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平和な毎日

ランニング大好き。走るほうは別ブログに書いてるので、ここでは好きなものを中心にあれこれと書いてきます。

シャープの電子のノート

2013年09月07日 | 電脳小物

むむむ、買ってしまいました。シャープの電子ノート。自分は字が下手だから躊躇してたんですが、物欲に負けてしまいました。

シャープといえば電子手帳ザウルス!当時、新し物好きサラリーマンから支持を得たジャパンオリジナルPDA。そして最大の売りがアップルと共同開発した「手書き認識」※アップルはニュートンに搭載。そう考えるとザウルスとニュートンは兄弟機みたいね。

当時PDAで一番のネックが入力をどうするか。シャープの出した答えが「所定の場所に付属のペンで書き込めば手帳が漢字変換までやりましょう」というもの。

1993年当時、パソコンは限られた一部の人間しか使わないものでキーボードなど触ったこともないし触りたくもないというのが本音なお父さんにも「これなら使える」となったわけ。

しかしやがてカラー画面、カメラ機能、更に通信やマルチメディア機能が追加されるにつれ、大きく重く操作は複雑になるうえにバッテリーが持たなくなり、本来の「手帳」という方向性が失われ、お父さんの秘密兵器からガジェットおたくのオモチャになり消えてゆきました。

だいたいさぁ、通信するための手順などサラリーマンお父さんには面倒くさくてやれるわけないじゃないですか。だいいちキーボードを使わなくて清むからザウルスを選んだんですよ。

さて、当時ザウルスの機能のひとつに「手書きメモ」というのがありました。これは画面に書いた手書き文字をそのまま保存するというもの。手書き認識からの派生的オマケですね。

初代ザウルスから30年の時を経て復活したのは「手帳」ではなく「ノート」。機能的には「手書きメモ」のみ搭載。何と当初「おまけ」的な立ち位置だった機能が生き残った、さしずめ会社なら社長以下正社員が全員交代・解雇され、バイト君が残っちゃった感じです。

単機能に徹したおかげで使い勝手は非常に良いです。何といってもパソコンにある「保存」という作業がないのが良い。書き込んだものがそのまま保存される、紙のメモと同じ感覚。

また主流のパッドが静電式なのに対しこちらは感圧式。だから画面に手が触れても問題ない。使うと解るけどメモを取る際画面に手を載せても大丈夫だから安定して書ける、この差は大きい。

バッテリーは充電式。モノクロ画面なら一次電池にして欲しいことろですが、普通に使って1ヶ月以上充電不要というポメラと同等のタフネスさなので問題なし。

液晶が暗いとかアンドゥができないなど、まだまだ改良点も多いですが正直「よく2代目がでたな」という気持ち。だって初代が出たとき後継モデルが出ることはないだろうと思ってましたから。

感圧式なので購入して最初に行うのは保護シートの貼り付けです。これは100均でパッド用のを購入し、カットして使用。何と1シートから4枚取れるので1枚あたり25円でした。

 

 

 


オアポケ2危機一髪

2013年08月11日 | 電脳小物

久しぶりにoasys pocket2の定期点検をしたら「バックアップ電源断」という恐怖のメッセージが。何とオアポケは電池が干上がると「システム消失」になるのだ。

以前なら富士通に送れば「システム再注入」をしてもらえたのだが、さすがにもうこのサービスはやってないのだ。

オアポケ3になると専用のシステムカードがオプションで売られたのだが、初代と二代目にはないのだ。つまり現在オアポケ2ではバッテリー管理を忘れバッテリーが切れると使用不能になるのだ。

しかししかし、実は緊急復旧という方法がオアポケ3にはあり、システムカード無しでも復旧することが「出来る場合がある」。そして更にオアポケ2の一部にもこの緊急復旧が使えるものがあるのだ。

緊急復旧のやり方は「機能」「左シフト」「改行」キーを押したまま電源を入れる。先の三つのキーは押し続けていると運がよければメインメニューが立ち上がる。運が悪ければいくら待っても駄目らしい。

祈りながら電源オン。待てど暮らせど電源断のまま。駄目か‥あらら左シフトキー押し忘れてるじゃん、やり直しやり直し。そして三つのキーを押しながら電源を入れて三つのキーは押したままジーっと待つことしばし、じゃじゃん。

復活した!

