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中国がアニメ、ゲームソフトの輸入規制強化へ

2005年08月04日 | 国際
中国共産党中央宣伝部と中国政府が2日、テレビドラマやアニメ、ネットゲームソフトなどの輸入管理を細かく定めた新しい規則を発表した。海外のドラマやアニメについて輸入者の免許制を続け、違法な内容の番組の輸入や海賊版の放送などを厳しく管理。ネットゲームソフトについても性や暴力など青少年に有害な内容を含むものを厳しく審査する。3日付の経済日報などが報じた。
知的財産権や国家文化の保護を掲げ、外国文化の自由な流入を防ぐ狙いがあるとみられる。日本の関連業界は規則がどのくらい厳しく運用されるかに関心を寄せている。
「違法」「有害」の判断が当局に委ねられるため、輸入規制強化に流れる可能性がある。 →情報源

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ゲーム屋さんには悪いですけど、輸入規制が強くなるほうがいいんじゃないですかね。日本からのゲーム輸入ががっつり規制されてるのに、中国国内でPSやDSのソフトが露天で安く売られていたら、明らかにそれは海賊版ということですから。規制されているにも関わらず、日本からの輸出量以上に売れていたら、大変わかりやすいことになると思います。何しろ中国ですからねぇ…。
知的財産権の保護とありますが、誰に対しての保護なんでしょうね。素直に文脈を読めば「海外の製作者」に対してのものっぽいんですけど、そのあとに「国内文化の保護」とあることから、「国内に対して」と読むことも出来ますし。どちらにせよ、いい加減チャイナコピーをどうにかしないと、体のいい下働きから抜け出して独自色を打ち出すことはできないと思います。
こないだ、なにかのテレビ番組で文房具の国際見本市で活躍する人の話を見たんですけど。細かいことはいまいち覚えていないんですが、要するに国際見本市に出店される新商品の中から、自社の製品に酷似しているものを見つけて「お話し合い」をしていく、という仕事の人だったんですけど。…ほとんどが中国企業というのはもはや「やっぱりね」という感じですけど、それにしてもコピー商品を「国際見本市」に出展するって…なんというか、いい度胸だな、と。それぐらいずうずうしいからこそ、華僑として海外に出てしたたかにやっていけるのかもしれませんが、それにしたって、ねぇ…。
とりあえず凄まじく人治国家な中国で、どれだけ恣意的に「有害」と判断されるのか、興味がありますが…袖の下の量で決まりそうな予感も。日本の関連業界も関心を寄せている、とありますが、正直なところ、担当する人間によってものすごく変わりそうなんで、あまりあてにならないと思うんですけどねぇ…。