チャイハナ海花

チャイハナ海花の日々を綴ります

去年の紫陽花ですが…

2011-06-30 00:04:26 | 管理人の感想

  ちょうど1年ほど前、ゆみさんの実家に立ち寄ったことがありました。
  そこには、色とりどりの紫陽花がたくさん
  もうそれはそれは見事でした

  去年は披露するチャンスがありませんでした。
  今年もまた、きれいな紫陽花が咲いていることでしょう。

  一年遅れではありますが、紹介させてくださいね。


  

               

  

               

  

                

  

  これだけいろんな種類や色の紫陽花があると嬉しくなりますよね。

  この時、いただいて帰って我家の庭に挿したのですが、
  残念ながら根付くことはありませんでした。
  紫陽花はすぐ根付くと言いますが、
  やっぱりあの場所じゃないと合わないのかもしれません。

  





夏はことさらに…

2011-06-28 22:37:52 | メニュー



  

  この季節になると、こういうガラスの器がよく似合います。
  マンゴープリン。

  器次第で、どんな形にもなるし、洋風和風どちらでも似合うし、
  もともとは洋のデザートなのに
  ちょっとした演出で
  日本の夏になっちゃうんですよね。
  (蚊取線香ではないですよ)

  冬もいいけど、もちろん春も秋もいいんだけど
  やっぱり夏に本領発揮
  見ただけで涼しくなるデザートです

  濃い味わいなんだけど
  スーッと涼しくなる幸せになるデザートです

  インド料理とマンゴープリンの店
  チャイハナ海花にどうぞお出かけくださいな

泰山木

2011-06-26 23:22:50 | お店のこと

  日本は四季の国ではなく、

  梅雨という雨期のある五季の国だと

  天声人語で読みました。

  うっとうしく嫌われがちな季節だけに

  そこに咲く花に存在感を感じます。


  

              

  わが家の玄関にある泰山木が花を咲かせています。



  蕾は白蝋(はくろう)・半開は白磁椀

         満開時 紛うかたなき白牡丹

                    堀口大学の詩の一節より


  清楚な花です。







雨とカレー

2011-06-25 09:13:50 | お店のこと

  

  先日、海花におじゃました時に食べたカレーは
  チキンパラクでした。


             

  ホウレンソウがたっぷり入って
  ポパイのように力がつくカレーです。
  口に入れると、その瞬間、ホッとするカレーでもあるんです。
  
  ちょっと脱線しますが、

  ポパイがよく食べていたホウレンソウの缶詰。
  あれって本当にあるのかしら…
  昔は、アメリカだからあるかもね…
  なーんて思っていましたが、
  大人になってもまだめぐり逢ったことはありません…

  まあ、カレーを食べながら、こんなことを一人思うわけです。


  

             

  合間に食べる野菜も美味しい、
  サモサも美味しい、
  おお~、天ぷらは、ゆで卵…
  プーリーもいいわ~


  

  外は小雨…
  BGMは懐かしい「ひまわり」

  小雨なのに、カレーを食べているのに
  周りには、ひまわり畑が広がります。

  なーんか、ここってね。
  いろんな思いに浸れる場所なんです。

  そして、カレーが、心の中や頭の中を浄化してくれます…



夏仕様

2011-06-24 23:50:17 | ゆみさんのつぶやき

  チリンチリンと風鈴が鳴っています

  やっと…客間の衣替え


  

              

  

  障子が取り払われ、簾がかかると

  一気に夏が来たような感じです


  

  今年は夕顔が緑のカーテンになりそうです

  大きな竹で組みたて、土台はとても立派なんだけど…

  間に合うかしら?



  

            


  海花はクーラーがありません

  時々、玄関から涼しい風が流れてきます。



              

  うちわはたくさん、ご用意しています

  ケララの風とまでは行きませんが、

  海花の風を感じながら

  スパイスのたっぷり効いたカレーを召し上がれ









初物

2011-06-21 05:00:00 | マスターのつぶやき

  

  雨続きで、びわの味もいまいちですが、

  初物です。


  びわの黄はアジアの果てのペルシャでも

              まさに輝くバザールの朝


  津久見みかんさん酷評をお願いします。


   今日、サツマイモを植えましたよ。


海花ふう

2011-06-20 11:51:04 | メニュー

  

