お気楽ヲタ人生

かつてブログ人にあったブログが逃げてきました。相変わらず休止中です

スイートプリキュア♪ #2「ガガ~ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ!」

2011-02-13 11:43:21 | アニメ

前回のアバンの長さを反省してアバンを超短縮してみました(はぁと) 俺は前回のアバンは無駄な長さだとは思いませんでしたけどね。あれくらい説明的でいいじゃないか。


Aパート、戦闘開始付近の作画の不安定っぷりが見ていて実にハラハラしましたね。まあ、これがいつもの東映クオリティなんですけど。ハトプリの作画が終始安定していたのはキャラデザの功績が大きかったと改めて実感。

響さんと奏さんの仲が悪くなった理由が明らかになった訳ですが、案外友達ってこんな感じで些細な事をきっかけにすれ違いが始まって最後には疎遠になっちゃうんですよね。普段の響さんなら見かけたその場で「なんで約束の場所に来なかったのよ?」って問い詰めると思うんですが、この時は奏さんが他の友達と一緒だったから余計気まずくて話しかけられなかったんでしょうね。この不幸なタイミングの悪さのおかげで後々まで引きずる結果になってしまったと。

spre26

で、コレをどこまで引っ張るのかなあと思ってたら今回であっさり解決。ありさとレナという二人の幼女にひびかなを重ね合わせる流れは正直ご都合展開すぎるかな~と思ったり。待ち合わせの桜の木の本数まで同じとかそれはさすがにどうなのよ。校門から三つ目の桜の木で待ち合わせると素敵な百合ップルになれるというジンクスでもあるなら納得ですが!!

spre27
この歳にしてこの百合ップルっぷり


レコードネガトーンとの第二ラウンドではメロリズがいちいち百合ップルすぎてニヤニヤする事しきり。スイプリは「手繋ぎ」という「ふたりは~」時代が重視していた要素に再びスポットを当てているようです。二人同時でないと変身できない設定、手繋ぎによる必殺技プリキュア・パッショナートハーモニー等、原点回帰を意識しているのはほぼ間違いないと思います。

spre28
spre29
spre30
spre31

#2にしていまだにトリオ・ザ・マイナーの存在意義がよく分からないんですが、ファルセットがセイレーンの足場&ストレスのはけ口という重要な役を担っている事だけは理解しました(笑)

spre32


今回のその他の見所

◆当ブログは反重力スカートの存在を認めません。絶対に許さない!!

spre33


◆奏「プリキュアになれたのは嬉しいけど…私、きっと迷惑かけるから、辞退させていただきます」の「辞退させていただきます」が「実家に帰らせていただきます」に聞こえてしまうほどの修羅場真っ只中の夫婦のような空気にニヤニヤ

