カンボジア 時空を超えて

2012-02-06 | カンボジア


2000年1月、在籍していた大学のお友達からカンボジアへ行こうと誘われました。
アンコールワットは憧れだけど、まだ危険でないかい
確かにポル・ポトは2年前に死んで、北西部への観光ができるようになったけど、プノンペンの治安は日中でも一人では歩いてはいけないと言うほど。
プノンペンやバンコクからアンコール遺跡群観光の拠点シェムリアップへの陸路では盗賊が多くて危険と言うことで、バンコク経由空路シェムリアップへ向かうツアーを探し、まだ日本からのツアーもほとんどない状態のなか、やっと見つけた「世界遺産アンコール・ワットへの誘い」というツアーに参加することにしました。
現在ではシェムリアップの街も観光地化されて道路やホテルなど近代的に整備され、遺跡も保護や修復工事で立ち入り禁止になっている所もいくつかあるようで、今考えると当時のカンボジアを見られて本当によかったと思います。誘ってくれたお友達に感謝
12年前なので、記憶がかなり飛んでます。写真もアルバムからスキャナーで取り込んでいるので、画質がかなり悪いです。
それでも色々な国を旅した中で、この旅が一番衝撃的で、人生観を根底から覆された旅でした。
記憶の糸を手繰りながら、ゆるゆると書いていくことにします。

行くと決めたら、まずはカンボジア大使館でビザの取得です。
ROYAL EMBASSY OF CAMBODIAのスタンプがカッコイイです。


2000年4月19日成田空港の受付カウンターに行くと、なんと50人近いツアーでした。
添乗員さんは2人、私達第1グループ27人の添乗員さんは藁さん。藁をも掴むのワラさん。
自己紹介の後、解散して、次の集合はバンコク空港税関出口になりました。
JAL707便は順調に飛び午後11時バンコク空港に到着、てんでんバラバラに入国審査へ。
深夜だと言うのにものすごい人で、ちっとも前に進まず、やっと通過できたのが0時15分。
絶対置いて行かれてると、ホテルまで自力で行くことを覚悟し、荷物をピックアップして税関出口へ行くと、成田で見た顔が数人いるものの、藁さんもまだで待つこと45分、やっと全員が集まりました。


ホテル到着は午前2時をまわり、「明日の起床は5時です」の藁さんの声
明日じゃないって
コメント
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