  インドと日本の組み合わせ的なメニュー。
  ムルガターニスープとぜんごの南蛮です。


               

  よく食べるのはラッサムスープ。
  夏にも冬にもいい体がホットになるスープですが、
  ムルガターニスープは、北インドのこってりとしたスープです。

  豆とココナッツミルクをベースにいろんな野菜が入っています。
  生クリームでまろやか、でもコクのあるスープです。


  

  そして、ぜんごの南蛮。
  でもただものではありません。
  ひと口噛むと、口の中に何とも言えないスパイスの風味が広がります。

  そう。日本のぜんごあじの南蛮が見事にインド風になっているのです。
  スパイスだけで、こんなに変わるものなんだ…
  目からウロコです。
  はい、魚だけに…(おそまつで…)

  でもスパイスの使い方、特徴を知らないとダメですね。
  今度、教えてもらおうと思っています。
  見た目が一緒でも、口に入れると別物、アレンジできてるって
  すごくないですか…?!

  修業せねば…

  皆さんも、海花で、気づくことあるかもしれませんよ。
  楽しみにしてお出かけくださいね。

  タイトル、本当は海花風なんですけど
  海、花、風になっちゃうんで、
  海花ふうと致しました、はい


桑の実

2011-06-19 15:11:03 | お店のこと

  先日、桑の実の話、そしてシロップ煮の紹介をしましたが、
  早速、そのシロップ煮を口にすることが出来ました。


  

              

  甘くて、美味しくて、まるでイチゴのようでした。
  色もブルーベリーのように美しいんですね。
  実は、私、桑の実を見るのも食べるのも初めてだったのです。

  エエーッ

  幾つの人がそんなことを言ってるの

  と言われそうですが、歳や住んでいる場所関係なく
  事実は事実なんです…


  ~ 山の畑の桑の実を 
        小かごに摘んだは まぼろしか


  桑の実で思い出すのは、決まってこの歌です。
  赤とんぼの2番の歌詞ですね。
  経験もないくせに、すごく懐かしくなるような歌です。
  この2番の歌詞を聞く度に、桑の実ってどんな実なんだろう?
  って思っていました。

  桑の葉は知っています。
  子どもの頃、カイコに桑の葉を食べさせたことがあります。

  それに桑の葉は、お茶にもなり、体にもいいことも知っています。
  でも桑の実を見たことがなかったのです。

  「食べると、口が紫色になるのよ」

  とゆみさんが教えてくれました。

  子どもの頃、こっそり食べては、口が紫色になっているため
  お家の人にバレて、怒られていたそうです。

  いい思い出ですね

  初めて食べた桑の実。
  初めてなのに、すごく懐かしい気分になりました。
  そして、赤とんぼの歌詞も思い出しました。

  そう、ゆみさんが「昭和の味」と題していたように
  懐かしさが伴う食べ物なんですね。

  出会えて良かった
  この歳にして、思いました。

  そして、グミやアケビのことも思い出しました。
  グミをよく採って食べては怒られましたっけ。
  (昭和の人はみーんな同じ体験をしている…?!)

  実は、アケビも大人になって初めて食べました…

  桑の実ひとつで、いろんなことを思い出しました。
  いいなぁ~
  そういうことってね。




  

清々しさ

2011-06-18 12:25:43 | お店のこと

  

               

  先日、久しぶりに海花を訪ねました。
  雨が少し降っていましたが、中はとても心地いい空間です。


  

               

  

                

  床の間やテーブルなどにはお花が飾られ、
  気持ちがとても落ち着きます。

  5月に、よく「爽やか」ということばを使いますが、
  あれ、違うんですってね。
  「爽やか」は秋の季語で、春は「清々しい」というのが
  本当なんだそうです。

  もう6月に入っていて、季節的には初夏ですが、
  この空間は、本当に「清々しい」ということばがぴったりです。

  外に面した庭から中庭に抜ける風、
  昭和の家の木の温もり。
  時が止まったようなその空間と周囲の自然の豊かさが
  そう感じさせるのかもしれませんが、
  多分、秋になると、「爽やかさ」を感じる空間になるのだろうと思うのです。

  季節毎にその季節の季語が似合う場所なのだと思います。
  ゆったり、まったり…
  くつろぐのにぴったりな空間です。

  ぜひ皆さんにも海花で、季節の移ろいを感じてほしいと思います。