◆衆人環視の中、作戦会議を開くマイナーランドの方々。セイレーンとトリマイは完全に海外赴任扱いなのね


◆ここのもう一押しで泣き出しそうな奏さんを見ると変な感情が湧き上がってきて困ります

spre34


◆奏さんとハミィの肉球がついに出会ってしまった!響さんにからかわれて羞恥から顔を赤くする場面とか最高ですねごちそうさまでした

spre35


◆「絶対に許さな~~~~~~~~~~い!!」 いや、もう違うと分かっていてもどうしても反応せざるを得ない訳で。小清水すまぬ


次回はイケメン爆発回


今回のデータ放送

緑選択で3pt。合計6ptで「プリキュアおうえんだん だんいん」なり




スイートプリキュア♪ #1「ニャプニャプ~!スイートプリキュア誕生ニャ♪」

2011-02-06 14:23:38 | アニメ

いよいよ始まりましたプリキュアシリーズ第8作目、『スイートプリキュア♪』

spre3

まず感じたのが、今回は敵味方の距離が近いな~という事。
なんせ、マイナーランドの大ボス・メフィスト(CV.堀内賢雄!言わずと知れたハトプリの空さん)にマイナー側の歌姫セイレーン(CV.豊口めぐみ!)、そして今回の三馬鹿 トリオ・ザ・マイナーがいきなりメイジャーランドに乗り込んでくる展開。普通、その勢いで国を破壊し尽くしたり(YP5のナイトメアのように)、トップを拉致したりするもんですが、メイジャー側の王女アフロディテ(CV.日高のりこ!)に特に手をあげる訳でもなく、というかメフィストとアフロディテは顔見知りのようですし、例えるなら「運動会で競う赤組と白組」くらいのヌルさを今回の両勢力からは感じるワケです。メフィストも「伝説の楽譜も我が手にあるし、マイナーランドの勝利だな」とのん気な事をゆーとりますし、それに対するアフロディテの答えも「それはどうかしら」だもの。早い話、いい意味で緊張感が無いのね。国家間の争いのはずなんだけど感覚的にはご近所レベルという(笑)

spre5

この緊張感の無さはマイナー側がボスのメフィストからしてコメディリリーフ的な描かれ方をしている事に拠る所が大きいかなあと。一見クールに見えるセイレーンもハミィが絡むとボケツッコミ漫才を始めるし、今回さほど喋るシーンが無かったトリオ・ザ・マイナーも恐らくギャグキャラでしょうし、こうなると逆にシリアスなキャラが欲しくなるほど。プリキュアシリーズとしてはなかなか斬新な設定だと思います。(S☆Sのゴーヤーンはたまにギャグキャラになっていましたが、一応アクダイカーン様がいましたし)


今回の目的は成り行きで散らばらせた音符を集める事。ハミィやセイレーンには1年経つと浮き上がってしまう音符を「伝説の楽譜」に定着させる力があり、冒頭で行われていた大音楽会でハミィは「幸福のメロディ」の譜面を楽譜に定着させるはずだった。そこに乗り込んできたメフィスト達が「不幸のメロディ」を上書きしようとしたので、咄嗟にアフロディテが音符を人間界に退避させた、というわけ。人間界いい迷惑!

そのハミィですが、コイツがまたトボケたキャラでして。セイレーンから天然ボケと言われれば「褒めてくれて嬉しいニャ!」、伝説の楽譜を奪われた事をなじられれば「そんな悲しい事忘れたニャ」。一事が万事この調子。本当に天然キャラなのか判ってやっているのか、とにかくハミィはかなりのマイペースキャラ。三石さんがまたいい感じなんですよねぇ。てかこの役は三石さん以外考えられない!

spre6

ハミィと対を成す存在であるセイレーンは元々メイジャー側の歌姫だったという設定。ハミィとは友達同士だったのが今年の歌姫にハミィが選ばれた事がきっかけでメフィストにそそのかされてマイナー側についている、という事らしい(公式サイトより)。セイレーンは人間に変身する事ができ、その時はエレンを名乗る。今回もエレンとして響さんに近づき響さんが持つト音記号を狙うのですが…。

spre11


さて肝心の主人公も忘れちゃいけません。
舞台は「私立アリア学園中学校」。グラウンドでサッカーをするのは主人公の一人北条 響。響さんはスポーツが得意で運動部をかけもちしてる…ってどこぞの情熱の赤い炎的な人を思い出す設定ですなあ。あと「甘いものが大好き」という事で今回の食いしん坊プリキュアポジションは響さんで確定ですね。

spre7

さて、もう一方の主人公である奏さんは「スイーツ部」なるなんとも体重が気になる部活をエンジョイされているようで。周りの奏さんに対する評価「怒らせたら誰より怖い」が、無印のほのか、YP5のこまちあたりを思い出させます。「スイーツ部」と洒落た名前ですが結局は甘いもん作ってどんどん食べよう的な部活でしょうから、奏さんも案外食いしん坊ポジションを狙えるかも

