スチャラカランナーの日々

運動部経験なし、40代マラソンランナーの趣味日記。ランニングも趣味のひとつですから。

「神のはらわた」ブリジット・オベール/著

2006年05月31日 | 
 「神のはらわた」ブリジット・オベール/著読みました。

 ブリジット・オベールのハヤカワミステリ文庫作品は気付くと既に10冊になっていた。結構この作家は好きな作家なので、まめに読んでいたつもりだったのですが、気が向いた時に本屋による程度だとこんなものです。

 それにしても、気付かなかった後半の5作品はあまり本屋でも見かけない、というかそもそもハヤカワミステリ文庫自体かなり本屋では穴だらけの状態で本屋では並んでいる。

 「神のはらわた」は「死の仕立て屋」につづくシリーズ第2作だそうですが、「死の仕立て屋」を読んでいない、しかも本屋でも見かけない。

 前作を読んでいなくても話としては問題ないとのことですが、キャラクターが今一歩たたないせいかコメディ調の作品の面白さがもう一つ伝わってこない。ユーモアの感覚そのものがかなり違うような気がします。

 オベールはその分野の多様さや作風の幅広さなどが特徴の一つだと思えます。そこがこの作家の好きなところでもありますが、この分野はちょっとあわなかったのかもしれません。
 それほどおかしい作品(連続猟奇殺人もので変ですが)でもなく、そんなにサスペンスも感じませんでした。やはりキャラクターがつかみづらいせいでしょうか?それともフランス人のユーモア感覚があわないのか。

 「死の仕立て屋」を探して読んでみます。
 

徒歩で出勤

2006年05月31日 | 走る&徒然日記
 日曜の野球のため筋肉痛で体がバリバリです。体は相変わらず疲れが抜けないので、北海道マラソンに向けてあまり時間はありませんが、まずは徒歩で通勤しています。

 片道約5キロくらいを朝晩で往復。
 今日もレイトショーで「間宮兄弟」を見終わった後も歩いて帰宅、0時過ぎでした。

 ところで今週のアエラに昔の村上春樹作品への愛着に関する記事があるようだ。まだ読んでいないので何ともいえないが、私も最近の村上春樹作品には今一歩乗れないと言うようなことを書いていて、年のせいで感覚が昔とは違ってきているのかな、と思っていたが必ずしも私だけではないらしい。

 「村上ラヂオ」村上春樹/著読みました。

 「辺境・近境」村上春樹/著読みました。

 たまたま同時期にそういった記事が出ているのは何とも面白い。当事者だけですけど。

映画「間宮兄弟」森田芳光/監督

2006年05月31日 | 映画
 映画「間宮兄弟」観てきました。

 今日は仕事を早く上がり、レイトショーへ行きました。

 上映開始の5分前に着きましたが、整理券の番号は85番。ロビーには人があふれていました。既に若い番号から入場が開始されていましたが、レイトショーでこれだけの人はほとんど見た事がなかったのでかなりびっくり。

 一体何事と考えて場内へ入場し、いつもの最前列に向かうとそこには関係者の貼り紙が。ドランクドラゴンの舞台挨拶がありました。私は全くそのことを知りませんでしたのでラッキーでした。


 撮影は禁止でしたので、その旨を告げる映画会社の人の写真様子です。

 ドランクドラゴン2人の挨拶(+質疑応答)の後、サプライズが。

 森田芳光監督がお忍びできていました。自腹だそうです。森田監督も加わり挨拶、終了後劇場を出る時のマイクが「びっくりした~」という声を拾っていたのでドランクドラゴンの2人も知らなかったようです。
 そういえば、今日観客動員が10位になった、と言っていました。全国で40館の上映とのことでした。ちなみに「ダ・ヴィンチ・コード」は850館あまり。

 森田監督は監督名で劇場に行く、数少ない監督の一人なので、正直ドランクドラゴンの2人を見たよりもはるかに感激しました。

 ストーリーですが、兄弟2人で暮らしている間宮兄弟の日常を弟の知人の女性教師と、ビデオ屋の女性店員と絡めて描いている作品です。

 原作は江國香織さんの同名小説。

 キャストは佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、中島みゆき、戸田菜穂、高島政信など。

 オタクっぽい兄弟の様子をほのぼのと描いていて、爆笑と言うことはありませんがユーモラスでとても感じのいい映画です。ただこういう兄弟が現実に居たらこんなにほのぼのと受け入れられるのかは疑問ですが。 女性陣のリアル?さとの対比も面白い。兄弟かどうかはともかく、現実に兄弟ではないこんな男は結構多そうです。オタクたちの日常は見ようによったらこんなもんという気がしないでもない。(一つにはくくれませんが)

