外国人登録証の偽造事件を捜査している愛知、埼玉、千葉県警は４日までに、入管難民法違反（不法残留など）容疑で、偽造した外登証を購入するなどした顧客の中国人ら６０人を摘発。うち８人を逮捕、５２人を入国管理局に引き渡した。
また、愛知県警は有印公文書偽造の疑いで、偽造外登証の売買を仲介していた中国人の工員謝枝輝容疑者（３９）＝入管難民法違反罪で起訴＝を再逮捕した。
３県警は、これまでに逮捕した偽造の実行役からパソコンや宅配便の伝票などを押収。偽造外登証などの送付先を割り出し、７月中旬から摘発に乗り出していた。
摘発された中国人の中には、外国人研修制度を利用して入国、低賃金の研修先から失踪（しっそう）した後、別の職場で働いていた者もおり、調べに「仕事を探すために必要だった」と話しているという。 →情報源
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…日本人のこういう善意って利用されやすいんですよねー…。留学生をばしばし受け入れたら、大半が授業に出ないで失踪して働いていたりとか。ありましたねそれで問題になった大学が。
ヨーロッパなど大陸の国と違って、日本は海に囲まれていますから、基本的に不法入国者というのは少ないとは思うんですけどね。それにしても最近こういう事件が多いな…。
６０人を摘発して８人逮捕、５２人を入管に、ということは、実行犯というか売る側が８人、５２人は買う側で不法入国ないし不法滞在者ということになるんでしょうかねぇ。ひところ、よく不法滞在者の子供とかが「こんなにかわいそうなんですぅ」みたいにテレビに露出して裁判やったりしてましたが…不法滞在者って、文字通り「不法に」「滞在している」人なわけでして。どんな事情があろうと万引きが窃盗で法律を犯しているのと同様に、不法滞在も法律を犯した「犯罪」なわけで、まぁしょうがないというか自業自得と言うか。
ただこれも、氷山の一角なんでしょうね。ツアー客の全員がきちんと帰国するわけではない現実を踏まえると、もっとこうした人たちが多いんだと思います。で、不法滞在者ってまともに雇ってくれるところが無い（当たり前です。不法滞在者を雇用したほうにも罰則はあったはず）ので、『仕方なく』犯罪に手を染めるのが増える、と。………警察と入管には、もっとがんばってほしいものです…。