spre8

で、二人は顔を合わせると喧嘩ばかりという設定の通り、今回もスイーツ部につまみ食いをしに来た響さんと奏さんが喧嘩をおっ始める訳ですが、どうみても夫婦喧嘩にしか見えない訳ですよ。ちょうどセラムンのうさぎとレイの喧嘩、あんな感じ。いやあ、実にいい事です。今回も百合成分たっぷり!!喧嘩ばかりしていても、お互い相手の事が気になるの直後の二人のモノローグでも判る通り。二人の思い出のレコードについて奏さんが「どうせ、響は覚えてないと思うけど」と言ったせいで響さんが反発気味に「何それ!知らない!そんなレコード」と返してギスギスした雰囲気になっていましたが、レコードがネガトーン(今回の怪物の総称)化されたのを見て響さんが本当の気持ちを打ち明けた結果、二人のト音記号が呼応してプリキュアに覚醒。スイーツ部部長に喧嘩をたしなめられた時の「親しくなんかありません!」、ハミィに二人は仲良しニャと言われての「ぜんっぜん!!」、これら二つのハモりネタ等を積み重ねる事で、響さんと奏さんの二人の距離感がどういった感じなのかを上手く視聴者に提示していたと思います。

spre9
spre10
spre12


今回もハトプリ同様Bパートラストで変身して次回へ引くという構成だったんですが、毎回お楽しみの変身バンクについては無難な仕上がり。これについてはハトプリが凄すぎただけとも言えますが。ハトプリは何が良かったかというと、「楽しそうに」変身するのが画期的だったと思うのですよ。言い換えれば表情豊かに変身する点が過去シリーズには無い良さだった。これに並ぶのはパワーパフガールズZとコレクター・ユイの変身バンクか。話が脱線しましたが、スイプリの変身バンクで良かったのはお互いが手を伸ばしてアイコンタクトをとる場面ですかね。あと、今回の変身BGMは女性コーラスが実に印象的。高梨サウンドに女性コーラスが乗る事で一種独特の荘厳さが表現されていました。ちなみに変身の掛け声は「レッツプレイ・プリキュアモジュレーション

spre13
spre14
spre15
spre16


前後しましたがOPは『ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪』。歌うは工藤真由。今回はハトプリとは逆でOPが工藤さんでEDが池田さん歌唱です。『ラ♪ラ♪ラ♪』はサビよりもイントロ部がインパクトがありますね。いい曲ですがノリの良さでは『Alright!ハートキャッチプリキュア!』の方が個人的には上かな。OPの映像でやっぱり気になるのは仮面のプリキュアでしょうね。正体を推理する為に「ツリ目で瞳の色は赤色」という事は覚えておきましょう(笑)

spre17
spre18

EDは池田彩が歌う『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』に乗せて恒例のCGダンス。今回も振り付けはマエケンです。さすがにCG化して3作目となると新鮮な感動というのは無くなりましたが、それでも相変わらずのハイクオリティなモデリングには目を見張ります。特にメロディの髪型はよく再現できたなあと。『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』は古き良きディスコミュージックを彷彿とさせる曲調。ハトプリ後期ED曲『Tomorrow Song ~あしたのうた~』もゴスペル調の曲で驚かされましたが、今回は更に斜め上を行く楽曲という印象。俺は好きですね。

spre19
spre20
spre21

あ。EDクレジットを見たほとんどの方は気づかれたと思いますが、どう見ても後々大きく話に関わってきそうな名前の方が約二名いらっしゃいました。「西島 和音」「東山 聖歌」のお二人ですね。響さんとサッカーを一緒にプレイしていた青髪のボーイッシュな子とスイーツ部の金髪部長。あなた達、明らかに他のモブキャラと一線を画した容姿ですよね(ズビシ!)どちらが西島でどちらが東山なのかは現時点では判りませんが、まあ間違いなくこの二人でしょう。つうか、今回スタッフ隠す気はなさそうね(笑)

spre22
spre23


今回の他の見所

◆響さんの超絶舌技にナイトメアのあのバイトくんも注目したとかしないとか

spre24


◆ハミィ「ハミィだニャ!怪しいもんじゃないニャ!」響&奏「思いっきり怪しいんですけど!」 サソリーナさんが「怪しい人」呼ばわりされていたのを思い出した

spre25

 

次回はいきなりプリキュア解散の危機回!!早い!!早いよスイプリ!!