 いい人って、どうでもいい人なんですよね。

 弟の徹信が鉄道オタクでテッチャンといわれているのは、たぶん原作どおりでしょうが、なかなか笑えます。

 もちろんこの兄弟二人もいい感じなのですが、沢尻エリカさんと北川景子さんの姉妹もとてもいい。最近の沢尻エリカさんの演じるキャラにははずれがない。
 次は姉妹でもやって欲しいくらい。

 中島みゆきさんが登場しているのも珍しい。ナチュラル(本当にそうらしい)にいい味を出している。

 森田監督の作品では「それから」が最も好きで、「メインテーマ」「(ハル)」も好きな作品ですが、とても好きな作品の一つになりました。このところ「間がない」と映画に関して書いているケースが多いような気がしますが、この作品は「間」でおかしさが出ている作品だと思います。

 自分自身がオタクなのでそういうこともポイントの一つにはなっているかもしれません。

 「ま~みや」で写真撮影を客席に向かって行いました。「マミヤ兄弟」の部ブログに掲載とのことだった。

 →端だったので切れていました。

今日は久しぶりに草野球

2006年05月29日 | 走る&徒然日記
 会社の若い人たちと草野球をした。昔うちの会社では東京、大阪、名古屋には野球部があり、私も異動の関係で東京チーム、名古屋チームに在籍していた。

 私は東京で草野球チームに入っていて、東京で勤務している時にそのチームでやっていて、学生時代から入っているチームで学生時代、東京勤務合わせて約18年くらいそのチームで草野球をやっている。名古屋に転勤になっているのでこの3年くらいは全くバットにも触っていなかったし、グローブ、スパイクともチームに預けっぱなしの状態でした。

 今の若い人たちは野球の経験者が非常に少ないので、キャッチャーができる人間がいない関係で誘われたようです。30前に肩も壊したままなので返球するのも辛い状態でした。

 それにしても、みんなの走る様子を見ていると20台なのに随分体が重そうです。マラソンをやっていて良かったなと思うのはこんな時でしょうか?

 そんな訳で今日も走る練習をしていませんが、野球の前にアップを兼ねてちょっと走りましたが、不思議なくらい体が重い。

映画「アンジェラ」リュック・ベッソン/監督

2006年05月29日 | 映画
 映画「アンジェラ」観てきました。

 監督はリュック・ベッソン。近年は製作として名前が出てくるケースが多かったベッソンですが久しぶりの監督作品です。最後の監督作品という話もあります。

 ストーリーですが、今日中に借金を返さねばならず、行き詰ってセーヌ河から身投げをしようとしていたアンドレだったが、その時アンジェラという美女を救ったことからアンジェラと一緒に行動することになり・・・と言う話です。

 先日の「グッドナイト&グッドラック」に続いてモノクロ映画です。
 ありがちなケースですが、アンジェラと出合ったところからカラーになるのかなと思っていたのですが、そのままモノクロでした。

 これは「グッドナイト&グッドラック」の時に思ったのですが、「グッドナイト&グッドラック」では黒が漆黒と言う感じで、本当に黒かった(変な表現ですが)のですが、この「アンジェラ」ではオーソドックスなモノクロの感じの色でした。
 「グッドナイト&グッドラック」は4色印刷のモノクロ印刷という色だと感じました。

 ところでパリの名所が「ダ・ヴィンチ・コード」に続いてこの作品でも出ています。映画の舞台に良くなるパリですが、こうしてみていると以外に狭いエリアが舞台になっていることに気がつく。

 もちろん主人公アンドレとアンジェラが出会うのがセーヌ河ということもありますし、ほぼ1日程度の話なので動きが少ないことも分かりますが、エッフェル塔・セーヌ河沿い・ノートルダム寺院・リヨン駅(ニキータではこの駅の中のレストランが最初の仕事の舞台になりました)などです。

