
「ああいうお兄ちゃんに僕もなりたい。」
(あくまでもお兄ちゃん。)
そんな人が、世に溢れれば日本は良くなる。
皆が必死で雪山を越えてかき集めてきたガソリンをパクったり、スタンドで長時間並んでイライラしてケンカしたりする人で溢れてはいけない。
ドックウッドで全く知らん女性が、
「あれが平って奴だよ。」
と我妻に言われて、
「ブログを読んでます。うちは両親も読んでます。」
と言われた。
「男とはこうあるべき。」
とも言われ、照れ隠しでふざけた。
違うんだ。
周りがスゲーかっこいいからさ、負けたくないの。
怒るのも、泣くのも、もう少し我慢する。
いちいちそれでは、カッコ悪い。
皆で思い切り悲しんで、皆で思い切り怒る。
それは、少しだけ先延ばしにする。
今は、いつかまた皆でワイワイやるために、やれることを本気で徹底的にやる。
手伝ってくれねぇかな。
敵なんて初めからいないんだ。
だから無敵。
俺は無敵。
だから大丈夫。
頑張る。
写真は日中に保護したデケープードル。
スタンダードプードルのタケチンです。
ナポリ…名取で保護した。
餌は貝を与えておけばよい。