今回のデータ放送

さあ、今回から仕切り直し。心機一転150pt目指して頑張るぞ!(あくまでハトプリのMAXが150ptだったので今回も150ptだろうと言ってるだけで実際は判りませんよ)

今回は初回なのでやっぱりメロディ色の赤!3pt!やったキタ!!という事で「プリキュアおうえんだん わかばマーク」でございます




「ふたりはプリキュア DVD-BOX VOL.1 [Black]」 買うべし

2011-02-03 23:46:08 | ふたりはプリキュア&MaxHeart

predvd

まあ、そういう事です。ブックレットが神すぎる内容なので絶対買うべし。

(※ほのかが微妙にミニスカ気味なのは趣味です)




ハートキャッチプリキュア!#49 最終回「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」

2011-01-30 13:44:24 | アニメ

ついに最終回!!

実にハトプリらしい終わり方、締め方だったと思いました。真・デューンに対抗して無限シルエット(ブロマリサンムンが合体して且つ巨大化した真・デューンと同じ大きさに巨大化というトンデモ技)で応戦したんですが、ここで従来ならガチバトル勃発となる所を「食らえ、この愛!」とプリキュア拳パンチ(笑)で真・デューンにパンチで愛を注入するというまさに「愛で戦う」ハトプリならではのラスボス戦に。まああっけなくBパートへ移行したのでラスボス戦ならではの盛り上がりという点では物足りない部分もあったかなと。

hpre398

Bパートは後日談

・ふたばという妹が誕生

つぼみんによく似た妹。早速えりかさんのプニプニ攻撃の餌食に(笑)

hpre400

・三幹部のその後がちゃんとフォローされた

ジャキーさんはクマモトさんとしていつきの家の道場に入門。リーナさんはノリコ先生の勤める保育園で保育士に、ラージャさんはファッションデザイナー?と、きっちりこの辺はフォローされてて良かったですね。特にリーナさんは楽しそうに園児と戯れていて安心しました

hpre401
hpre402
hpre403

・みんなの夢

ゆりさんは考え中(笑)、いつきは武術を続けながら色んな事をチャレンジしたい、えりかさんはプロのファッションデザイナー、そしてつぼみんは何故か宇宙飛行士!…というのは手段で、いずれ草も花も無い宇宙に花を咲かせるのが目的のようで、恐らく宇宙に花があればデューンのように憎しみに心を蝕まれる地球外の者もいなくなるんじゃないか、という思いも含まれているのかなあと。

・#45で惑星城に乗り込む際に撮影した記念写真

つぼみんの机には写真と共にココロパフュームが置かれている。数年後、その写真を見つめる成長したふたばの手にはココロパフュームが・・・というなんともニクい演出が成されていました。ふたばがハトプリ世界における次のプリキュアになったと考えていいんですかね?でもプリキュアになったという事はまた世界に危機が訪れたという事の裏返しでもあるので、ここは単にパフュームを持っただけと考えるべきか。いずれにせよ色々妄想できるいい演出&締め方だったと思います。

hpre408
hpre409


さて、ここからは大友恒例の不満コーナー!

最大の不満点はデューンのそもそもの動機が明白にならなかった事ですね。今回も「僕の憎しみは消えないよ」と言っていたデューン。その憎しみの原因は何?何か大きな理由があって憎しみを募らせた結果地球砂漠化という行動に出る訳でしょう?肝心要の部分が結局最後までうやむやになってしまった。これは非常に残念。

デューンの肩に乗っていたペットは結局真・デューンになった時の防具的な役割(?)だった。いや、コレは不満というよりもズコー的な意味で(笑)

砂漠の使徒三幹部のその後については前述の通りしっかりフォローされましたが、どういうきっかけで砂漠の使徒になったのか、この辺が一切本編において触れられなかった。これについては賛否両論あるかもしれませんね。俺は、台詞上でもいいのでそこは触れて欲しかったと思いました。

