◎ 北方領土では、年々軍備強化が進んでいます。また、国有地を民間に提供する法律が作られようとしています。これらの事は領土返還問題を益々複雑化させてしまいます。
◎ 竹島では、周辺海域に大量のゴミ(「産業廃棄物」畜産排水や生ゴミ、下水汚泥、排水汚泥、ふん尿など)を投機していたことが明らかになりました。韓国は「独島は美しい島」と言いながら、環境汚染しているのです。
日本海で採れた魚介類は大丈夫でしょうか。漁師のみならずそれを食べる日本国民の問題でもあります。無関心ではおられません。
22日は、「竹島の日」です。島根県松江で行われる式典では、問題提起されるのではないでしょうか。
◎尖閣では、中国船の体当たり事件から早6年目。この間、中国による様々な挑発行為がありました。一部をあげますと・・・
H24年2月レーダー照射事件、H25年4月公船8隻の領海侵犯と連動した中国空軍機40機以上が尖閣周辺に押し寄せました。11月には防空識別圏を設定しました。昨年では、航空自衛隊機のみならず米軍機に対しても、数mという異常接近をしています。現在スクランブルは毎日です。
さて、中国公船の尖閣周辺侵入状況です。下表をご覧下さい。
【中国公船の尖閣周辺領域侵入状況】
平成 |
領海侵犯 |
接続水域侵入 |
23年 |
1回 |
0回 |
24年 |
23回 |
-回 |
25年 |
54回 |
230回/365日 |
26年 |
31回 |
244回/365日 |
27年 |
35回 |
240回/365日 |
ここ数年の数字だけを見ると、落ち着いたように思われますが、その実態は強奪に向けての既成事実強化の何ものでもありません。(産経新聞で毎日追跡中)
第一に、H26年には巡航制度を確立してしまった。
第二に、昨年末とこの年初には、ついに機関砲を4門装備の旧改造軍艦が領海侵犯しました。
第三に、海警局船と連動した形で、海洋調査船が、海保の忠告を全く無視して活発な海底調査活動を行っていること。等などを知れば、中国の強盗まがいの無法行為が静かにエスカレートしていると判断できます。
他方、今南沙諸島では、ご存知のとおり、滑走路の飛行テストを強行しています。
オバマ大統領も、ようやく堪忍袋が切れたようですが・・もう時遅し。中国の野望は、止められない。と感じるのではないでしょうか。我が国はわが国で、我が国民で守るしかないように思います。
<寸土を取られて怒らない民族は、やがて本土をも取られる(イエーリング)>
『沈黙は金ならず。沈黙は敗北なり。』です。
尖閣が第二の竹島にならないよう「侵略は決して許さない、日本の領土は我々でしっかり守るぞ!」という声を挙げようではありませんか。
そしてこの声を国会議員に届けようではありませんか。