気まぐれ徒然かすみ草ex

京都に生きて短歌と遊ぶ  近藤かすみの短歌日記
あけぼのの鮭缶ひとつある家に帰らむ鮭の顔ひだり向く 

短歌人2月号 2月の扉

2016-01-28 23:44:24 | 短歌人
日高屋の野菜たつぷりタンメンを先づ野菜からいただく昼餉

結局は酒、に落ち着く日日(にちにち)のこころの傷に巻く包帯は

(斎藤寛 なんて健全なんだらう)

まろやかな無添加ヨーグルトを入れるシャンパンゴールドの冷蔵庫

みずからも病かかえているはずのひとは優しい政治を為さず

(若尾美智子 シャンパンゴールド)

<ラクトフェリンヨーグルト>食めばたらちねの母の匂いす薄曇る朝

わかみどりの細身の飛蝗に見惚れしよりわが体内に活力充ちぬ

(荒井孝子 血流)

こんな日は根菜スープを煮込むなりだいこんにんじん牛蒡れんこん

明日はあしたの風が吹くからぱんぱんとシーツたたいて大空に干す

(平林文枝 ヨガはお休み)

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短歌人2月号、2月の扉。題詠*健康法を詠む

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