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史上最北の旅 ~ほっかいどう旅行記 3~

2006年11月07日 10時55分43秒 | 旅あっちこっち
10月11日

 朝、目が覚めると雨だった・・・
 
 まあ、山の天気は変わりやすいっていうし~
 今日は小樽だし~(小樽ってなんか私の中で雨が似合うイメージ)
 と明るく構えていたら

 どか~~ん


 あはは。
 近くに雷が落ちました(汗)

 昨日あきらめた喫茶店「森の時計」は
 朝行こうかと話していたのですが
 この天気だし、もう小樽に行こうか、と相方。

 しかし相方がこの喫茶店にどれだけ行きたいのかを
 私はさんざん聞かされて・・・いや、
 知っていたので(笑)
 このまま引き下がるのもな~と思い
 雨の中、突撃することに。

 喫茶店はホテルから山道(ホントに山道。舗装とか全くなし)を
 少し下ったところにありました。
 白樺などの樹木に囲まれた、木製のあたたかな建物。

 
 んっ???

 樹木に囲まれてる・・・

 ということは???


 


 ぎゃー!!!!!!!
 
 雷落ちるやん。
 死んでまう~。
 ひぃぃぃぃぃ。

 自分がカミナリ苦手なこと、すっかり忘れていました(汗)

 お店のオープンは午前10時。
 店到着が9時半・・・
 オープンまでの間ずっと

 「くわばらくわばらくわばらくわばら・・・」

 いつか遠い昔に教わったカミナリ除けの呪文をぶつぶつ・・・。


 一番乗りな我々の次に到着したのは、年配のご夫婦。
 ちょっと言葉が九州っぽかったので相方が話しかけてみると
 稚内から車で5時間かけて富良野に泊まりに来ている、とのこと。
 そのご夫婦は「ほんわり~」としたあったかいオーラに満ちており
 なんかいいな、と思わずにはいられませんでした。

 と同時に、

 「いろんなことがこれからあるかもしれないけど、
   このお二人を目指して、相方と仲良くやっていこう」

 とやっと新婚旅行らしいことを考えてみたり(笑)
 

 時間が来てお店オープン。

 この「森の時計」はドラマ「優しい時間」のロケ地で
 ドラマの主人公が開いた喫茶店が実際にオープンした、という
 ファンにはたまらない場所。

 カウンター席限定ですが、ドラマ同様に自分でミルを使って豆を挽き
 その挽いた豆でコーヒーを入れてもらいます。

 一番乗りの我々はめでたくカウンター席に座ることが出来
 その作業を体験することができました。
 相方はこの「ドラマみたいに自分でミル使って豆を挽く」が
 やりたかったようで、とても嬉しそう。
 コーヒー好きの私も「自分の手で豆挽く」なんて初めてのこと。
 感動でした。

 いい香りのコーヒーを飲みながら、一瞬「無」に。
 今自分がどこに居るのか、誰と居るのかなんてすっかり忘れるくらい
 すてきなひとときを過ごせました。

 あ~近所にこういう店あったらな~。


 それからすごい山道をぬけて(カーナビ、あれであってたのかなぁ??)
 次の目的地、運河と坂のまち・小樽へ。


 小樽はなんか

 「おしのび」

 とか

 「ひみつの旅行」

 とか、そういうシークレットな旅に最適だな~と感じました(笑)

 会社の部長(もちろん妻子アリ)とOLが
 肩を寄せ合い小樽散策・・・

 きゃ~!!!
 えろい!!!

 な~んて妄想しながら(←バカ)歩きました。

 相方は小樽が自分が期待してたものと違ってたようで
 「もうちょっと歳とったら良さがわかるかな~」
 なんて言ってましたが、私はとても街まるごとすっかり気に入りました。

 港町だけに、海産物が激うま!
 おすし屋さんもたくさんありました。

 午後3時に急激にお腹がすいた我々はおすし屋で
 海鮮丼(私)とイクラ丼(相方)を。
 「北海道物産展」で何度か食べた海鮮丼ですが
 それよりも~っとおいしいかったな♪


 到着前、
 小樽では運河の辺りをみて、「ルタオ」のチーズケーキ買って
 海鮮丼食べる程度でいいか~とガイドブックを眺めていたら

 「流氷凍(しば)れ館」

 という場所を発見!!!
 マイナス15~20度に保たれた極寒の世界で遊べる、と書いてあり
 こりゃ~行くしかねぇ!と決心の中、はたと気づく。

 相方は寒いのが大の苦手。

 しかし言ってみるものです。
 なんだかとても乗り気でした(笑)

 ではさっそく・・・。

 入り口前で入場料を支払い、サッカー選手が着るような防寒着を渡される。
 「あと、携帯やデジカメなどの電子機器も預けてください」
 と言われ、生きて帰れるのかだんだん不安に・・・。

 「一旦入場するとこの入り口からは出られません」
 なんていう張り紙を横目に、スタッフのお姉さんに導かれ入場。

 お姉さんが開けた扉は保冷庫のような分厚い扉。
 「いってらっしゃいませ~」
 というお姉さんの耳にはミッフィーちゃんの耳あてが・・・

 ひぃぃぃぃぃ。

 恐る恐る、あゆみを進めます。

 そこは一面、氷の世界~。
 南極って多分、こんな感じなのでしょう。
 その南極に吹く風を体験できるコーナーもありました。

 ・・・南極の風、苦しかったです(笑)
 鼻の中も、気管支も肺も凍る~~って感じで。
 越冬隊の方ってすごいな~。

 氷で出来たすべり台もあり(大人も滑れる)
 かまくらや氷のベッドもありました。

 私はどこかの国にある「アイスホテル」という
 全部氷で出来たホテルに憧れているのですが、
 ここでその一部分である「氷のベッド」に寝転べて嬉しかった♪


 あ~寒かった・・・
 と言いつつも満足感いっぱいに出口を抜けると、
 スタッフのお姉さんに
 「これで700円は高いよ~。上の人によく言っといて。」
 と絡むおっちゃん発見。。。

