コピー ～カンテラ掲示板より～

あるチームの選手。君達よりもいくつか年上の選手の話。
その選手は、自宅からチームの練習場まで車で１時間は余裕でかかる。悪天候だがチームとしても何とか練習したいから屋内とか何とか粘って探してみるが手配出来なく中止になり連絡もギリギリになる時もある。
そんな時その選手の選ぶ選択は「やるのか中止なのか解らない時は、とりあえず練習に向かう。なぜなら、中止なら帰ればいい。でも、やれる事になったのに連絡の後に家を出ていたら、せっかくの練習に出れなくなってしまう…」だそうだ。身体的に決して恵まれてるとは言えない。しかし、そんな彼の高いモチベーションが、あのプレーに現れてるんだと思える。

ひたむきさは選手の行動に表れる。昨日の練習でも遠巻きに練習を観る。ゆるみっぱなしの選手の中で、彼を含めた何人かはその目的を失っていない。その選手を支えている家族の方々の協力にも本当に頭が下がる思い。セントラルの宝として、上手い下手ではなく、今後も大切にしたいと思わせる選手だ。
今、こうしてサッカーができる喜びを当たり前だと勘違いしてしまう気持ちに、ことある度に戒めをし、感謝の気持ちを再確認したい。選手も指導者も親も。