セントラル豊橋FCジュニアユース 

セントラル豊橋FCジュニアユースの情報です

2017年1月30日今日の三言目(笑)

2017-01-30 10:43:30 | 日記
やる気がある人は多いんですよ。
でも本気じゃないんです。

やる気が本気に変わって、
やらなくちゃいられないくらい
体の中で煮えてこなくちゃいけない。

やる気を本気に変えるには、
自分をそうせざるを得ない状況に
追い込むことですね。

中村文昭

2017年1月30日今日の二言

2017-01-30 07:45:28 | 日記
日本人は先ず模範生を決め、競争する。だが、考え方が呪縛されている。
ノーベル賞を取るには、どんな勉強をしなければいけないか、と。
抑々それがノーベル賞を取れない一番の呪縛ではないか。
                    江崎玲於奈 (物理学者)


上達するのに手取り早い方法なんてない。仮に手軽なやり方で出来るようになったとしても、忘れるのも早く、染み付かない。他人から与えられたもの、ことは、本当には自分の力にはならない。ノーベル賞を取ること、世界のトッププレーヤーになること、社会に貢献できる大人になること、そのための勉強や練習ではなく、本当に楽しんでことにあたること、プレーを楽しむこと。自分の気持ちに正直に、素直に向き合い行動すること。もちろんそれは、思いつきや気分に流されるということではない。
自分の夢に向かう強い気持ちを持った上での行動。そこから創造性が生まれる。
「楽しむ」とは好きなことを、ほどほどに、気分の向いた時にだけ行うことではない。とことんやり抜くために、力を抜き、脇目をしながら、繰り返し繰り返し試す中から見出す喜びのこと。面白、おかしいこととは正反対のこと。つまりこういうことも…

事実は「目に見える」が、本質は「目に見えない」。
                野中郁次郎(経営学者)

点差や結果、出来栄えではなく、その先にある本質的な成功を創造すること。
大事なことは、事実も人の気持ちなど、本当のことは眼に映らない。
本質が正確に把握できていなければ、対処しても功を奏すことはない。

OB情報2017.1.30

2017-01-30 07:15:28 | 日記
静岡県中部地区新人大会

決勝トーナメント 3位決定戦

藤枝東高 1-2 科学技術

得点者:藤高 平尾拳士朗(後半34分)
科学技術 (前半6分)、(前半AT)

ここのところスタメンのおおい拳士朗。
この日は、藤枝東の唯一の得点者。
まだ1年生とはいえ、県大会で活躍してこそ本物。

地道に行こう!拳士朗。

そういえばの、三年前!

可能性って?

2017-01-24 23:22:50 | 日記
この日、まだ6年生のA君。岡崎市からお父様と電車で練習参加。お父様は練習に坊ちゃんを預けて、ご挨拶後帰宅。

本人が自ら一人で電車で帰宅するからと、「初めてのお遣い」状態。何より、一人でも電車で帰るから、というその意欲が素晴らしい。ナイター練習後の電車帰宅。わずか12歳になるかならぬか…なのに、この意欲にはこの先の可能性を感じる。自分の好きなことに、自力で参加して、自力で帰宅しようとする姿勢。この先に訪れる峠をどう登るのか?自ずと答えが伝わる。

現地集合に、公共交通機関を使い、自力で来る子。骨折しているのに遠征に参加して、チームを支える子。物持ちでも、雪かきでも良いので参加させて欲しいと懇願する母。高校練習参加後の感謝を自分で連絡して来る子。高校練習参加後に自分で交渉し、延長を掴み、一人で東北地方、中国地方に残って、一人で帰宅した子。大学への練習参加を計画し、欠席増加を覚悟でも、自分の信念を貫いた子。サッカーに一区切りをつけて、宮大工を目ざしている子。どの子もセントラル魂を引き継ぐ子。この日の6年生もセントラル魂の一端を感じる。

しかしどの子にも、その影には、我が子を甘えさせずに根気よく見守る父母の根気が。
目の前の喜怒哀楽にとらわれず、その先の確かな人間力を期待し、今を突き放す。沢山の経験は、自立への確かな自信へつながる。転ばぬ先の杖を持たせることより、転んで起き上がる姿を笑顔で見守るおおらかさ。これに勝る子育てはない。

二年生の食育セミナーに寄せて その2

2017-01-21 16:39:16 | 日記
それまでの小林の食習慣はアスリートとしてありえないものだった。以下、小林の述懐。

「まず、俺は朝ごはんを食べない人でした。練習前は栄養摂取ゼリーだけ。(東京V時代の)17歳、18歳、19歳のころは朝は食べない、昼の練習が終わってクラブで摂るか、牛丼屋に行くか。それから昼寝をして、起きたら面倒くさいから、また牛丼屋に行っていました。食事で体が変化するということを感じたことがありませんでしたから、スポーツ選手としての食事を真剣に考えていませんでした。たくさんけがをするまで、朝ごはんを食べなくても何も思わなかったんです」