 ま、確かにね(苦笑)
 確かにそうだけども。

 でも九州・沖縄の皆様には大変楽しめる場所だと思います☆


 今日の夕食は「海鮮ろばた焼き」。
 炭火の上に網があって、
 その上で鮭やほっけやホタテなどを焼いて食べるスタイル。
 焼き方や食べごろもちゃんとメニューの中に書いてあって
 おいしくいただけました。

 ふと振り返ると、「おひとりさま」の女性が。

 ひとりで焼いて、ひとりでもぐもぐ・・・
 とてもかっこよかったです。

 一人旅っぽかったのですが、
 もし自分が一人旅したとして、ろばた焼きの店に果たして入れるだろうか・・・
 わたしの「おひとりさま」はまだまだ甘いようです。。。

 ここで相方がその女性についてひとこと。

 「あれはきっと、彼氏に捨てられて、
  その思い出の地を1人辿ってるって感じやね」
   
 いろいろと妄想も弾む、小樽でした(笑) 

 

 
  


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6 コメント

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森の時計って (あっこ)
2006-11-07 11:46:02
トトロが出てきそう!!笑
カウンター席、存分に楽しめてよかったねえ♪

大阪のテーマパークで-20度の世界体験したことあるんだけど、あれ寒いというか痛いよね!?
怖くて旦那を残しひとりで走り抜けた。。笑

あとうちも北海道ひとり旅の時、ひとりで焼肉食べたよ(爆
ホテル併設のレストランだけどね(^^;

初め行きにくかったけど、もうどうせ一人だし、じたばたしてもしょうがないと覚悟を決めたら結構楽しめた☆笑


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いい旅だね~ (みちよ)
2006-11-07 19:21:48
石の家 とか、森の時計 とか
その名前も姿もかわいいね!
空気が澄んでいて 気持ちよさそう
氷の世界も体験しちゃうなんて
濃ゆい旅してるねぇ
ごはんも 北国ならではのご馳走だぁ
返信する
いきたーい!! (ゆきち)
2006-11-07 19:24:30
わたしもね、「優しい時間」のファンだったの!
毎週みてたの~
だから、てっげ!行きたい!!
あと、海鮮丼☆
北海道物産展でもおいしかったから本場では
まじうまいんだろうなぁ・・・。

ますます北海道熱が高まってきたよぉ~
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写真の風景が (ちあきどん)
2006-11-07 20:14:38
田野の「長日川」に似てるね!Mちゃんと3人で行ったの覚えてる?あそこの写真かと思った(笑)←北海道旅行記なのに・・・。

小樽の町って、「密会」いっぱいあってんのかな?
密会の場所、そこでもいいねぇ(笑)密会兼ねて旅行、なんて☆
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氷点下の世界 (悠久)
2006-11-07 21:57:46
数年前に、某こどもの国にあった
マイナス何度かの部屋に入ったことを思い出したよw
あーれーはー、痛かった、肌がパキパキになるよね。
寒いの苦手な相方さん、お疲れ様でした(o*。_。)oペコッ

おいらも小樽=不倫旅行なイメージが・・・
『お忍びの似合う街・小樽』
って、キャッチコピーはダメかしら?ww
返信する
コメンツ大感謝☆ (じゃすみん)
2006-11-08 14:30:44
◆あっこねえさん
 まことに、トトロがいそうな森でした(笑)

 凍れ館は寒いより確かに痛かったです。
 最後の方は慣れたのかマヒしたのか(笑)
 ふつう~なかんじでした☆
 お里帰りされて時間があったら行ってみて下さい。 その時は旦那さんを残して逃げませぬよう(^^;

 「ひとり焼肉」なさったんですね~!!!
 覚悟を決めたらあとは何のことないんですが
 (思うより人は自分のことみてない^^)
 その「覚悟」までがなぁぁぁ。

 もっともっと精進(!?)します♪


◆みちよ
 そうなの。富良野で出会ったお店とか
 かわいい名前が多くて、その形も周りの景観に
 すごく合ってた。
 冬は山あいの街なので寒さ厳しいと思うけど
 静かでいい街だったよ~☆


◆ゆきち
 おっ、「優しい時間」ファン見っけ!
 それは是非行ってみて~
 多分あの時居合わせた人のほとんどが
 ドラマのファンだったと思う。
 みんな嬉しそうだったから(^^)

 海鮮丼、物産展のおいしいよねぇ。
 空輸だから新鮮さそのまま!なんだけど
 もっともっと本場だとそのままだった!


◆ちあき
 「長日川」~~~!!!
 似てるわ!ものすごく!!!
 あそこもカミナリの日には近づけないな(苦笑)

 「密会」in 小樽~♪
 いいかも!
 ごはんたべるとこはいっぱいあるし
 ガラス製品のお店とかオルゴール館とかもあって
 オトメゴコロもくすぐられまくり☆

 いつか実現させたい!!!


◆ゆうく
 あ~!某こどもの国にもあったねぇ☆
 夏は最高に気持ちいいんだけど
 冬は誰も見向きもしない・・・(笑)
 一緒にたしか入ったよね。
 ぎゃあぎゃあ言いながら・・・(^^;
 うんうん、痛かった。
 ・・・懐かしい(涙)

 『お忍びの似合う街・小樽』
 このコピー、いい感じ!
 ホント、ひみつの香りがした(^^)
 フフ、同じことを考える仲間がいたわ~(笑)



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