 セーヌ河の観覧船ツアーは夜のものがヒッチコックの「シャレード」でも出てきますし、先日DVDで「ナインスゲート」を見ていたらそこでもセーヌ河脇が舞台として出てきていた。

 話としてはアンジェラとの出会いから、負け犬だった主人公のアンドレの人間的な再生を描いている話ですが、話としてはそれ程目新しい感じもないし、凄いアクションや見栄えのする特撮や大きな感動を得るわけでもないと思いますが、何か味わいのある作品になっています。

 それはモノクロ映像によるものなのか、よく分かりません。不思議なものです。
 久しぶりに「ベルリン 天使の歌」を見たくなりました。

 結構舞台になっている付近の景色もありますので、良ければ以下もどうぞ。

 パリマラソン行ってきました

 「ルーブル美術館」 パリマラソン旅行日記①

 「ノートルダム寺院」 パリマラソン旅行日記②

 パリの夜景 パリマラソン旅行日記③

 オルセー美術館 パリマラソン旅行日記④

映画「ポセイドン」ウォルフガング・ペーターゼン/監督

2006年05月28日 | 映画
 映画「ポセイドン」観てきました。

 先行ロードショーの2回目の上映でしたが、入りは3割程度という所でしょうか。「ダビンチコード」、「海猿」がヒットしているところとはいえ結構苦戦しそうです。

 ストーリーですが、年越しの航海にあった豪華客船ポセイドンが巨大な波によって船体が横転、上下さかさまの状態になってしまう。そんな中乗客たちは脱出を図っるのだった・・・、と言う話です。

 監督はウォルフガング・ペーターゼン、パーフェクトストーム、Uボートの監督です。

 ポセイドンアドベンチャーのリメイクですが、よく覚えていません。確かタワーリングインフェルノの後くらいの作品だったと思いますが、何しろ中学生くらいの頃のものなので。
 
 キャストはカート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、リチャード・ドレイファスなど。

 船での人間関係については手際よく処理、かなり早い段階で船が転覆して脱出に向かう本筋に入ります。後は次々に現れるトラブルを乗り切っていきます。

 大掛かりなセットと恐らくはCGだと思いますが、非常に大掛かりで見栄えがします。
 次々に襲ってくる困難の局面の数の割りには上映時間が短くテンポよく進みます。ただ、テンポが良すぎて案外緊迫感を感じない、というかサスペンスの盛り上がりがかけるような気がします。この点では「ダ・ヴィンチ・コード」と同様です。

 上映時間の制限というか基本的には120分の枠に収めるという考え方に沿って作られたのだと思いますが、もう少しタメがあった方が良かったと思います。

 「海猿」はまだ観ていませんので、見比べてみたいと思います。


映画「水霊」山本清史/監督

2006年05月27日 | 映画
 映画水霊観てきました。

 名古屋市内では唯一の上映館で、初回の上映でもあり劇場は5割程度の入り。この映画館にはよく来ていますが、「水霊」の予告編も見なければ、ポスターさえ診た記憶がない。家族づれらしき団体もいたが、よく5割程度も入っていたと言う感じ。

 ストーリーは、取材で知り合った大学教授が眼を突いて自殺した、また同様の自殺がいくつも起こっていることを知り調査を進めていくと・・・、という話です。

 原作は田中啓文さんの同盟の小説ですが、この作家の作品はいくつか読んでいますが、本作は読んでいないようです。

 キャストは井川遥、渡部篤郎、山崎真実、矢沢心、三輪ひとみ、柳ユーレイなど。ホラー映画定番の三輪ひとみさんをキャスティングしているのはちょっとした遊び心でしょうか?

 ホラー映画ということでメイクの関係でしょか、井川遙さんは随分印象が違って見えますが、体が何ともボリュームが出て子持ちのバツイチという設定がぴったりはまっている。これから熟女ものへの活躍もありそうです。
 ところで、「重くて悪かったわね」という口げんかのせりふもなんとも、と言う感じでした。

 また、グラビアタレントの山崎真実さんも高校生役で登場、制服姿を見せています。多分年齢的には高校生役でもせいぜい1歳か2歳程度の違いしかないと思われますが、何ともコスプレっぽい。映画を見てもらえば分かりますが、演技の部分ではがんばっているといえると思います。

 作品ですが、編集はなかなか凝った形で行っていますが、井川遙さん演じる主人公に関する部分で判断がつかない部分があり、話が分かりにくい。というか分かっていないか?