サバーク=ゆり父は結局前回で殉死。これはこれでいいんですが、それについて今回のBパートできっちり触れるべきではなかったか。少なくともゆりさんが自宅で遺影に向かって手を合わせ、そして母とこの件について会話させるようなフォローをするべきだった。ゆりさんは物語のもう一人の主人公と言うべきキャラなのでここは丁寧に描く必要があったと思いましたね。

このように不満点は砂漠の使徒側の設定についてがほとんど。物語としては一貫して「愛」を貫いて綺麗に纏まったものの、デューンの動機がはっきりしなかったおかげで何故かモヤモヤが残るといった不思議な視聴後感を抱く結果になりました。

 

今回の他の見所

・デューンとプリキュアの戦いをVIP席で観戦する薫子とコッペ様

hpre392


・前回でもアバンでフラグがピンコ立ちしていた番くんxなみなみフラグですが、今回は更になみなみが番くんに寄り添うという特大のフラグが立った!!しかも番くんがちゃっかりなみなみの体に手をまわしているとかおめえオタからリア充に移行するの早すぎじゃないですか!?そんな事してる暇があったらデザートデビルの触手が活躍する薄い本をさっさと描いてなみなみをドン引かせてくださいよ!

hpre411


・真・デューンが憂さ晴らしに地球を小突いてるようにしか見えない件

hpre393


・「笑っちゃうよね。たった14歳の美少女がデューンと戦うなんて」「ちょっくら地球を守ってこよう!

ちょっくらとか、その辺のコンビニに買い物に行くようなカジュアルな感覚で地球を救いに行くマリンクソワロタ。もうね、最終回だとか地球が地球が大ピンチ(by子門)とかそんな事一切お構いなしでいつものマリン節を貫くマリン最高

hpre394


・サン「えりか、ゆりさんは17歳だよ(ニコッ)」マリン「あああああ!!そうだった!!ゆりさんごめんなさい!

お前らムンライさんを何気におちょくってますね!

ムンライ「行きなさい

この後に「(えりか、後で覚えておきなさい)」というムンライさんの心の声が俺には聞こえたような気がします!


・デューン渾身の技、デコから巨神兵ビームで貴重な月がああああ

hpre395


・ラスボス戦の最中だろうがイチャイチャするブロマリのブレの無さに感動した

hpre396


・前述の通り、無限シルエット形態はブロマリサンムンが合体した姿ですが、その髪型がブロマリサンムンの各パーツをミックスしたデザインでなんだかジャンボキングやタイラントのような再生合体怪獣を彷彿させてアレな気分に。

hpre397


・最終回でも安定のえりかさんの鼻の穴コレクション

hpre399
hpre406
hpre407


・いつきがようやく女子制服を着てくれた!!ひゃっほう!!

hpre404


・「私達はスゴイ事をしてしまった!世界が輝いているのも私達のおかげ!」「たった14歳の美少女が地球を守ってしまったー!

ドヤ顔でイバるえりかさんですが、概ね言ってる事は正しいので困る(特に美少女の部分)。これにはさすがのつぼみんも「私、もう聞き飽きて堪忍袋の緒が切れそうです

えっ、ここで最後の堪忍袋ですか

hpre405


・「えりかはみんなで無限プリキュアになったのが衝撃的すぎて調子が戻らないんですねー

無限シルエットが使用者の精神を汚染する危険極まりない技だという事が判明。(ただし14歳の美少女に限る)

・「しかし人生とは…なんともはや、奥が深いっしゅ」 えりかさんの精神汚染が止まりません!


という訳でハートキャッチプリキュア!これにて終了。つぼみの成長物語として、そしてもう一人の主役とも言えるゆりの復活物語として、ハトプリはとりあえずゴールに辿り着きました。まあ、いつものように色々粗はあったものの、女児向けアニメとしては十分すぎるクオリティでお子様をそして俺ら大友を楽しませてくれました。毎回言ってますが、本来の視聴者層のお子様が楽しければいいんですよ。俺らは子供番組を大人視点で見て物語の整合性や設定の穴を論じている訳で、ある意味不毛な事をしている訳です。でもそれがジャリアニメ好きな大友に与えられた唯一の楽しみなんだよね!許してね!

