【尖閣情報】尖閣海域に於ける中国軍船の動き～１２月度と２０２０年度まとめ～

＜12月度＞

1日　中国海警局軍船1隻　接続水域航行　連続85日　1隻機関砲

2日　なし

3日　なし

4日　なし　漁師はシケで１週間以上も出漁できない日が続く。

5日　なし

6日　なし

7日　なし

8日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行

　機関砲搭載の「海警1303」のほか「海警1301」「海警1302」「海警2502」

9日　中国海警局軍船4隻領海侵犯（今年27回日）（国有化後279回）1.5時間

10日　中国海警局軍船3隻　接続水域航行　連続3日　1隻機関砲

　機関砲搭載の「海警1303」のほか、「海警1301」「海警2502」。

11日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行　連続4日

12日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行　連続5日

13日　中国海警局軍船４隻　接続水域航行　蓮億６日

　機関砲搭載の海警１３０３」のほか「海警１３０１」「海警２５０２」「海警１４６０３」

14日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行　連続5日

15日　なし

16日　中国海警局軍船2隻　接続水域航行

17日　中国海警局軍船2隻　接続水域航行　連続2日

18日　中国海警局軍船3隻　接続水域航行　連続3日

19日　中国海警局軍船3隻　接続水域航行　連続4日

20日　中国海警局軍船3隻　接続水域航行　連続5日

21日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行　連続6日

22日　中国海警局軍船4隻　接続水域航行　連続7日　

23日　中国海警局軍船2隻　接続水域航行　連続8日　1隻は機関砲

　　　未明領海侵犯（16時間）し、日本漁船1隻（宮古島）に接近、

　　（今年28回日）（国有化後280回日）

24日　中国海警局軍船２隻　接続水域航行　連続9日

25日　中国海警局軍船２隻　接続水域航行　連続10日

26日　中国海警局軍船２隻　領海侵犯（今年29回日）（国有化後281回日）

　　　　午後4時10分ごろ日本漁船（鶴丸）に接近　７時間以上追尾した。

27日　中国海警局軍船２隻　接続水域航行　連続1２日

　　　　　　　　　　　　　「海警２３０２」「海警１４０１」

28日　中国海警局軍船2隻　接続水域航行　連続１３日

29日　中国海警局軍船2隻　接続水域航行　連続１４日

30日　なし？

31日　なし？

＜12月度まとめ＞

領海侵犯3回（今年29回日）（国有化後281回日）　接続水域航行22日

9日　中国海警局軍船4隻　領海侵犯（今年27回日）（国有化後279回日）1.5時間

23日　領海侵犯（16時間）（今年28回日）し、日本漁船1隻（宮古島・N氏情報）に接近、

26日　中国海警局軍船2隻　領海侵犯（今年29回日）し、日本漁船（鶴丸）に接近　７時間以上追尾した。

今月は、侵入日数が22日と少なかったのは、シケと年の瀬で日本漁船が出漁しなかったからという理由だけ。

＜2020年度まとめ＞

領海侵犯29回（国有化後281回日）　接続水域航行332日（年率91％）

中国船「海警」の行動について。

　侵入日数がこの1年で332日。これは、過去最多で、年率91％である。侵入の無かった日は、台風やシケで漁船も出れないのだから、実質一年中尖閣諸島の周囲をぐるぐる廻っていたことになる。

　今年の春以降、日本漁船が出漁した時は、必ず領海に侵入し、接近・追尾するようになった。これは今までの普通のパトロール（4-3-2ルール）から更にエスカレーした完全実効支配（法の執行）へ移った証左である。

私流にいえば、中国の尖閣奪取は、ファイナルステージに入ったという事である。

対して、我が国は・・・？？？？

＜2020年度＞中国船月間侵入日数と率

1月　　27日（87.1％）　侵入無し4日

2月　　26日（89.7％）　侵入無し3日

3月　　30日（96.8％）　侵入無し1日　

4月　　28日（93.3％）　侵入無し2日

5月　　31日（100％）

6月　　30日（100％）

7月　　31日（100％）

8月　　20日（64.5％）　侵入無し11日

9月　　27日（87％）　　侵入無し3日

10月　　31日（100％）

11月　　30日（100％）　

12月　　22日（71％）　侵入無し9日

侵入無しは33日（内訳　悪天候＝20日、1月ころな4日、年末2日など

侵入日年率　332日÷365日＝９１％