 個人的にはもう少し話が限定的というか、個人的な範囲で進んでいった後に大きな話になっていく方が好きではあります。

 結構、びっくりすると言うものも含めて怖がらせる部分はあるのですが、折角オカルト的に黄泉など言葉の関連があるのに台詞にとどまり、映像的には全く見せてもらえない。見せないで演出で処理する方法もありだと思うが、そういう意図がなさそうなのは残念。
 

「プロレス、K1、PRIDE 禁断のスキャンダル史」格闘技探偵団+亀井誠/著

2006年05月26日 | 
 「プロレス、K1、PRIDE 禁断のスキャンダル史」格闘技探偵団+亀井誠/著読みました。

 会場でもテレビでもプロレスを観にいかなくなって久しい。かっては新日本プロレスのドームツアーも行ったものだったし毎年正月の東京ドームに行き、毎年G-1にも行っていた。

 UWFの旗揚げも行ったし、UWFインターにも行った。全日ももちろん行っていた。リングスも行き、ヒクソン-高田、ヒクソン-舟木、ホイス-桜庭にも観にいった。WWFの初上陸も行ったものだった。
 ほとんど毎日東スポも買っていた。

 現在では専門誌も新聞もほとんど買っていないし、会場にもほとんど行っていない。実際雑誌もかなり不調の中でいわゆる暴露系の本は売れているらしい。

 殊にプロレスは常に八百長の問題が言われてきて、もともとマニアの裏読みはよくあったし、まあスキャンダラスなものは面白いという部分もあるのだろう。

 いずれにせよ市場にはマニアだけが残りつつあるということなのでしょう。
 総合格闘技では日本人の活躍がどんどん減ってきている。恐らく人気の低下と一概に無関係とは言えないのではないか。

 録にこの手の関連のものを見なくなったのに依然としてこの本を買っているのは結局昔見ていた頃の裏話などが見れるからのような気がします。あの時はそんな裏があったのか、と言うわけですね。

 それにしても、元社長の藤波選手が月給で30万円程度とは・・・。

「マラソントレーニング」

2006年05月26日 | 
 「マラソントレーニング」読みました。

 日本のマラソン史上の名選手たちのインタビューを行いながら、当時の練習について、あるいはアドバイスを語ってもらっている本です。

 マラソンに必ずしも限りませんが、「HOW TO」本に関しては基本的にどういう部分を自分のノウハウにしていくかを考えながら取り入れていくことが大事だと思います。

 有名選手ばかりですから当然ですが、エピソードは比較的聞いたことがあるものが多いのですが、こういった形でまとまっているとそれなりに読み応えがあります。

 高橋選手や野口選手に関しては現役選手であるからか、少々普段出ている情報量と比較すると少なめですが、本のタイトルは「マラソントレーニング」と言うわけで、登場する選手たちの目的や考え方をどう参考にして、取り入れていくかということになります。

 選手それぞれにいろいろな対象を想定してアドバイスをしている(編集している)ようで面白く読めました。

 いろいろな想定のタイムなども自分に置き換えていけば結構参考になるのではないでしょうか?

 巻末に金さんの目標タイム別の練習メニューも付いています。

 うまく取り入れさえすれば、かなり参考になると思われます。 

「にっちもさっちも」小林信彦/著

2006年05月25日 | 
 「にっちもさっちも」小林信彦/著読みました。現在も連載が続く週刊文春の連載コラムをまとめた本です。

 理由は分かりませんが、週刊文春で読むよりも一冊の本としてまとまった今回の本の方が楽しめました。かなりの頻度で週刊文春も買っていることが多いですが。

 同じく連載中の土屋賢二さんの文庫本も買ってしまいました。

 