あと、今年はメディアで取り上げられる機会も増えたりとプリキュアを取り巻く環境が大きく前進したように感じられた一年でした。これはハトプリだけの力ではなく、無印からハトプリに至るまでの積み重ねの賜物だと思っています。この勢いをスイプリに繋げられますように!

一年間、スタッフの皆さんお疲れ様でした!!

hpre410


次回からは「スイートプリキュア♪」がいよいよスタート!予告を見た限りだと敵の幹部のおっさん度がやけに高い気がするんですがw あと、作画もちょっと不安気な感じ。というか現時点(1/30)では敵側であるマイナーランドの情報がほとんど公開されていないんですよねえ。明日には公式サイトが本オープンするらしいのでそこで一気に情報公開でしょうね。

spre1
spre2


今回のデータ放送

最後は久しぶりに自力予想。ラストを飾るという事でつぼみんの赤!と思ったら2ptで計129pt。最終称号は「プリキュアのこころのささえ きぼうのたね」でした!最後の最後まで予想に反した答えだった・・・。

スイプリも同じ形式になるかは不明ですが次こそはカンスト目指す!




ハートキャッチプリキュア!#48「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」

2011-01-23 14:05:19 | アニメ

今回は最後まで一貫してシリアス展開。最強スタッフが繰り出すラスト2話。前編とも言うべき今回、いきなり凄まじい出来でした!


Aパートはダークさん関連の決着。培養中のロリダークさんはまさに不意討ちでした!というのは置いておいて、ダークさんとは一体なんぞや?という疑問について、結局はゆりさんの体の一部分から作り出された「妹」でしたというオチに。まあ、ここらは特に捻りもクソもない無難な結果ではありましたが。つうか、ゆりさんの体の一部分ってどこですか!!そこ重要なんじゃないですか!?・・・すみません、取り乱しました。

hpre381

ダークさんのゆりさんに対する異常なまでの執着心は、大好きなパパをおねーちゃんに取られたくない!独り占めしたい!というダークさんの甘えん坊な性格故だったのか!と思った途端、俺の中でダークさんのキャラが一気に萌え妹キャラへと変貌を遂げましたね。胸熱!

ゆり父が言っていたようにダークさんは対ムンライさん用として作られた「心の無い人形」。心が無いはずのダークさんですが、前述したようにムンライさんへは命令だけではない、ゆり父=サバークを取られたくないという思いから立ち向かっていたフシがあり、それは明らかに「心」の存在が成せる事。そのジレンマ故にダークさんは苦しんでいたのではないでしょうか。そんなもがき苦しむダークさんを最後に救ったのは、サバークとしてゆり父がダークさんを抱きしめて語りかけた、

もういいんだダークプリキュア。もういいんだ・・・
ダークプリキュア、お前は私の娘だ

と、いう言葉。

ダークさんの「お父さん」という言葉、そしてムンライさんに対する微笑。図らずも親子で傷つけ合った形の三人ですが、最後に月影家の一員として旅立つ事ができてダークさんも幸せだったのでは。ムンライさん的には少し複雑な気分でしょうが(笑)

hpre382

ここでデューンがこのやり取りを嘲笑いつつ登場。これぞ悪役。デューンさまの本領発揮です。


さてBパート。ゆり父にサバークとしての力の源である仮面を与えたのが劇場版に登場したサラマンダー男爵だった事が明らかに!ここでまさかの劇場版とのリンクですよ!しかし、サラマンダーってこの時デューンには敵対していたはずですよね?という事はデューンの思惑ではなく単にサラマンダーの気まぐれでゆり父をサバークにして、その後デューンがこれ幸いと自分の手下にしたと考えるべき?ちょっとこの辺は良く分からないですね。

hpre383

直後の、デューン対サバーク、ムンライさん、ブロッサム(いたのかw)の氷上でスケーターが舞い踊るかのようなバトルが素晴らしい。このバトル中でデューンが向かってくるブロッサムに対して言った

キミも僕が憎いのかな?