ポメラ持ってるのに今更こんな時代遅れのワープロを「どーすんだ」と言われそうですが、このサイズがすきなんだよね。画面が暗くても動きがとろくても変換がアホでも手放せないのだ。

 


DM100用ケース

2013年04月07日 | 電脳小物


DM100には専用ケースが用意されてる。専用品とあって定価は三千円と高目だが、最近はだいぶ安くなっているのでこれを買うことにした(何しろ専用品だもんね、うふふふ)。現物は内側が赤でなかなか洒落てる。しかし実際使ってみるとネットの評判通り「石油の臭いがする」。しばらくすると消えるらしいが、何だか本体に移りそうでしばらく使いたくない。さらにこのケースだとカバンの中にはいるとすぐ見つけられないことがわかった。薄いので周りの書類に埋もれてしまうのだ。


うーん、DM100に合わせたデザインは好きだし、ポメラだけを持ち出すときは必携アイテムになるだろうけど、今は通勤カバンがメインの居場所になるからなぁ。出し入れにモタモタしてると折角の「パット開いて準備完了」が生かせない。さりとて、そのままカバンに放り込むほどアメリカンじゃない。だってブックカバーなんて文化を持つ国の人だもんね。


そんで何か良いものはないかと調べてたら百均で売っているファスナーケースをインナーケースとして使用しているユーザーを発見。そうかその手があったわ。いつもはケースが必要なときは真っ先に百均で代用品を探すのに、今回は思いつかなかった。たぶん、ケースにも拘りたかったんでしょうね。

んで、早速オレンジカラーのA4サイズを購入。当然、サイズは全く違いますね。実際使うとこのこのオレンジカラーが見つけやすい。サイズがA4だから他の書類に埋もれることもありません。ファスナーがガバチョと開くので出し入れ楽々。サイズが大きいからファスナーを閉めなくてもポメラが飛び出す心配もなさそうです。電車で座ってすぐ取り出せて仕舞うのも簡単。うん、代用品としては実に使いやすい。


専用ケースは休日のお供に使うのだ(少しはやまった気もしたのだ、反省)。


しつこくDM-100で引っ張る

2013年04月06日 | 電脳小物

DM-20に比べて良くなったのは外部メディアがMicroSDからSDカードに変更されたこと。DM-20ではこのMicroSDの取り出しが非常に面倒だったのだ。早い話が私には「つまんで取り出せなかった」。だからバネの力で飛び出させるんだけど、下手すると何処に飛んでいったか分からなくなる。また小さいからすぐ行方不明になるのだ。SDカードへの変更はとても嬉しい。アダプタ使用でDM-20とカードを共通できるから問題なし。


またSDカードになっただけじゃなくて、スロットも変わった。何と挿入した状態でも3ミリほどカードが出ている状態なのだ。そう、画像は挿し込む前ではなく挿入後なのだ。実はキーボードの盤面とその下では3ミリほど段差がある。だからこの状態で「面イチ」になるのだ。確かに3ミリしか出ていない状態ではつまんで出すことは困難だった。一見、中途半端に見えるカードの状態も意味があるのだ。え?だったらそこだけ面イチになるようデザインしたほうがスマートだろって。多分ね、その方がコストがかさむ、もしくは出来上がって気が付いた、どっちかでしょう。

そして発生したトラブル。
ネットである程度予期していたけど、ついに発生しました、ボタン電池トラブル。ポメラの泣き所はこのボタン電池の接触が悪く、電池容量が充分なのにも関わらずバックアップ電池切れ状態になるのです。それについては電池アダプターに爪をつけるという対策がなされたようです。お迎えした個体は爪付きタイプでしたので大丈夫かなと思いましたが、発生しました。