「村上ラヂオ」村上春樹/著

2006年05月24日 | 
 「村上ラヂオ」村上春樹/著読みました。

 伊坂幸太郎さんの小説を読んでいたら妙に村上春樹さんの作品が懐かしくなり、先日に続いて読んでみました。

 もとは雑誌のananに連載されたものをまとめたものですが、あまり読者層を意識していない、できないということでいつもどおりの村上さんの作品です。

 前回も書きましたが、デビューからしばらくの村上さんの作品はちょっと軽い感じで、この本の中でも書いていますが、ちゃらちゃら小説で文学ではないという世間的な雰囲気があった、実証的な数字で表現できるものはないですが。
 ドイツの文芸批評番組では村上さんの著作「国境の南、太陽の西」が取り上げられた時、番組のコメンテーターのケスラーという女性が、この作品は文学ではなく、文学的ファーストフードで番組からは追放すべきだとコメントしたそうで、80歳の司会者が弁護した所、このケスラー女史なんと12年間続けたコメンテーターを降りてしまったそうだ。

 一体どんな弁護をしたのか、かなり気になります。訳の分からないドイツ人の認識するオリエンタルな理由を挙げていたりしそうです。
 それにしても、文学の批評番組が少なくとも12年続いていると言うのは何となく生真面目な(思い込み?)ドイツって感じがします。

 そんな村上さんが現在ではカフカ賞を受賞、この女性はどんな反応を見せたでしょうか?

 また、これも作中ですがマンハッタンに住むハヤブサの話が書いてあり、このハヤブサはかなり有名なのだそうだ。そんな話から、「ボーンコレクター」のハヤブサの着想をえたのでしょう。

 読み始めはかなり違和感があったのですが、読み進むうちに徐々に楽しめるようになって来ました。リズムが徐々にあってきた感じでした。

 ただやっぱり昔ほど楽しめると言う感じはなくなっています。今度は小説を読んでみようと思います。
 やはり「海辺のカフカ」あたりでしょうか。

「タイタス・クロウの事件簿」ブライアン・ラムレイ/著

2006年05月23日 | 
 「タイタス・クロウの事件簿」ブライアン・ラムレイ/著読みました。

 イギリスの作家のホラー小説、というかクトゥルー神話もの中短編集です。原書が発行されたのは1987年ですが、随分クラシックな印象の作品です。

 内容だけではなく、翻訳の仕方も理由の一つかとは思いますが、ブラックウッドと同世代の作家の作品といわれれば信じてしまいそうです。

 同時代に同じクトゥルー神話を扱った作品「ザ・キープ」などのF・ポール・ウィルソン作品があることを考えると信じられないくらい古典的な怪奇小説の趣を残している。中短編集であることも一因かもしれませんが。
 古典的な香りを残しているということは一概に否定的なものでもなく、たまにはこういった作品のまどろっこさ、回りくどさというものもたまには味わい深いものです。

 全ての作品がスティーブンキングでもしょうがないし、ジェットコースター小説である必要も、理由もない。

 いわゆる怪奇小説を好きな人には楽しめる作品だと思われます。

 中身と発行時期のギャップを感じて結構最近の本だな、と思いましたが考えると20年も前の本とも言える。年ですね。

今日はLSD1時間強

2006年05月21日 | 走る&徒然日記
 日中暑かったので、夜に走ろうと思いビデオを見ていたら、昨日に続いて眠ってしまった。

 今日は19時過ぎに眼が覚めたので、食事まで1時間強走りました。
 たぶん距離的には12キロ程度と思われます。

 それにしても何でこんなにだるくてしかも眠いのか良く分からない。

 北海道マラソンに向けてペースアップしてきます。

東京マラソン2007コース 写真(前半です)

2006年05月21日 | 東京マラソン
 先日東京に行った折、東京マラソンのコースを歩いてみました。ただし、雨が降っていたのでほぼ半分だけです。
 東京マラソン2007のコース図はかなり大まかな地図ですので多少間違いはあるかもしれません。
 今回は大体半分なので、残りの半分は6月上旬の出張の折に歩くつもりです。


 都庁前をスタート後すぐにこの交差点を右折。


 右折後の様子、この後数百メートルで左折。前回も書きましたが、スタート直後のカーブが少々混雑しそうです。


 左折後にあるオブジェ。


 左折すぐにさらに右折。この歩道橋の下を右に。靖国通りに合流。しばらく靖国通りを行きます。


 新宿のガード。この下をくぐって靖国通りを市谷方面へ。


 ガード下を抜けると歌舞伎町。


 花園神社の前を通過。


 明治通りと靖国通りの交差点を過ぎてしばらく行くとコースは下りに。前半ではこのあたりの下りが唯一の坂と言うことになりそうです。
 このあたりではそろそろ体が温まってきていると思われますので、一旦ペースを上げて体に刺激を入れるのもいいかもしれません。ただし、上げ過ぎると下りは実はスピードが出る反面体へのダメージも多きいので要注意。


