スチャラカランナーの日々

運動部経験なし、40代マラソンランナーの趣味日記。ランニングも趣味のひとつですから。

東京マラソン2007コース歩いてみました。(半分)

2006年05月07日 | 東京マラソン
 東京に用事があり来たので、東京マラソン2007のコースを歩いてみました。雨が降っている上、風が強く途中買ったビニール傘の骨も折れ、横からの雨でかなり塗れたので、とりあえず品川を折り返し、有楽町あたりまで。
 (新宿-市谷-飯田橋-水道橋-神保町-日比谷-内幸町-田町-品川-田町-内幸町-日比谷)半分くらいでしょう。

 それにしても当日の風向きによってはことによると、世界最高の高速コースなのではと言える位上りがない。スタート地点が都庁で、ゴールはビックサイトらしいので、世界新の認定のコースの規定は満たしていないかもしれません。(現在はスタート地点とゴール地点の直線距離、高度差などで規定があったと思います)マラソンではたいした問題だと思いませんが。

 都庁から新宿のガードをくぐり、市谷に向かうあたりでは軽い下り、市谷あたりで東京国際マラソンのコースに合流。飯田橋、水道橋、神保町と抜けます。ホームページの地図が大まかな表示なので少々違っているかもしれませんが、このあたりは少々国際マラソンのコースとは違っているようです。

 皇居のコース(普段の練習コースの逆走状態)で日比谷公園まで、ここから再び東京国際のコースに合流すると後は品川までは全く同様。

 品川駅前で折り返して日比谷公園まで行きと同じコース。

 少々違うのは、東京国際などで使用の時は左側通行になっていますが、今回は品川で折り返し、日比谷公園まで折り返したところで、右折して銀座方面へ行きますので、コース上で交差しないため右側通行になっています。

 それにしてもアップダウンといえるのは、ここまで(20キロ程度)新宿から市谷までにある部分の下りのみです。

 銀座から先も浅草や東京湾の埋め立て地域なので、橋くらいしか上りの箇所はなさそうな感じです。これまで走ったベルリンやロッテルダム以上に上りが今の所ありません。

 ところで一つ気になったのはスタート直後。都庁前からスタートするようですが、走り出してすぐに(多分200メートルから300メートル程度)右折があります。また、その後も500メートルから600メートルの東郷青児美術館で左折です。

 正確なスタート地点が分からないのでなんとも言えませんが、渋滞が発生しそうな気がします。

 コースの写真は画像が多いので後日。

「メルニボネの皇子」マイクル・ムアコック/著

2006年05月07日 | 
 「メルニボネの皇子」マイクル・ムアコック/著読みました。

 表題作と「真珠の砦」の2作が収録されています。この本も長く絶版状態だったと思われますが、今回は以前2巻で発行されていたものを1冊にしたもののようです。

 エルリックシリーズは多分私が中高校生の頃に翻訳本が発行されていて、当時はヒロイックファンタジーものは結構ファンがいて、推薦文を書いている栗本薫さんの「グインサーガ」もこの頃スタートしたのではなかったか。

 シュワルツェネッガーが映画で演じたコナンシリーズなどと比べると主人公はかなり屈折して、複雑な人物(?)像が与えられている。
 また、魔法を使うところも少々違っているところ。

 当時読んでいなかったので、懐かしさ半分で読みましたが楽しめました。5月上旬にはシリーズの続きが出るようなのでそちらも読もうと思っています。

 当時SF大会などで、このキャラクターのコスプレをしている人がいたのを思い出します。

 しょうがないとは思いますが、ヒロイックファンタジーの代表作の一つであるこの作品もずっと絶版だったようで、こういった本が読めなくなっているのは残念なことです。ヒロイックファンタジーがそもそもグインサーガ以外読めるのか?という状態なんでしょうかね。

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎/著

2006年05月07日 | 
 「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎/著読みました。
 
 「陽気なギャングが地球を回す」の映画公開が迫った伊坂幸太郎さんのデビュー作で新潮ミステリ倶楽部賞の受賞作だそうです。

 日本の近海にありながら日本の統治下になく忘れ去られた島で案山子が殺されるという変わったと言うか、ミステリの賞に応募すると言うのが不思議な作品です。

 デビュー作とはいうものの、達者な書きっぷりで楽しめますが、ミステリの賞を受賞させるのには勇気がいる作品でもあります。

 CDショップの入り浸る死神も登場する伊坂作品ですが、著者は音楽に何かこだわりがあるようですが、そのこだわりはこの作品でも現れています。なぜか伊坂さんの作品を読んだ時に、村上春樹さんの作品と印象が似ているなと感じましたが、音楽へのこだわりもその一つかもしれません。

 ちらりと登場した人物たちが、ちょっとした接点を持っていく手法も、この作品ではラストに向かって人々が集まってくる感じがありますが、後の作品のようにそれぞれが少しずつ接点をもちリレーしていくような感じも多少あります。

 殺される案山子が人々の接点がリレーしていくような方法を登場人物に取らせていきますが、最近の作品の原点がここにあるように見えます。

 未来の様子が分かる案山子、それが小説の著者というもので、わずかな出来事が関連していくことで未来の出来事が決定されていくということが現実のありようと著者は捕らえているのかもしれません。

 デビュー作がベスト作品と言う作家は珍しくないと思いますが、この作品はその後の書き方のスタートになっている作品で、話もとても面白い作品ですが、既にベストの作品だとは思いません。まだまだ期待できそうです。

 それにしてもこの作品をミステリのコンテストに応募したその気持ちと言うのはどんなものだったのでしょうか?

  「陽気なギャングが地球を回す」
  「ラッシュライフ」
  「グラスホッパー」

映画「プロデューサーズ」スーザン・ストローマン/監督

2006年05月07日 | 映画
 映画プロデューサーズ観てきました。

 ブロードウェイミュージカルの映画化だそうです。メルブルックスが脚本、政策等を担当。メルブルックスの名前を見るのは随分久しぶりのような気がします。

 そういえばパリマラソンへの飛行機の機内でもこの作品を上映していました。この映画は是非見たい作品だったのですが、英語版だったので機内ではパスして今回観に行きました。

 ストーリーは、ヒットから見放されたプロデューサーのマックスと会計士のレオが出会い、すぐに打ち切りの作品を作ることで儲けが出ることに気付く。すぐに打ち切りなる最悪の作品を製作すべく動いた二人だったが、作品はヒットして・・・、と言う話です。

 同様にブロードウェイミュージカルからの映画化作品「シカゴ」と比べるとミュージカルらしい作品になっています。

 かなりオリジナルのミュージカルに近い形で映画化されていると言う話ですが、ナチや老人(女)などを扱ったギャグの作品を日本で作ることはかなり難しいそうな感じです。「寝ずの番」などが作られるようなこともあるので、そうでもないのかもしれませんが。

 軽くてハッピーエンドの作品が最高と本編中で語られますが、その通りの作品です。ユマ・サーマンがおばかな役を達者に熱演、作品に幅を与えています。

 とても楽しい作品でした。

 エンドクレジットの後も一応出し物がありますので、最後まで見ていることをお勧めします。別に話には影響ありませんが。

 ところで、バランスが取れているせいかこれまでの映画では感じませんでしたが、ユマ・サーマンは結構でかい。ところがマシュー・ブロデリックと顔が並ぶとユア・サーマンの方が顔が小さい。



 日本沈没の宣伝ようのポスターが貼ってありました。名古屋沈没とありましたが、地方別にポスターを作っているのでしょうか?シャチホコも水没しています。