という台詞。これ、実は凄く重要というか、デューンは憎しみの心がいずれ心の持ち主を破滅させるという事を知った上でブロッサムを煽っていると思わせる台詞なんですよね。この後のゆりさんに対する

キミも僕に憎しみをぶつけてくれるのかな?

という台詞からもわざと憎しみの心を煽っている節が伺えますよね。


デューンが放ったエネルギー弾を抱え込んでゆり父は爆死。・・・まあ、さすがにこのまま死ぬという展開はないと思いますけど。

コロンと父を殺されたゆりさんはデューンへの憎悪の心をむき出しにします。「デューン・・・!!」「離しなさい!」というゆりさんの鬼気迫る口調、ここは久川さんの熱演!

hpre384

憎しみで自らを見失うゆりさんとそんなゆりさんの目を覚まさせるべく正面から思いをぶつけるつぼみん

悲しみや憎しみは誰かが歯を食いしばって断ち切らなきゃ駄目なんです!
つぼみんの説得に心迷うゆりさんに対しての「月影ゆり!!」というつぼみんの喝。
私が憧れたキュアムーンライト。あなたが何をしたいのか、何をするべきなのか、そして何の為に戦うのか、自分で考えてください!

ハトプリの大きなテーマであったつぼみの成長物語の集大成とも言える、ハトプリ、いやシリーズ屈指の名場面です!この中の「悲しみや憎しみは~」という台詞は#37においてゆりさんが影ゆりさんに対して言った台詞「悲しみの連鎖は誰かが歯を食いしばって断ち切らなくてはいけないのよ」を受けての物かと。ゆりさんとつぼみんの立場を置き換えるという実に上手い演出です。

hpre385


ダークさんが遺したプリキュアの種の欠片を受け取ったゆりさんの手元でプリキュアの種が復活。これは憎しみをも乗り越えた事で、ゆりさんとダークさんが持っていた欠片が一つに=光と影を内包した完全なゆりさんが誕生したという事なんでしょうね。

私達は憎しみではなく愛で戦いましょう」「つぼみ、変身よ!

『HEART GOES ON』が流れる中でのこの展開、熱い、熱すぎる!!!そして、ほのかに香るトップをねらえ!の香り(笑)

hpre386

いや、ここからの展開は実際見なきゃ伝わらないというか、とにかく熱い!!スタッフ総力戦だぜ!というのがガンガン伝わってくる。プリキュアシリーズはラスト2話、特にバトルの出来栄えが凄いのが恒例なんですが、ハトプリも期待通りの動きまくりの熱血バトル。女児ほったらかしで俺達大歓喜!!いいんです。終盤で女児の事なんか完全に忘れたフリして好き放題やってやり逃げる気マンマンなのがプリキュアなんです!

マリンとサンシャインも加わっての怒涛のプリキュア勢の反撃に、余裕かましていたデューンもさすがに必死で防戦。そしてついにデューンに鉄拳制裁女神の一撃が・・・!!と、ここで次週へ。なんつー引きだw

hpre388


今回の他の見所

・地球に残された番くん達、デザートデビルが徘徊しているというのに普通に外で黄昏てて吹いた。この余裕っぷり、さすがはキュアファイヤー!てか、まさかなみなみとフラグ立ってる?!

hpre391


・ブロッサム、憧れのムンライさんと石破ラブラブ天驚拳!!

hpre387


・ムンライさんのさも「フォルテッシモ、する?」と言わんばかりの表情。誘ってやがるぜ!!つうかブロッサムは以前マリンに誘われた時といい喜びすぎだろう。そんなにフォルテッシモするのが好きなんですか!(フォルテッシモはフォルテッシモです。決して読み替えたりしないように)

hpre389
hpre390

 

次回、ついに最終回!!デューンの正体は?そして地球の命運は?そしてスイプリの予告は?(重要)

 

今回のデータ放送

あまりの神回っぷりに見入ってしまってポチるの忘れてましたw