開いた状態では問題ないことから、キーを叩いているとそのような状態になるのでボディ剛性に問題がありそうです。メインバッテリー交換時にバックアップ電池の接触不良が発生したとき「時間が狂う」というトラブルが発生するので、タイムスタンプを多用する人には深刻なトラブルだと思いますが幸い自分はタイムスタンプを使用しないのと、電源オンオフで回復するので「しゃーないなぁ」ですませてます。


これがソニーとかアップルで発生したら大騒ぎなんでしょうが、ネットで見ても多くのユーザーは同じように「ありゃりゃ」でおしまい。少々のトラブルがあっても「許す」というのはポメラの「徳」なんでしょう(笑)。そんだけ愛されてるんでしょうね(自分も含めて)。ただ次のモデルはキーボードの剛性をアップしてくれたら嬉しいなぁ。なんたってガンガン叩きたいもんで。


気分を変えてJornada710

2013年03月24日 | 電脳小物

先日のポーター500円バックで「後ろにはタブレット、ポメラ、文庫本を入れてます」と書きましたが、あれ「嘘」です。修正します。実は最近ポメラに代えて電脳古代史ではカンブリア紀に属すると言われる物を使いだしているから。それはJornada710(笑)。

古代史を紐解くと発売はなんと今から15年前。そう電脳考古学では白亜紀より遥かなる太古、PDAなる生物が繁栄を誇った時代があったのだ。ザウルス種、パーム種、CE種などが覇権を争い、その中でもモノクロ目、カラー目にブレット属、キーボード属などに分化したその様はまさに電脳カンブリア爆発。

しかし彼らが誇っていた「通信」は、当時周辺機器にすぎなかった携帯電話にその座を奪われ、マルチメディアは宇宙人iPodに全面降伏。スケジュール管理は紙の手帳の復権で衰退。数年で忘れられてしまった。もっとも普通の人には「PDA?何それ?」みたいな存在なんですけどね。

そんでもポメラのヒットみたいに単純なテキスト入力マシンは今でも需要があるんですよね。なんで部屋を片してたら出てきたJornadaに灯をいれたら、これがなかなか使いやすい。
実は私、この手のデバイスはオフライン運用なんです。もっと言ってしまうと当時からパソコンとの連携すらほとんどせずもっぱらスタンドアロンのテキスト入力マシンで使用してました。なのでネットに繋がらなくても全然問題ないのです。

起動の速さは現代でも十二分に通用するもの。そして何よりJornadaで素晴らしいのはキーボードのフィーリング。Jornadaは「叩く」感覚でパソコンのキーボードに非常に近い。このサイズとしては極上の一台と言えるでしょう。キーボードは人と電脳小物を結びつける唯一のインターフェイスなので、このフィーリングが悪いとストレスが溜まります。個人的にはJornadaとCEモバイルギアのキーボードが未だにこのクラスではお気に入りです。

DM20と違ってキーボードを折りたたむ必要がないのにサイズは充分小さい。本体のデザインやカラーも好き。いつでもどこでもテキスト入力マシンとしてならまだまだ現役だわ。オマケとして考えるとスケジューラーやメディアプレイヤーなどポメラより充実した機能を備えているしね(使わないけど)。またサブセット版とはいえオフィスを搭載しているのが嬉しい。ないよりはあったほうが何かと便利なのだ(これも使わないけど)。

もっとも使っていて化石だと感じてしまうのが液晶画面なのだ。とにかく太陽光の下では全く見えない。今までは朝の通勤時もお天と様が顔を出す前だったので問題なかったが、今では朝は「使えません」(まぁ寝てるから変わらないけどさ)。ただし、休日のお出かけのお供となると辛い。やっぱしポメラか。