高校の体験入学、部活体験で負傷。大切な遠征前に。
ジュニアで不遇な時を過ごして、サッカーを諦めかけていた子。
それでもと思い、ウチを選んで2年半の積み重ね。
言葉は少なくとも努力は、実行することで積もるもの。
よくみられる、他人から言われて、させられる努力は、積もらない。
努力してるふり、時折ひらめき、取り組む、努力という名の思いつき。
2年と半年の歳月の取り組みが、今になり現れる。サッカーも、サッカー以外も。
自分に矢印を向けて、他人との比較ではなく、自らの行いを振り返れるか、否か。
遠征出発ギリギリまで治療を重ね、2日目まではチームのために活動を続けながら、トレーナーとリハビリを重ねる。そして最終日にはきっちり間に合わせ、タフに闘う。そして少し空回り気味は想定内。移動中とチェックイン時の隙間時間に自主学習。夏休みの課題の残りではなく、「自主学習」なのが、この子の素晴らしいところ。
この先も、きっとこの習慣は彼の成長を促すだろうな。