朝食を摂り始めたことで生活リズムが改善

鈴木さん宅で初めて朝食をきちんと摂り始めた時に食卓に並んだ料理の数々。小林は大事に写真を残していた。

 食生活の改善に取り組もうと思った小林の依頼を受けた鈴木さんだったが、「浜松に朝7時から、そんなにしっかりとした食事を出すお店はありませんでした」と一度は途方に暮れた。しかし「私は小林祐希の才能を買っていたので、自分の家に呼んで朝ごはんを出せないか、妻と相談しました。彼女にとっては5時起きになりましたが、やろうと言ってくれました」。鈴木さんは「僕の家で朝ごはんを食べなよ」と言って、小林に合鍵を渡した。最初の日の朝食を、小林は大事に写真を残していた。

「初めて朝食を食べた時、すごくビックリしました。『世界のトップアスリートは、これぐらい食べている』ということだったんですが、朝食の習慣がなかったので最初はキツかった。炭水化物を数品、鶏肉、魚、サラダ、シリアル、ヨーグルト、牛乳、フルーツなど。俺は砂糖を摂らないから蜂蜜にしてくれたり、ご飯は二合食べたり、質と量が備わっています。

 食事はトレーニングですね。ジュビロにいる間、奥さんが3シーズン、食事を作り続けてくれた。ヘーレンフェーンに移籍してからも、鈴木さんがオランダに来たときは食事をサポートしてくれます。食事を変えたら身体が変わった。『あ、俺、全然けがをしなくなったし、ハムストリングも調子がいい』。そうやって1年が過ぎました。俺はそれから一度もけがをしていません」

 朝食を摂り始めたことによって、生活リズムも改善された。朝食を摂らなければ、朝9時に起きれば10時の練習に間に合う。そこから逆算すると零時に寝れば9時間。真夜中の2時に寝ても7時間の睡眠が確保できた。朝3時45分からチャンピオンズリーグ(CL)を見たいときは、夜10時から一度寝て、試合が終わってから二度寝すればよかった。

「私の家で朝ごはんを食べることは、祐希も申し訳ないという気持ちがある。だから朝6時半に起きて、7時の朝食に遅れないようにしていました」(鈴木さん)

「朝6時半に起きなければいけないということは、夜10時半に寝ないと8時間の睡眠がとれないですよね。だから10時にはベッドに入るようになりました。それで生活リズムがだんだんできていき、けがもしなくなってきた。体重も少しずつ増えていった。68キロぐらいしかなかった体重が、今は72キロか73キロです。日本ではCLを録画して見るようになりました」(小林)
「子供にはしっかり朝ごはんを食べさせてあげてほしい」

16−17シーズンの小林。「食事を変えたことから、全てが変わった」と振り返る。
 朝食の習慣から始まった相乗効果が、小林に起こった。

「生活のサイクルが変わり、けがをしない体になりました。体が変わったら、今度はもっと強くしたくなりました。自分のトレーナーに『スプリント力を上げたい』『ジャンプ力を上げたい』『もっとシュートを打てる形を作りたい』『もっと体力をつけたい』『対人で負けたくない』などと伝えて改善しました。

 1年かけてしっかり食事を摂るようになり、さらに1年かけて身体が大分鍛えられて走れるようになって、スプリント力や1試合の走力が上がりました。そのパフォーマンスを維持するために、毎回同じメンタリティーと脳の状態を保つトレーニングを取り入れるようにもなりました。一気にやるのは無理だから、これで3年半。俺は食事を変えたことから、全てが変わりました。14年シーズン、15年シーズン、16年シーズンの3年間で自分が固まった。やっぱり少しずつだけれど成長しました」

 大人になってから食習慣を見直した小林は、子どもたちと父兄に声を大にして言いたいことがある。

「子供たちに言いたいのは、『食事もトレーニング』だということ。でも、それを楽しく食べさせるためにも、親の力が必要です。朝、子どもの時間がない時、お母さんは『時間がないからパンだけでも食べていきなさい』と言いますよね。そうではなく30分早く起こして、しっかり朝ごはんを食べさせてあげてください。サッカーに限らず、それが学校でのパフォーマンスにつながります。小学校、中学校は義務教育ですが、ただそこに通っているより、脳にエネルギーをいかせてフル活動させ、みんなが楽しく活発に過ごす場にするのであれば、しっかり朝ごはんを食べた方がいいです」

 朝食を摂る時の小林は、最初の15分間は黙々と食べ、そこから脳が活発になるのか45分間ぐらい、鈴木さんとずっとサッカー談義をしているそうだ。