 曙橋駅交差点付近。


 中央大学市谷キャンパス前。


 防衛庁前。


 市ヶ谷駅手前、ここで東京国際のコースに合流です。白い車が見えますが、東京国際のコースはあちら側に行きます(折り返しコースですからあちら側から来ます。高橋尚子選手が失速して抜かれたのはその先の坂)


 市ヶ谷駅。


 飯田橋駅そばの五差路。五差路を通過してから東京ドーム方面へ右折。


 ビルの横から東京ドームが見えます。進行方向左手側。


 東京ドームを過ぎるとすぐに右折。水道橋駅前を過ぎ、神保町の交差点を右折のようです。東京国際マラソンのコースに市谷で合流後は同じコースでしたが、ここで一旦コースから離れます。いわゆる古本屋街を通ることになります。


 古本屋街を数百メートル走るとすぐに右折して皇居方面へ。 皇居前のコースへ。内堀通りに入ります。ここはおなじみの皇居周回のコース。日比谷公園手前の祝田橋まで2キロくらいでしょうか。


 二重橋あたりの内堀通り。


 東京駅方面。丸ビルなど。


 祝田橋を右折。晴海通りを50メートルばかり。この晴海通りには折り返し後、銀座方面へ行く時に通ります。


 日比谷公園角を右折、日比谷通りを行きます。田町手前までこの日比谷通りを通過します。ここは東京国際マラソンのコース。ただし車線は右側を使用します。品川で折り返しして左側斜線を使用し、この日比谷公園の角を右折して、銀座方面へ向かうので交錯しないため。


 日比谷公園前。帝国ホテル前を通過。


 新橋駅そば。この交差点の右側すぐが新橋の駅。


 増上寺前。進行方向右手。


 同じく右手には東京タワー。こちらは折り返し後のほうが見やすいかも。


 これも増上寺。


 NEC本社前を通過して、田町で第一京浜へ合流。品川駅までは東京国際と同コース。東京国際では品川を通過して行きます。


 田町駅。進行方向左手。


 品川の高層ビル街が見えてきます。こちらも進行左手ですが、折り返してからは後方になりますので、往路で。


 品川駅前を折り返し。


 折り返しの後の田町手前歩道橋より。左手に東京タワーが見えます。

 さて、この後は日比谷通りを晴海通りまで同じコースです。今回初めてコースになる銀座から先は6月上旬の出張の時に歩きます。とても楽しみです。

 前回にも書きましたが、今回のコースはスタートとゴールが違うワンウェイコースです。坂と言えるのは実質的には中央大学の手前からの下りの坂くらいですので、コースの設定はかなり記録が出しやすい(トップはカーブの渋滞にも巻き込まれませんから)コースなので、かなりの記録が期待できそうです。2月とかなり寒いのでアフリカの選手が力が出せるのか分かりませんが、リモやゲブラセラシエなどの有力選手を是非招待してもらいたいものです。

 あとは当日の気象条件(風向きと怖いのは積雪)しだいと言えるでしょう。世界最高が出そうなコースのような気がします。
 ロッテルダムよりも、もしかしたらベルリンよりもタイムの出やすいコースではないでしょうか?

 後半はこちらから

走っている人たちのブログ集です。よければどうぞ。

 走る仲間のブログ集④

以下、大都市型マラソンのレポートもよければどうぞ。

 「パリマラソン2006」走ってきました

 北海道マラソン2005レポート

 長野マラソン2005 コース上にて

 ロッテルダムマラソン2005走りました。

 ボストンマラソン紹介

寝過ごし

2006年05月21日 | 走る&徒然日記
 映画「ダ・ヴィンチ・コード」観た後、一旦会社へ出社して出張でたまっていた書類を処理して、帰宅。

 夜走ろうと思っていましたが、ビデオ屋で借りてきたビデオを見ている途中で眠ってしまい、起きたら21時過ぎでした。

 晩飯を食べる時間でしたので、結局走らず食事。いやはや情けない。何だかひどく眠い最近です。