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町村外相「津波災害派遣自衛隊は医療中心」

2005年01月04日 | 政治
町村外相は3日、インドネシア・スマトラ島沖地震の津波災害の緊急支援のために検討している自衛隊派遣について、医療と防疫、輸送が中心的な活動になるとの見方を示した。外務省内で記者団に答えた。
また、6日にジャカルタで開かれる被災国や周辺国による緊急首脳会議に出席した後、タイ南部のプーケット島を訪問し、被災状況を視察したいとの意向を明らかにした。
これに関連し、外務省は3日、歯形による身元確認のため、日本大学歯学部の網干博文講師をスリランカに派遣したことを明らかにした。


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同じく本日の記事で、生きて救出された人の話がありましたが…やはり状況は相当厳しいようですね。先行して活動している方々も、もともとは生存を前提に被災者救助を目的としていたものの、あまりの被害の大きさに生存者は少なく、支援先から遺体の収容を求められたそうで、本来の目的と異なる不慣れな作業に難航しているという記事もありました。幾ら冬とはいえ東南アジアはぬくくて、遺体の腐敗が相当進行しており、疫病が流行りそうなにも関わらず、マスクやその他の装備が不足しているとか。
少しでも多くの人が、生きて、見つかればいいんですが…とうとう日本政府も生存者救助から遺体の身元確認へと少しずつ切り替えていくんでしょうかね。もちろん、中越地震でも諦めていた人が助かった事件がありましたから、完全に救助をしないわけではないでしょうが。それに、知り合いがその中に居る人にしては、まだ諦めきれないでしょうしね。
………溜息出るなぁ…。